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先ほど、NHKの国谷さんの番組で、『千の風にのって』の訳詩と作曲を担当された芥川賞作家の新井満さんが登場された番組を見た。
この歌が流行していたのは紅白前の宣伝から知ってはいたが、最近まで歌を通して聞いたことは一度もなかった。イケメンらしい声楽家の歌唱スタイルや声質が私のナイーブな肌に合わない・・というより、単なるオヤジの嫉妬心からだが、今日の番組を観て感動を新たにした。
「新曲」かと思っていたが、古い作詞者不詳の歌なんですね。知りませんでした。著作権切れでしょうから、原詩をのせます。これだけで充分に感動です。「911」を始め、色んな追悼の場面で朗読された有名な詩だそうですね。全然知りませんでしたが、その理由は何となくわかります。
先月のこと、娘と一緒に静かな山道をドライブ中に、私はこの歌を始めて通しで聴きました。ハッとグッとピッと来て、FMの音量を上げて耳を傾けるうちに自然と涙が溢れてきて、前が霞んで崖にぶつかってしまいそうでした。多感でおマセな娘に涙を気付かれたら恥ずかしい・・と思って横目で眺めたら、娘はスヤスヤと眠っていました。
正直なところ・・・私は、その娘に自分が空から歌っている気持ちになってしまいました。 ほんとにいい歌ですね。
オペラ歌手が艶やかに歌うより、普通の人が死ぬ前に録音してCD化して家族に残せたら・・ あるいは、死んだ人の声の音質から再現して、本人が歌っているように調整加工して家族に残せたら・・ 写真やビデオの映像と共に本人の声で流れてくる『千の風』があれば、私は安心して死んでもいい・・かも、と感じてしまいました(ちょっと極端ですね)。
新井さんの訳詩と曲も素晴らしいですが、原詩もシンプルで素敵です。
Do not stand at my grave and weep
I am not there, I do not sleep
I am in a thousand winds that blow
I am the softly falling snow
I am the gentle showers of rain
I am the fields of ripening grain
I am in the morning hush
I am in the graceful rush
Of beautiful birds in circling flight
I am the starshine of the night
I am in the flowers that bloom
I am in a quiet room
I am in the birds that sing
I am in the each lovely thing
Do not stand at my grave and cry
I am not there I do not die
(1932年にメアリーが書いたオリジナルバージョン)
今の正直な気持ちを ちょっと、書き残しておきたかっただけです・・
読んでくれてどうもありがとう。
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