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『家族へのムンテラ』、最近の個人情報の問題で中々難しくなっていますね。今日は、チョッと??という事があり、「あれで良かったのか?」と今になって心配しています。
患者さんは70代前半の男性、3年近く外来で慢性C型肝炎と肝硬変を管理、定期的にエコーをやっています。これが国保でよく最近は削られてしまって、「エコー検査頻度」が訴訟との関係から悩みの種です。しかし、幸か不幸か径15mmのSOL発見し、肝癌疑いで直ぐに基幹病院に紹介しましたが、診断が中々難しかったのか、結局紹介後2ヶ月目に生検でやっと肝細胞癌の確診を得ています。しかし、ラジオ波治療を奨めても「今すぐは入院できない」との患者側の理由で退院して自宅にいたようです。診断後、私はまだお会いしていませんでした。
その患者さんが、転倒打撲内出血して別の初めて行く救急外科病院に搬入されました。病歴や肝癌の存在を知らない救急病院では、血小板減少と内出血とを過度に心配したようで、症状は皆無なのに なかなか退院許可が出ないようです。
それを聞いた遠方在住の娘二人が「話を聞きたい」と午前中の多忙な時刻に(今しか時間が取れないからと)来院されました。どうやら全く初めて肝硬変と肝臓癌の事を父親ではなく母親から聞いて心配になったようです。当然ながら、基幹病院の担当医に連絡したのですが、既に退院していたためか、当院からまず聞きなさい・・と言われたそうです。でも、自分で説明してくれた方が詳しいでしょうし、なぜ、当院に聞きにいけ・・と言ったのでしょうか?
私には特にヤマシイ事もなく、基幹病院側にも問題点は無かったと判断していましたので、包み隠さず全部お話いたしました。しかし、患者である父親と母親は、娘達には慢性肝炎・肝硬変・肝臓癌の事はほとんど話していなかったようです。というより、母親にも詳しくは話をしてなかったようです。それで、自分勝手に「ラジオ波治療をせずに退院」して家族には隠して?家でブラブラしていて転倒の後に初めての病院に入院になったようです。
現在入院中の救急病院と、先に入院した期間病院間の連絡が上手く取れておらず、どの医師をセンターに持ってくるかなど「難しい状況」になっていて、娘達が混乱しているようでした。最初は当方の「癌発見の遅さ」を疑うかのような雰囲気もありましたが、最終的には当方の「発見の早さ」を驚いていたようです。その時点で当方に対する疑念は晴れて、全面的に当方に今後の方針の指導を求めてきました。
しかし、??なんです。
なぜ、患者は、妻にも娘達にも本当の病名や病状を伝えていないのか?なぜ、入院して肝臓癌の治療に専念しないのか?なぜ、娘達は両親に黙って基幹病院や入院中の救急病院ではなく私の診療所に話を聞きに来たのか?なぜ、基幹病院は、紹介から診断までに2ヶ月以上かかっているのか?なぜ、現在入院中の病院は肝臓癌を指摘できず?に、血小板輸血を繰り返そうとしているのか?
まさかとは思いますが・・・
娘達は本当に娘達か? 娘と父親の間には利害関係は存在しないのか? 患者は、将来的にも「自分が肝臓癌であること」を家族達にも隠そうとしているのではないか? そうとすれば、理由は何なのか?経済的理由なのか?
そして、一番の??は・・・
そんな疑心暗鬼の娘達に、私が洗いざらい父親の事を(父親の許可無く)説明しても良かったのか? という事です。今になって悩んでます。『僕が話をしたと聞いてお父さんに怒られちゃいますよね・・僕に詳しく聞いたとは言わないでくださいよ』と念を押して帰って貰いました。
今では銀行や郵便局での送金などの際に、免許証や保険証を提示を求められる時代です。医療だけどうして身分確認をしないんでしょうね。個人的には確認の必要性は無さそうとおもいますがね・・・
読んでくれてどうもありがとう。
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