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2007.02.09 17:55 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 0

暖冬サマさま

ヤッパリ今年はまだ、開業医の味方と誤解をされている憎いインフルエンザが当院には来ません。各地では学級閉鎖が行われていますが、当地ではこのまま今季はゼロで行っちゃうんでしょうか?

昨日集計が終わった一月の患者数(レセプト数)は、昨年同月に比べ、マイナス4.1%でした。凄い減少率ですね~気が遠くなりそうですね~。印象としては確かに超ヒマでした。昨年ならブログを書く気力や時間はありませんでした。ブログを毎日更新出来て幸せですね。多分インフルエンザ様の来なかった影響でしょう。昨年に比べ、診療報酬の単価も大幅に下がっており、普通なら多分つぶれますね。

ただ、私が悲しんでいるかというと、前にも書きましたが、必ずしもそうではありません。

慢性疾患で定期受診中の方をユックリ診療できますし、日頃は忙しくて避けている検査も難なく出来ます。ユッタリ丁寧に診療できますから診療所の評判も落ちません。何しろ医療はサービス業らしいですからね。

院内感染?を恐れて来院を避けたり、処方だけでソソクサと帰りたがる患者さんも今季は居らず、結果的に一人当りの売上(単価)があがります。私も職員も感染の危険が相当に減りますし、そのためのストレスや職員の突然の休みの心配もなくなりますから毎日あかるく過ごせます。

光熱費も減りました。売上も結果的に、昨年より逆に上がってしまいました。ヒマなのに売上が上がる・・・申し訳ないですが本当の話です。時間外電話も少なくて楽でした。良い事だらけ・・・ですね。

アメリカにいた時には、ボスの診察風景を良く眺めていたのですが、チョッとの患者さんを予約制でジックリ丁寧に診察してガッポリ頂いて凄すぎる豪邸に住んでいました。いいですね、アメリカは・・・

患者数が大幅に減ったのは、地方の疲弊した経済状況を反映しているのかもしれません。というのは、診療費タダの生活保護患者数だけは倍増しておりました。

これで良いんでしょうか?ちょっと気になります。

 

読んでくれてどうもありがとう。

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2007.02.09 15:20 |  医療事故  |  murajun  | 推薦数 : 0

予想に反した困った事

なんとも予想に反した困った事が毎日おこりますね。

先日は、いじめた中学生が、担任に「いじめ調査や教育的指導」を受け、いじめた相手に謝った後に、自分自身が自殺する事件がおこりました。安倍教育再生改革案で、「イジメ生徒への学校側の厳しい対応容認」が表明されたばかりでした。ナイーブなんですね、子供達は。続くかもしれませんね。

今日は、飲酒運転で事故を起こした「休職中のアル中患者」を拘留中に死亡させる事故が起こりました。奈良市職員のズル休職が頭に浮かんだり、福岡市職員が追突で子供3人を死亡させた後の飲酒運転への罰則強化が、「たとえアル中でも容赦しない」扱いになったんでしょうね。アル中は病気であって、断酒は非常に危険な行為なのを知らないんでしょうね、警察は。医師も警察にかないませんものね、従うしかないですしね。留置所で酒を飲ませときゃ多分死ななかったでしょうね。病院では飲ませますよね、こんな場合は。

ヘビースモーカーに禁煙をさせるために禁煙パッチを使用して心筋梗塞が起こりますし、産科医療のミスを警察が減らそうとすると、安全にお産できる病院や産科医が減ります。世の中、上手く行かないものですね。だから、医療過誤も単純に「ミス」と思ってもらってはいけませんね。当事者、(医療の場合には医者)の意見も良く聞いてほしいものですね。

福岡市西区で8日、飲酒運転による道交法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕された市職員松原康繁容疑者(52)が同日深夜、拘置中の県警西署の留置場で容体が急変し、9日未明に死亡した。同署が死因を調べている。
同署によると、松原容疑者は8日夜、留置場で寝ていたが、午後11時50分ごろから手が震え出し、約5分後、嘔吐(おうと)し呼吸が止まった。署員が人工呼吸や心臓マッサージを行い、病院に搬送したが、9日午前4時20分ごろ死亡が確認された。
松原容疑者は、慢性膵(すい)炎で1日まで入院していたが、拘置前に医師に診せた結果、水分補給に注意すれば拘置に耐えられると診断されたという。(新聞報道)

 

思い起こせば、私が留学から返ってきたのと一緒に医局の教授に就任された@@教授の初めての回診の最初の患者が「アル中の心不全患者だった」と記憶しています。回診での最初の患者というのは「重症で要注意」ということを意味しますから、教授の第一声は、『気を抜くなよ、断酒は死亡の危険が高いよ。泊り込んででも良く観察しろよ』だったと思います。その詳しい理由は、・・・(当時興味が無かったので)良く覚えていませんが、アメリカ臨床生活が永かった@@教授の説明は気合がはいっていました。的確だったんですね、今思うと。尊敬しなおさなきゃ・・・

なんでも、慎重に事を進めないと予期せぬ反動が来ます。医療費を削ろうとすると幅広い問題も生じます。今がその時期ですね。

風邪で元気の無い患者が「ビタミン注射だけを」希望してよく来てたのですが、最近の保険当局の指導を受けて、当院では全くしなくなりました。そのため(今まで注射だけで帰っていた人に)風邪薬の投薬をするようになったら、その人達の医療費が薬代で3倍くらいにアップしてしまいました。これも医療費だけみると全く逆効果でしたね。

 

読んでくれてどうもありがとう。

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