murajun
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2007/01 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

新着トラックバック

2007.01.22 21:49 |  その他(一般)  |  murajun  | 推薦数 : 0

宮崎県知事選挙について

私は宮崎県民ではないし、宮崎には親戚もゼロなんだが、宮崎県知事選挙の行方は我が家では結構話題だった。投票日の昼間も、家内は「そのまんま東は色々事件を起こしていてイヤよね・・絶対通るはずないわ」と子供に賛同を得ようとするが、私は「多分、そのまんま東が当選するよ。落ちてもギリギリ・・」と元気なく主張していた。家族の誰も選挙戦をモニタリングしていたわけではなく、何の事件で検挙されたかも知らないのだが・・・

夜テレビで東候補当選確実の報が流れると、子供達が慌てて家内に伝達に行ったほどだ。

色々と勝因が語られているが、私は「妻より宮崎を取った精神・・」が勝因だと感じている。子供達が私に「パパが東京に住んでいたとして、故郷の**県がダメになりかかったとき、ママが離婚してでも東京から離れない・・と言ったら離婚してでも県知事に成りたい?」聞いた。僕は、「**県が苦しんでいるなら、悪いけどママより故郷の**県のためを考えるだろう・・」と答えると、「ママ、大変だよ。パパが・・・」と慌てて走って知らせに行った。

半分冗談なのだが、半分本気だ。嘘かホントか知らないが、東候補がもし加藤カズ子より宮崎県知事を選ぼうとしたのであるなら、私は「その意気や良し・・」と一票を投じただろう。

私の勝手な思い込みかもしれないが、朽ち果てかかる地方の再生にはその位の意気込みを最低もっていて欲しいと思う。

それにしても、何とか言う女性の副知事が「アズマさん」と呼んだのはワザとであるのは明白なので失礼千万と感じる。

 

読んでくれてどうもありがとう。 

固定リンク | コメント (0)

2007.01.22 19:29 |  診療  |  murajun  | 推薦数 : 2

納豆といえば・・・長嶋さん

納豆のフジテレビ系による出鱈目放送は、医療関係者のみならず一般の人々にも大きな怒りをもたらしている。もともと納豆の臭さが苦手な私としては、納豆臭の蔓延を食い止めたとして、歓迎する報道であった。

大の納豆嫌いからすると、「幾ら自分がデブでも死んでも納豆だけは食べない」と心に誓っていたが、この社会現象を別の放送や雑誌が取り上げるという連鎖報道にはウンザリしていた。テレビや有名人の発言とはかくも影響が甚大なのである。

 

まあ、フジテレビやマスコミを批判するだけで終わるのも芸が無いので、気になる話題を一席・・・

納豆といえば、・・・あるある大辞典・・・ではなくて、納豆といえば「ワ―ファリン」がまず思い浮かぶのは循環器専門医の本能というもの。心原性脳塞栓症に対する抗凝固療法の薬ですね。角栄さんや小渕さん、長嶋さんや平沼さんも脳梗塞に倒れられていますので身近な問題です。家族や親戚に一人くらいは心房細動などの塞栓症の原因となる人がいるはずですね。そのワーファリンの内服の際には血液検査をしながら調節が必要です。

最近では、PT-INR(国際標準化単位)という指標が多く用いられるようになりました。以前はTT(トロンボテスト)が主流でしたが、今では世界共通の指標としてWHOではPT-INRの使用を勧告しています。この事で、長嶋さんの主治医として有名になられたU教授が一般向け啓蒙書「これだけは知っておきたい  脳梗塞の予防と治療」のP218でこんな事を書かれています。

『 INRではなく、TTを指標にしている医療機関がいまだにありますが、国際的には指標として認められていません。INRとTTのどちらを用いているかは医療機関のレベルを判定するバロメーターになるでしょう。』 とのことです。

実は、うちではTTを使っていました。昨秋にU教授の講演会でこの一般向け啓蒙書を有難くも無料で戴き、この記事に驚愕しましたので、そこまでいうなら患者の評判を気にした方がいいかな・・と、現在は「INR表示も併用」にしました。ただ、いまだに疑問があるんです。両者で「医療機関のレベルを判定するバロメーターになるほど」違いがあるのだろうか?・・と。でも、患者さんの評判は気になるんですよね、これが案外。

トロンボテストは研修医になった頃からずっと変わらず、37度の恒温槽で患者血漿に事前に調整した試薬(トロンボテスト オーレン)を混入して固まるまでの時間を測定し、換算表から割り出した%で15%とか表現します。試薬が製造バッチ毎に微妙に違いますので同じ時間でも少し変わる事もあるわけです。手作業ですから上手下手がありますので、勉強は上手でもTTは下手な事があるわけです。自分ですると時間を取りますので、偉くなるとしたくなくなりますので人任せになります。すると、精度は必ず低下します。でもチャンとやると、殆ど機械で測定する凝固時間と同一になります。

全部の事は知りませんが、INR測定用の(安いタイプの)機械に使用する試薬にもトロンボテスト オーレンが使用されます。WHO認定は、国際標準ヒト脳由来組織トロンボプラスチン試薬らしいですが、各社試薬の試薬間でISI国際感度指数を求め、実測値をISIで補正するのですからPT-INRとTTは正確にやれば同じなはずです。

簡単?に言いますと・・・、機械は実に簡単で、37度に温まったブースに試薬を用意し、やはり血漿混入後の「固まるまでの時間」を計測するのです。そして、内臓コンピューターで凝固までの時間からINRを計算で算出します。このときも試薬毎の補正値入力が必要です。で、凝固時間から「試薬に添付の補正グラフ」で当然のようにトロンボテストも正確に計測できます。両者の対応表では、肝心のINR2~3程度ではTTも直線に近い相関があるんですが、2以下だとTTの方が使いやすい表示だとおもうんですがね・・・単なる慣れでしょうか?

つまり、同じことを測って別名で表現しているようなんです、私の理解では。ただ、詳しい人に言わせると、『WHO標準試薬の方は第5凝固因子の影響を受けやすいので、正確に測定する限りはTTの方がいいんだけど・・』との事で、この辺は良く分からないんですが。ただ、TTは先ほど言った様に上手下手の差が出ますので、誰でも同じ値が出る機械に頼るINRの方が信頼はしやすいでしょうね。

でも、中には機械のINRとほとんど同じ精度でTTが可能な弱小施設も沢山あると思うんです。ですから、INRとTTが医療機関のバロメーターだと一般の人に啓蒙されてもどうか?と思うんです。手作業で沢山TTやるのは、ヒマな開業医には簡単なんですが・・・

どうでしょう? なにかPT-INRとTTには決定的な違いがあるんでしょうか? 有名なU教授が一般向けにかかれてますので非常に気になって夜も眠れません。

 

読んでくれてどうもありがとう。

固定リンク | コメント (1)

2007.01.22 17:35 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 0

夕張透析への異見

夕張市立総合病院の規模縮小に伴う透析中止問題、どうなってるんでしょうか?

数ヶ月前にNHKテレビで有名になられた総合診療のスペシャリストが経営権を引継ぐ話が最近出たばかりなんですが、この決定はあのDrも承認した話なんでしょうか?もし、彼がOKした話なら少しガッカリというか、相当期待してたんですが・・・

透析患者さんが既に33人いて、機械や施設があって経験のあるスタッフもいて、それらを安く利用できて、どうして経営的に回らないといって諦めるんでしょ?全国どこでも、その患者数が居れば透析は黒字だと思います。ただ、透析専属の医師を追加で雇うと完全に赤字ですけどね、今の診療報酬では・・・。

競争相手がいないので、過剰なサービスも不要で質が悪くても周辺施設へ逃げ出す患者さんも皆無でしょうに・・。地域に無いより絶対マシなんじゃないでしょうか?立ち上がる多くの弱小透析施設では最初から33人なんて患者さんはいませんし、当院の場合には開院2週間目に一人目を受け入れてから夕張と同じ33人になるまで、約4年ほどかかりました。それでも、一人で外来も透析も何でもやりましたから黒字でしたし、最初から33人なんてサテライト開業の様な場合は羨望の的でしたね。それに、透析医療は総合診療の典型です。総合診療科の医師からみれば透析患者は疾患の種類の点では極めて遣り甲斐のある面白い領域です。無限に総合診療専門医の本領発揮が可能ですよ。医師不足どこ吹く風の「スタッフだけで回す透析室無医村」が全国にはゴロゴロあるそうですが、医師の研修は少しやれば直ぐに馴れます。

もちろん、総合診療でない「ただの内科医」が引き継ぐなら止めた方がいいかもしれませんが、「総合診療スペシャリスト」なら能力を発揮する絶好のチャンスなんじゃないですか?透析が3K職場である事は否定はしませんので、無理はしない方がいいでしょうが・・・でも、透析は儲かるなんて昔の話になりましたね。

それと、透析施設にダイレクトメールで某経営コンサルタントからセミナーの広告文書が度々送られてきます。今日もとどきましたが、透析学会では有名なこのコンサルタントに相談すれば簡単に経営再建できるんじゃないでしょうか?広告には「講演会では教えない秘密?」を伝授して300件らしいですよ。高くつくかもしれませんが・・・

 

読んでくれてどうもありがとう。

固定リンク | コメント (0)