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2006.12.27 19:08 |  旅行 / 宿  |  murajun  | 推薦数 : 0

Boxing Day

ボクシング デー と言っても、20日の亀田一家ボクシングではないデー  個人的には、亀田一家のボクシング自体には興味は全然無い。

後で書くが Bermuda's Unique Dance Heritage である。

クリスマスプレゼントを開いたり、世話になっている周囲の人々へのお返しの気持ちを表現する日なのだそうだ。つまり、頂いたプレゼントBOXを開ける日クリスチャンではない私には、何故1~2日もプレゼントを開けずに根気良く待てるのか少々理解不能なのだが、英国文化の影響を強く受けている地域では特に大きな祝日で、25日 クリスマス デイ後の最初のウイーク デイを祝っているらしい。つまり今年は12月26日火曜日だ。アメリカ人は、多分25日には開けていたと記憶している。 

と言う事は、もう済んだ話だということになって、フレッシュさを売りの一つとしている当ブログの趣旨に反しかねないが、一応時差の関係で現地はギリギリ間に合うか?と思った訳では・・・ない。

では何故今日ここに書こうとしたかと言うと、ブレア首相家族がマイアミ空港で滑走路からオーバーランした報道を聞いたからだ。何故Boxing Dayにブレアが新作007EUの巨大エアバステロターゲットになったマイアミ空港にいたのか?007の宣伝にMI6が首相を利用して事故を起こしたのか?まさか、ボンド君が救ってたりして・・・

と言うのは勿論関係なくて、実際には事故後にブレアはBermuda Islands に向う予定と報道があったから・・というのが真相だ。

 

バミューダ諸島は英国領で、ボクシングデイの祝日は勿論あるが、書きたかったのは「Bermuda の Boxing Day における伝統の祭り」の事だ。色々検索してみたが、さすがに日本語で祭りを紹介する記事は極めて少なかった(見つけられなかった)。

日本人にとってバミューダと言えば、今では流行らないバミューダパンツと魔のバミューダトライアングルだけかもしれないが、なかなか素敵な島である。アメリカ東海岸から適度な距離でもあるので、お金に余裕のある官製留学の役人家族や大企業セレブ派遣家族には馴染みのリゾートかもしれない。貧乏医師留学組ながら何故知ってるかと言うと、三度の飯を削っても旅をしたがる本能のなせる業だった。

 

さて、カーニバルの類似品Gombeyと呼ばれる伝統行事は、地域によっては別の名前で呼称される。代表的なものは水害を被ったNew OrleansMardi Gras だったり、懐かしきPhiladelphiaMummers だったり・・・ いづれ劣らぬ素敵な祭りである。特に、PhilaMummers は元旦に行われる素晴らしいパレードのわりに世界的には知られてないので、後ほど書き残したい。mummersと言う語源からは、カーニバルとは異なり、bermudaのgombeyにあるいは近いかもしれない・・・ 

 

さて、前置きが随分と長くなったが、写真に載せた仮装の群集が、軽快なドラムのリズムにのせて、アフリカのBantu語に語源を持つGombey danceをしながら島を練り歩くのである。ちょうど1992年の年越しをバミューダで行った私達のホテルにも正月特別のお祭集団が獅子舞の如く集まってくれた。あの太鼓のリズムはアフリカ特有のものであり、未だに耳から離れない。アングロサクソンの英国領には似つかわしくない気もしたが、住民のほとんどはアフリカ系黒人であり、18世紀から続く伝統行事だということである。

年の瀬が近づいて来ると、暖かな島での年越しを懐かしく思い出す。この旅については、後ほど改めて書き残しておきたい。

 

読んでくれてどうもありがとう。

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新型インフルエンザ対策として先日厚労省が発表した内容は、私には非常に恐怖だった。真剣に真意を尋ねたいものだ。

発表の第一は、流行時の国内死亡者数の予測・・・12万人。

これはパニックを考慮して以前の発表より大幅に減らした数字のようだが、これでも1000人に一人は新型インフルエンザで死ぬ事になる。交通事故死の150倍だ。感染者はその数十倍になろうし、隣近所や職場内で知ってる誰かが必ず新型インフルエンザに感染することになる。しかし、裏がありそうな発表が続いた。

その第二の発表が・・・以下の報道(コピペ)だった。これには、心底驚いた。

これまで、病気流行に備えて、政府が国民に最低2週間もの食料備蓄や外出自粛、自宅待機、常備薬備蓄、仕事の家庭内執行などをガイドライン化などで要請したことは無かったと思う。それ程の事を徹底すれば12万人の死者で収まる・・という事なのであろう。新型インフルエンザに対してのWHOや各国政府機関の警戒感は尋常ではない気がするが、総論賛成でも各論となると極めて曖昧だ。色々あるが、一点に限定して危機感を述べたい。出来れば厚労省に明確な回答を求めたいが・・・責任感は期待できそうもない?・・・失礼。

国内での流行が報道された際、感染者や医療関係者はどうすべきか?

患者は病院に行くのか、行っていいのか?受診に行ったら普通に受付して大勢と一緒に待合室で待つのか?通常インフルエンザと初診時に区別可能な事は(特に診察前には)絶対に不可能であろうから、院内に一人でも新型インフの患者が来院すれば、病弱な人々や医療関係者に容易に感染するのではないか?かといって、来院拒否して自宅で増悪と死を待つのか?

疑われる患者が新型肺炎SAASの時みたいに限定的な人数ではないわけだし、あの時の対応すらママゴトみたいで、隔離問題ですら大変な騒動であった。

かつてSAASが疑わしい患者が来た際、私に保健所から指示された事は、「まず患者を院外に退出待機させ、公衆電話や携帯電話で電話相談してもらい、対応指定の県立病院へ受診依頼の連絡をとってあげて、特定の出入り口を介して受診させる」というものであった。実際、そのたった一人の患者を受診させ「SAASが否定的」との診断を得るまでに半日がかりで多くの関係者が翻弄された。新型インフが通常インフと同時流行した場合には、絶対に全ての医療機関がパニックに陥ると断言できる。デパートや役所やパチンコ屋や工事現場や電車は、大型台風襲来や関東大地震と思って休めばいいかもしれない。しかし、肝心の病院はどうなるの?

事務や看護師、技師、給食係、勤務医などが罹患したり恐れたりして出勤せず、政府の推奨通りに自宅待機したら病院は完全にマヒする。それだけじゃなく、通常の患者の中には管理不足のために急変者が続出するはずだ。産科は自宅出産すればいいし、眼科や皮膚科など緊急性の無い診療科は閉めればいいかもしれないが、例えば透析施設はどうなるの?

透析室では、MRSAやB肝C肝でもノロウイルスでも非常な緊張を強いられるのに、強力な空気感染の新型インフが世間で流行してる最中に患者がインフ症状を呈したら・・・透析拒否で自宅待機したら絶対死亡するし、受け入れて透析室全体に撒き散らしたら、病弱な透析患者は全滅もありえよう。感染力が弱い結核患者ですら受け入れ可能な透析室は極めて少ないのが現状だ。そもそも医師やスタッフが自宅待機すれば、透析不可能で患者は全滅する。技術職で燃え尽き寸前の激務の職場、交代要員が見つかるはずはない。医療職は自分が感染して死ぬかもしれない状況でも自宅待機が許されないのか?どうするのか?医師免許を捨ててでも生き延びる方が良いのではないか?残された家族を誰が守る?

管理者(院長)は職員に、新型インフの危険を押して出勤命令できるのか?それで死んだら補償責任は誰が?患者が罹患したら「拒否して見殺しに」法的にできる?患者の訴えは棄却される?院長が罹患して死んだら莫大な借金は誰が補償してくれる?閉鎖中の職員給与は支払い義務あるの?

定期通院中の重症心不全や重症不整脈などの患者は自宅待機?全患者に持病の定期薬を2週間分備蓄させるとなると、費用は保険で出るのか?保険者の査定減産は無いのか?そもそも2週間の待機中にアウトブレイクは収束するのか?

一月に政府から出されるガイドライン。医療職は自宅待機の対象外とするならば、死んだ時の責任や補償を明確に願いたい。もし、医者や看護師が死んでも政府に責任も手厚い補償もないなら、医師や看護師にも診療を続ける責任は無い・・・と私は思う。 

まだまだ聞きたい事は山ほどあるが・・・考えれば考えるほど、死ぬより医師免許を捨てて逃げ出したほうが得策に思えてくる。

 

読んでくれてどうもありがとう。 

 

以下、コピペ 

厚生労働省は、人から人へ感染する新型インフルエンザが国内で流行した際に備え、国民に2週間分の食料を確保することなどを求める方針だ。外出を極力控えることを促し、感染者との接触で患者が増える事態を防ぐ。新型発生時の行政や個人の役割を定めるガイドラインに盛り込み来年1月にもまとめる予定だ。

新型が国内に広まっても自宅で過ごすなどの自衛策を講じれば大流行を防げる可能性がある。厚労省は外出を控えることの重要性を強調。食料などを事前に確保することや、持病がある人には一定量の薬を手元に置いておくことを促す。

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2006.12.27 00:39 |  診療  |  murajun  | 推薦数 : 1

お金が無いので入院出来ません

癌だった、多分。それも進行癌で末期かもしれない・・・

そうとしか考えられない今日午後の女性患者さんは、実に五ヶ月振りの来院だった。高血圧と糖尿病の薬をかつて3ヶ月ほど処方していたが、いつの間にか来院が途絶えていた。「来るものは拒まず、去るものは追わず」で、特に来院案内などは当院では行っていない。私の所に来る前も隣市の病院へ半年ばかり通院が途切れた後だった。一人暮らしの60代女性で以前の体重は76kg、摂生不良のデブだった。当時、メタボリック症候群として体重減少を薦め、高血圧を管理し血糖値や脂肪肝由来の肝機能値の改善が見られており、Good Controlの一例とも言えた。その彼女の本日の主訴は「腹の張り出し」だったが、今の体重は70kgだった。五ヶ月も来院が途絶え、顔は覚えていたが腹回りまでは忘れていた。確かに妊婦体型で、一目でメタボ性ではないと感じたが、76kgから一度66kgに落ちて71kgに戻ったというのが気になった。

自覚症状は5日前からの腹の急激な飛び出しのみ。10日前は比較的「普通のデブ」だったようだ。今回も当然ながら高血圧があり、服薬コンプライアンス不良で受診中断したパターンなので厭味の一つでもかまそうかと思ったが、臥床しての腹の盛り上がりに緊張して優しく腹部触診を行った。上腹部はガスではなく腹水が疑わしく、下腹部は・・・非常に硬かった。それだけで癌だと直感したが、何の癌だろう?エコーで探ると臍下に児頭大の充実性腫瘤を認め、腹水は3L以上と思われた。全身状態も悪くなく、痛みも無く排便良好で、消化器系より婦人科系かと思われたが、確診を下すのは総合病院に任せて「私はお腹は専門外だが、入院しての精査と加療が必要だと思う。明日、場合によっては今からでも入院しなさいね」と言うに止めた。

彼女からは思わぬ答えが返ってきた。

「絶対入院できないんです、私。」 『どうして?』 「お金が無いんです」 『前の受診中断もお金が無いから?』 「そうです、お金です。親しく話せる親戚もありません。」 『しかし、これは一日毎に増悪して大変だよ。絶対明日には県立病院を受診しなさい。市の福祉課に電話して相談しなさい、何とかしなきゃ危ないよ』 「分かりました、相談してみますし、明日受診します・・・」

結局お金の問題だった。60代の安アパート一人暮らしで身寄りなしだが、生活保護申請はなし。三割負担で本日の自己負担額 3100円程が気の毒だったが、お金が無い人はなかなか民間病院には紹介しにくい。高血圧や糖尿病の薬は本日お金を考慮して出さなかったが、明日には絶対受診して入院が出来るであろうか?来年は当県の県立病院が全て民営化される。なにも踏み倒し推奨はしないが、絶体絶命の際に踏み倒せるのは公立病院であろう。糖尿病や高血圧の人が踏み倒すのは許せないが、この女性患者の場合には「踏み倒してでも入院して適切な治療を受けて欲しい」と感じた。

今、多くの人々が保険に入ってなかったり、自己負担増加に苦しんでいる。当院にはこの手の患者はあまり来ないが、都会の好景気に無縁の過疎の田舎なので将来はキット激増しそうな予感がする。その時、民間医療機関側はどう対応すべきなのか?アメリカ並みに全てシャットアウトかい?

私は夕方から何度も自分のお腹を無意識のうちに触っていた・・・・ しかし、ただの「デブのメタボ腹」だったのには改めてショックだった。気絶しそうだ・・・

 

読んでくれてどうもありがとう。

 

 

以下、コピペ です

都道府県や県庁所在市など自治体が経営する全国290の病院で、患者が支払わない治療費(未収金)が2002年度からの3年間で85億円を超え、1病院平均で約2940万円になることが読売新聞の調べでわかった。
低所得者の増加や、医療制度改革に伴う自己負担の拡大などが背景にあるとみられる。290の公立病院の大半を含み、国内の6割以上の公立、民間の医療機関でつくる「四病院団体協議会」(四病協)は、加盟5570病院の未収金総額は、02年度以降の3年間で853億円を超えると推計。来春にもまず、国民健康保険の保険者である市町村に対し、未収金の肩代わりを請求することを検討している。
47都道府県と政令市、県庁所在市の病院を対象に調査。1年以上未払いの「過年度未収金」について、02~04年度の年度ごとの額と対策などを質問し、85自治体から回答を得た。

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