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< 心雑音 Levine Ⅵ度 | メイン | ハンガリー国立大学医学部? >
2006.12.13 21:48 |  映画 / 音楽 / 読書  |  murajun  | 推薦数 : 1

1982.4.6.

今日届けられた二冊のズシリと重たい本。

Mostly MOTOHARU  we will be with you と題されたその本には「ロックンロールとセンチメンタリズムの間に」という副題が付けられ、一冊ごとにシリアル番号を載せた白いカバーが輝いている。当院の待合室のUSENからはスローなクリスマスソングが流れてきているが、彼の全ての発表されたものがこの中には表記されていて今眼を通している。NHK FMでのDJでかけた全曲リストからコンサートの全リストは勿論、本物のアルバムとして存在感を放っている。

MOTOHARU RADIO SHOW1981年4月に偶然彼の音楽に出会った僕が、初めて足を運んだコンサートの日付、それが1982.4.6.である。

ひたすら大学のクラブ活動に打ち込んでいた僕が、たまたま雨が降ってクラブを休んだ日曜日の夕方、フラッと足を運んだのは市民会館の前だった。大量に余っていた当日券売り場に並ぶ私に声をかけてきた高校生の女の子。家庭教師をしていた子の友人の涼ちゃんだった。今では、先輩の奥さんになっているらしい。「これ、余っちゃったんですけどあげましょうか?」って涼ちゃんに貰ったチケットはナンと最前列のチケットだった。

あれから25年近く、ずっと佐野さんのファンを続けている。テレビでも見たこと無かった男のステージ上でシャウトする姿は強烈だった。会場には半分以上の空席があったが、隣の可愛い涼ちゃんさえ忘れてしまう程の感動だった。

この本の扉に挟まれた彼の鉛筆書きの詩「Good time & Bad time」。勿論コピーなのだが、初めて直筆の文字をみた。思いの他、可愛らしい大人しい字体だった。女の人の文字と言っても分からないくらいの優しい字を書く彼の魅力を、この濃密な本の中にまた再発見する事だろう。

再発見といえば、1998年に出されたDOCTORという曲。ちょうど開業前後で他の何にもかまってられなかった時期の彼の作品だそうだ。彼の妹をなくした際の想い、「自分が医師だったなら治してあげたのに・・」という曲。残念ながら、あまり好きな曲調ではないが、今まで全然知らなかった。

今でもはっきり覚えているが、僕は入局の時の医局誌に「佐野元春のツアードクターになりたい」と書いた。

僕に届いた本のシリアルナンバーは12221289だ。一冊は大事にしまっておくつもりだ。

 

読んでくれてどうもありがとう。

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