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@「再チャレンジ」をテーマに、前官房長官も参加したタウンミーティングでも、内閣府が道庁を通じて参加者に質問を依頼していたことが明らかになった。質問内容の指定や強要はなかったらしいが、「会を円滑に進めるため、誰か質問者を推薦してもらえないか」と依頼があったという。教育改革以外の分野も、質問依頼問題は拡大の様相を見せてきた。 (読売新聞) - 11月11日
私達、医師の場合でも、学会や講演会で質問を誰かに依頼することは良くあった。今では全く学会活動はしなくなったので実情には疎いが、きっと相変わらず今でもあるだろう。しかし、小泉内閣時代のタウンミーティングの場合とは、様相は相当異なると思う。
まず、依頼するのは通常質問される人が最も関与している。質問される人が理解していない依頼質問はありえない。なぜなら、答える内容あっての依頼だから・・・従って、答えた官房長官が質問を知らないのはありえない。
次に、自信がない時に質問依頼する。自信があれば「何でも来い」、である。多分、進める政策に自信がなかったのだろう。また、内容がお粗末と自覚している時には、「多分相手にされないだろう」と卑下して、寂しさを紛らわせるために質問を依頼する。
時に、強調したいことがあって質問依頼する。この場合もやはり、質問に答える人は充分に事前に把握している。また、この両方とも、他の不得意な予期せぬ質問で困惑する事を回避することが主目的であり、時間稼ぎの別形態である。小泉首相が、自信のある話題は止めても話し続けて時間切れに持ち込む作戦をしばしば取ったように、規定時間のある場合には大変有効な方法である。
しかし、例えば外国で行われる大きな学会などでは、この作戦は全く通用しない。口述発表では英語の質問の意図さえ理解しかねる場合が良くあるので、さくらを用意したいのであるが、さくらにお構いなしに座長やフロアの研究者が問い詰めてくるので、ボーっとなるしかない。政治の場面でいえば、記者クラブ制度なのでありえないが・・・
サクラは、時には必要だと思うが、国民を騙す様な方法や重大な問題でトップが行うものではない。通常は、弱い発言者が逃げを打つためにのみ笑って誤魔化せる類の作戦だ。
牛肉輸入の学術審議会の滅茶苦茶に抗議して3月に委員が大量辞任したことがあったが、同じ内閣の中で同じ匂いのする国民騙し作戦でなければいいが・・と思う。
読んでくれてどうもありがとう。