2008.06.10 11:35 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  生活 / くらし  |  bonehead  | 推薦数 : 0

秋葉原事件と病気

本日、自閉症を子どもに持つお母さんと話しをしていて、秋葉原の事件やプラットホームからの突き落とし事件などがあると気が滅入るという話をされていました。

わたしも気が滅入るので、あまり新聞・テレビを見ないようにしていると話をしたら、このお母さんの反応は少し違いました。

お母さんが言うには、このような事件が起こると、犯罪を起こした人が、アスペルガー症候群であるというような報道がされるということです。

自分達は、一生懸命生きているのに、周りの人が、「あなたの家は、大丈夫?」というような目で見られるということです。とてもつらいということでした。

アスペルガー症候群とは、簡単にいうと「知的障害のない自閉症」ということです。アスペルガー症候群の人たちは、養護学校で教育は受けられないということです。(本日、この患者さんから聞きました。)つまり、今の制度では、十分に教育をうける制度がないということなのでしょう。

このような事件が起こったときだけ騒ぐのではなく、今後は、アスペルガー症候群の人たちを救済する制度を早く構築していく必要があるのではないのでしょうか。たいへん勉強不足で申し訳ないのですが、本日の、会話でそのように思いました。

この親子は、何かあったら当院に受診され、その都度いろいろな話をします。私が、この子どもさんの治療をできるわけではないのですが、話を聞いてもらうだけで、安心すると言って受診されています。私に出来ることは、微力ですが、少しでも、この家族に助けになれば幸いです。

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