以前より、痛風発作を起こして、その都度当院を受診されていた患者さんです。
今回も、足趾の発作を主訴に受診されました。血液検査を行い、鎮痛剤を処方しました。3日程したら、左手が腫れたということで、再度受診されました。
検査結果は、当然の如く、尿酸値が高く、CRPが上昇していました。しかし、左手の腫れは、痛風発作の腫れではないく、浮腫です。別の病態があるのだろうかと、経過観察していたら、第Ⅳ指のDIP関節部分が白く浮き出てきました。そして、次に、第Ⅱ指のMP部分にも痛風結節が出来てきました。
結局、これによる浮腫と診断しました。切開しましょうと説明しましたが、仕事が出来なくなるので、拒否されました。時間とともに浮腫も改善してきて、やっと肩の荷を下ろしたところ、本日は、右手が腫れてきたと受診されました。左手と同じように、第Ⅳ指のDIP部分と第Ⅱ指のMP関節部分に結節ができていました。
今回は、早く治るように、切開しましょうと話をしたのですが、明日まで待ってということでした。
こんなに痛風結節が、できた人も初めてみました。私にとって貴重な症例になりました。
この患者さんも始めて、この一ヶ月間は、きちんと薬を飲んでいらっしゃいます。お酒の量も減ったということです。かなり、痛いのでしょうね。今まで、どんなに説明しても、内服してもらえませんでしたから。
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