本日の新聞に、「C型肝炎ウイルス検査をお受けください」、という政府広報がいっていました。全国のフィブリノゲン製剤納入先医療機関が掲載されていました。
一面の真ん中上の方に、
*輸血などに用いる血液製剤は、様々な安全対策がとられてきており、感染症伝達のリスクを完全に排除できないものの、近年の製剤の安全性は格段に向上しております。
と注意書きが書かれていました。
簡単に言えば、現在でも、何らかの感染症伝達の危険性があるということでしょう。われわれ医師は、これらの危険性を説明して、患者さんに使用しているわけです。これは、他に方法がないために、最終手段として使用しているのです。
政府もその危険性について認識されているのであれば、感染症などの事例が発生したら、速やかにその対処をして、患者さん救済をするべきだと思います。
「自分達には、責任がない」と争うより、早く対処すれば、被害は広がらないものだと思います。
当院の患者さんにもフィブリノゲン製剤によるC型感染症の患者さんはいらっしゃいます。私の大学時代の同級生に紹介し、2年前に脾臓摘出され、現在も治療中です。
厚生労働省も、国民を病気にするために、薬を認可した訳ではないと思います。患者さんの有益になると考え認可したと思います。その認可に間違いがあったのであれば、それは速やかに謝罪し、救済するべきだと思います。そうすれば、非難する人はいなくなるのではないでしょうか。
国民あっての政府です。
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