昨日読んだ「経済学と人間の心」宇沢弘文著のなかに”ゆたかな社会”は、基本的諸条件を満たしていなければいけない、と書かれています。
5項目が挙げられており、その4項目目に
疾病、傷害にさいして、そのときどきにおける最高水準の医療サービスを受けることができる。
とありました。今の政府は、この医療サービスを受けられないようなシステムにしているわけです。政府の予算をどこに使うかということでは、国民の健康を守るための医療に使うのは当たり前ではないかと思います。
昨日、厚生労働省は、国による緊急医師派遣制度の初めてのケースとして、北海道、岩手、栃木、和歌山、大分の1道4県にある6病院に計7人の医師を送り出すことにしたそうです。
しかし、派遣期間は3―6カ月間で、2―3週間ごとに別の医師と交代するそうです。こんな方法で医療はできるのでしょうか。医療というのは、どっしりとその場所に腰を下ろし、長期に亘って、患者さんと接していくことによって信頼関係が結ばれ、きちんとした医療ができるのではないでしょうか。
これなんか、これまでの柳澤厚生労働大臣の失態を少しでも軽減して、選挙を優位に闘うためのパフォーマンスにしか思えないのは、私だけでしょうか。
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