2007.01.26 15:17 |  診療  |  医療事故  |  生活 / くらし  |  bonehead  | 推薦数 : 1

誤診

年末に誤診をしたようです。

60台の女性。犬の散歩をしていて、転倒。顔面を強打して左手を着いたということで受診されました。

左薬指のPIP関節の開放性脱臼(骨折はありませんでした)でしたので、洗浄、脱臼整復して、縫合を行いました。

顔面は、頬部に腫脹を認めました。脳神経の異常所見なし。blowout fractureの可能性は低く、経過観察としました。レントゲン検査も行ったのですが、はっきりしませんでしたので、患者さんには、頬骨弓などの骨折があっても、保存的で良いでしょう。

開放性脱臼は、可動域訓練のための、リハビリが必要だと考えるのですが、抜糸後、受診されなくなりました。

本日の噂で、この患者さん顔面の疼痛があり、眼科を受診されたそうです。今、

「頬骨弓と鼻骨の骨折が、骨もついているから問題ないといわれた。最初の○○整形外科で誤診された。」

と言われているようです。

こんな噂はつらいものです。

きちんと最初に、頬骨弓の骨折は、保存的に良いと説明しています。この噂を聞いた人は、やっぱり私が悪いと思われるんでしょうね。

100人、1000人の患者がうまくいっても、101人目、1001人目にこのようなことがすべてが終わってしまいます。

きょうは、早く医者を辞めたくなってきました。

きっと子供は、医者にしないでしょう。

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