同会長によると、統制委が定めた基準を満たさなければ「ボージョレ」と名乗ることができない。現在は使用に関する基準はないが、会長は「来春までには禁止を決定したい」として新たな基準を設ける意向を示しており、ペットボトル入りのボージョレ・ヌーボーは今年限りとなる可能性が出てきた。
ボージョレ・ヌーボーは年々、小売価格が下降し、今年はついに“3ケタ”まで登場した。大手スーパーのイオンは980円のペットボトル入り(750ml)を発売。西友は780円(同)を発売して対抗している。
低価格化を後押ししたのがペットボトル容器。ガラスの瓶に比べて低コストのうえ、軽量化で物流コストも削減される。1000円を切るボージョレ・ヌーボーは、不況や「家飲み」ブームで受注が落ち込む中にあって注目の存在だ。
ワインメーカーの担当者は「特殊なペット素材を使用しており、ボトルによる品質劣化はない」と反論するが、統制委が問題にしているのは「品質」ではなく「品格」であるため、両者の溝を埋めるのは難しそうだ。 [ 2009年11月20日17時00分 ]




