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~前号のあらすじ~
はじめに
真のキャンパーへ、ダッチオーブンを使って見ることにした。
対象と方法
ネット購入したダッチオーブンで、参考図書通りにやってみた。
結 果
まずまず炊き上がった。
考 察
自宅カーポート下バーベキューの開催を待ち望んでいた酒飲みの好奇心が重なり、今季の初セリは近所の8家族を巻き込んで行われた。大好きなネット購入で買い叩いたダッチオーブンの力を借り、マンネリ化していたキャンプからの脱却を図ると共に、真のキャンパーへの飛躍を試みる目的からのチャレンジデーであった。
キャンプの予備訓練に加え美人ママさんたちへの持ち物自慢と良いパパ振りで、伸びた鼻の下を隠すためにも少しだけ鼻を高める目的も相成った。
案近短との語源が定着し、バーベキュー施設や小奇麗なキャンプ施設が増える中、火起こしはパパ力を誇示するに役立つ必須手技となりつつある。
その際に出向いた施設で、小枝や中枝探しから始め、小さな火から炎へ成長させる完ぺき主義は不要であり、炭に直接灯油を吹きかける豪快業もあるが、子供たちがマネすると危険なので、安全で手軽に入手できる着火剤を用いるオトコの決断も重要である。
着火時に油臭さが強いものは火のりが早いが気分を害することがあり、筆者は日ごろ油臭さが気にならない、下段の固形燃料を使用している。説明書には一度に2-3ケ使用すると書いてあるが、1ケで何処まで火を拡張出来るかとの小バカな試みを楽しんでいる。但し着火に失敗したときは、空腹からの厳しい目で自らの傲慢さとセコさを認識させられることとなる。

今回の火付けは参考図書にあった方法も試みた。
半分の新聞紙を約3cmの幅で、対角線に向け折り曲げ、蛇状に仕上げてからちょうどとぐろを巻く形に折り込み、最下層に並べてその上に炭を置くパターンで、火がゆっくりと燃えるため消し炭であれば十分に着火可能と考えられた。

過去ログでも炭については語ったが、安いものは火付きが良いが日持ちが悪く、細かいものの混入で火の粉が出たり、空気層の状況からなのか爆発したりと危険が伴う。
筆者は2年以上前から廉価品より値は張るが、上記の保険もあり左記の炭を好んで使用している。
岩手県木炭協会推奨炭として、なら樫を使用した『岩手切炭』は、ユニフレームのサイトや雑誌に紹介され、多くの方に支持されている炭で、「★スピード着火・パワフル火力!★炎が上がらない!★ニオイや煙が出ない!★火の粉や煙が弾け飛ばず安全!」とあり、その紹介内容を見る私の鼻が少し伸びていることに気付いた読者も居ることであろう。
ちなみにアウトドアのナチュラムでは、オープン価格の特売で1980円とあったが、当方のホームセンターでは、1380-1680円の推移でこれにもニヤけてしまう。
あらゆる自然を破壊し、様々なものを獲得し進化した哺乳類の最高峰と悪名高いヒトは、火や炎と言った火力への愛着も高く、それらを調理に用いた文明の歴史から、炭火で食べる行為自体に嬉しさを感じる生物かもしれない。
例えば夏ばての解消に役立つとされるうなぎの蒲焼も、長年継ぎ足している店独特のタレよりも、「炭火焼」の文字に購買意欲が沸き立ち、実際に職人がうちわで扇ぐ店先に於いても、その仕草の傍らから、備長炭とは言わずともガスコンロで焼き上げていないかが気になるものである。
美味しい米を食べる技術から、銅がまや土鍋釜といった10万円近くする炊飯器も販売される中で、鉄釜のダッチオーブンは多大な新戦力であり、これまで吹きこぼれを見守りながら行っていた、なべ型アルミ式飯ごう(兵式飯ごうは腎臓型)から開放される嬉しき出来事であるが、今後更なる症例の蓄積と検討が必要と考えられた。
ヒマでしょ…
謝 辞 今回実験段階にも関わらずその結果を、「おいしい。おいしい」と胃袋に収めてくれた諸氏に、画面を通じて深謝申し上げます。
参考図書
1.NHK趣味悠々 一味違う!ダッチオーブン入門
2.庭で楽しむキャンプで楽しむ バーベキュー料理