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同意を得るための説明には、考えられる選択肢から現時点で実用可能なものを提示して、各々の良し悪しを天秤にかけ、最も望まれるものを選択していく。
作用機序の異なるお薬の合剤が少しずつ出回っているが、5つも合わさると相乗相加作用による効果もあろうが、副作用面でも“効果”は高まる。
この先「経験による技量」とか「オーダーメードのさじ加減」との言葉は無くなり、診断ロボットが開発されれば、いよいよ廃業届けを出す日が来るのではなかろうか。
高名な先生の弁を借りると病気には2種類あり、ひとつは医者が関与しなくとも患者自らの「力」で自然に治っていくものと、もう一つは医者が関与しても「病」に勝てず波に飲み込まれてしまうもの。
既にどちらの病気にも医者は要らない…
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スタチン、3種類の降圧薬、アスピリンを含む合剤ができれば、心臓発作や脳卒中、その他の心血管障害リスクを低減できる安価な薬剤となる。研究者らが期待を寄せるこのpolypillポリピル(商品名;Polycap)を用いた最初の臨床試験で有用な成績の得られたことが、米オーランドで開かれた米国心臓病学会(ACC)年次集会で報告されるとともに、医学誌「Lancet」オンライン版に3月30日掲載された
polypillは、降圧薬のアテノロール(β遮断薬)、ヒドロクロロチアジド(サイアザイド系利尿薬)、ramipril(ACE阻害薬※日本では未承認)のジェネリック(後発)医薬品と、シンバスタチン(コレステロール低下薬)、アスピリン(血小板凝集抑制薬)の5剤を含む。心血管疾患の3つの主要な危険因子である高血圧や高コレステロール、動脈血栓形成を攻撃するようデザインされており、インドのカディラ・ファーマCadila Pharma社が臨床試験を行っている。
今回の研究は、インドで医学研修を積み、現在、カナダ、マクマスター大学医学部教授のKoon Teo博士らが、心血管疾患はないものの、高血圧などの危険因子を1つ有する2,053人を対象に、インドの50施設で実施したもの。同氏らは被験者を9群に割り付け、1群にはpolypill、他の群にはさまざまな組み合わせの薬剤を投与した。
その結果、polypillによって収縮期血圧(最大血圧)は7.4ポイント、拡張期血圧(最小血圧)が5.6ポイント低下し、個々の薬剤よりも優れていた。LDLコレステロール値はシンバスタチンの個々の用量とほぼ同程度に低下。尿中の血栓関連分子レベルも低下していた。また、polypill投与群で有害な相互作用は認められなかった。
polypillの降圧作用により、心疾患リスクは24%、脳卒中リスクは33%、コレステロール低下作用により、同27%、8%それぞれ低下すると推定された。Teo氏氏は「有益な薬剤は多数あるが、これらの便益が1つの合剤で得られれば、健常者が健康維持に必要な薬剤を服用する可能性が高まる」としている。
Lancet誌の論説著者である米ハーバード大学医学部(ボストン)内科准教授のChristopher P. Cannon博士は「これらの薬剤はすべて個別に入手できるとしても、ロジスティック(配送手段)や費用、入手可能性など多くの理由で服用しないとすれば、合剤は良い方法である」としながらも、さらなる研究の必要性や、使用可能となった(認可された)場合には医師が副作用の有無を監視する必要性も指摘している。
2009/04/07(火) No.M006922