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昨日午前の教育講演は体調不良により休んだが、午後の一般演題と専門医によるカンファレンスを聞いて、ポイントゲット。当て逃げされたショックと飲みすぎの体調不良で、途中退場していたが、最後の症例検討会は勉強になった。
妊娠を契機に発症した汎血球減少症の診断について。答えは再生不良性貧血で、シクロスポリンが著効したとの内容でしたが、初期像が骨髄異型性症候群の不応性貧血と紛らわしい。両者は前がん病変と自己免疫疾患との違いが故、その治療法や疾病の受け入れ方が異なってくる。確実な診断がなされなければいけない。
非自己である夫と自己である母の子供は、10ヶ月だけお中に居ることが許される。本症例も、免疫学的寛容のシステムが元に戻り(出産)、血球減少がより深刻になって、細胞学と免疫学、遺伝子学的な再検討が診断を導き、適切な治療がなされた症例でした。第一線の医者ってすごい!!
座長の先生が最後に、一方で再生不良性貧血と診断を受けた患者の中にも、骨髄異型性症候群が混ざっていて、標準的な治療がなされていない数も、同程度あるとの内容が印象的でした。
ところで、「妊娠中毒症」は過去の呼び名であるって事もおどろきだった。『妊娠高血圧症候群』に置き換わり、その名の如く、妊娠20週(だったっけなー)以降に認められる高血圧症で、学生時分に習った蛋白尿はあっても無くても良く、浮腫については、その有無が問われないのだ。第一線を離れている医者ってすごい?(素直な吸収力=漏電して残った痴能)
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