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< 5週目突入 | メイン | 殺人者は医師になれるのか? >
先週は、、、私は医療の心においてのカルチャーショックが続き、胃に穴があきそうでした。
医師の守秘義務等があるため、詳細はご紹介できませんが、日本で、自己犠牲による患者さん第一の生活を送ってきた私に馴染めない出来事も多々ありました。
こんな環境でこれからやってゆけるのだろうか。
毎日悩みました。勿論、今も悩んでいます。
カロリンスカには沢山の移民医師、移民学生がいます。
私の所属する泌尿器科にも、何人か移民医師がいます。
そのうちの一人がST läkare(日本でいう専修医)のハッサン。
ちょっと恥ずかしがりやで、同じように恥ずかしがりやの私はほとんど彼とは話をしたことがありませんでした。
手術に向けて入院してくる患者さんの診察と不足分の説明、術前オーダーをする特別の外来がありますが、この外来を担当するようにエリックから指示が出ました。いきなりはできないので、ハッサンがやり方を教えてくれたのですが、その合間にいろいろとおしゃべりをしました。
彼はイラクから6年前にやってきました。
医学教育はイラクで受けてスウエーデンに逃亡。5年間の専門医としての勤務がないために、まずスウエーデン語の国家試験を受け、その後に医学の国家試験を受けたのだそうです。イラクではイギリス式の医学教育のため、勤務時間は長く、しかも、ボスが帰る前に部下は帰ってはいけないのだそうです。日本と全く同じです!!!
自己犠牲という点においても同じで、プライベートを重んじるスウエーデンとは全くメンタリテイーが異なるとのこと。では、ヨーロッパがそうなのかといえば、イギリスは勿論のこと、同じ同僚であるスイス人医師も同じように感じているそうなのです。これば北欧のメンタリテイー?それともスウエーデンの?
ハッサンの話で思わず涙が出そうになりました。
「話してくれてありがとう。私だけがこんなふうに感じているかと思ってたのよ。」
と彼に言いました。
それにしても、ハッサンのスウエーデン語はとっても上手なんです。しかも、国家試験は難しくないとかで、彼は天才なのかも。日本の話をしたら、日本の病院でも働いてみたいと言っていました。
とっつきにくいけれど、ハッサン、真面目だし、いい人です。
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