drpion / 2007.10.04 22:08 / 推薦数 : 0
7時半ミーテイング、レントゲンカンファレンス、病棟回診とあり、その後は外来。
30代モスリムの女性。繰り返す尿路感染症(膀胱炎)の精査で膀胱鏡施行。
尿に白血球が出ているため、スウエーデンにしては珍しく検査直後に抗生剤の内服を指示したのだが、、、。
今はラマダンの真っ最中。彼女はそのことについて話を始めて、結局、「医師の指示だから飲水する。」ということになった。日本では見かけない光景で、非常に印象的でした。
午後一番の手術は、女性腹圧性尿失禁に対するTVT(tension free vaginal tape)手術。
脊髄損傷の神経因性膀胱などに興味を持っているダニエラという女医さんと一緒に。
尿道後壁の膣壁を1cmほど縦切開し、尿道の左右を剥離。そこから恥骨(blygdbenと呼ぶんですね、、。blygはスウエーデン語でshyの意。意外な共通性。尾篭な話ですが、陰唇もblygdläppar;läpparは唇の意、と呼びます。)の後面、恥骨上腹壁へ向かい局所麻酔を施し、特殊なプロピレン製のメッシュテープを挿入しハンモックのように尿道を吊り上げる手術です。30分くらいの小手術ですが、こういうのも意外に楽しいのです。これで尿失禁がなくなってパッドが不要になれば患者さんにとってはどんなに嬉しいことでしょうか、、、。
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