drpion / 2007.08.24 07:09 / 推薦数 : 2
1995年以来、スウエーデンにおけるアルコール消費量は30%も上昇し、若い女性の暴飲が近年最も問題となっているとのこと(8月22日付Metro)。
2006年のデータによれば、スウエーデン人女性が1年間に消費するアルコールの量は、純アルコールにして、6.1リットル。これは、ワイン43.3本、アルコール濃度およそ40%(ウオッカなど)のアルコール210ミリリットル、starköl(約4.5%以上)98リットル、 folköl(約2.8%)8.5リットルにあたります。これに対して、スウエーデン人男性においては、純アルコールにして13.6リットル、そしてこれはワイン38.9本、アルコール濃度およそ40%(ウオッカなど)のアルコール959ミリリットル、starköl(約4.5%以上)18リットル、 folköl(約2.8%)26リットルにあたります。
これを1996年のデータと比較すると、女性におけるワインの消費量は95%上昇、starkölは13%上昇、男性においては、ワインは46%上昇、starkölは88%上昇であるそうです。
最近2年間で、18歳から24歳の若い女性のアルコール消費量はおよそ50%の増加を示しており、それに伴ってアルコールに起因する疾患、また、アルコールの絡んだ暴力、交通事故も増えているとのことです。
スウエーデンでは、Systembolagetという国営の酒屋のみが独占的にアルコールを販売することができ(3.5%までのビールは通常のスーパーで購入可能)、この組織の弊害が取り沙汰されてきています。元来、Systembolagetはアルコールの消費量を制限するために始まったものですが、現在はこの特殊な酒屋のためにむしろ人々は余分にアルコールを買う傾向にあるように思われます。現在、この酒屋は土曜日は最も遅くまで開いているところで午後3時、日曜日、休日は閉店するため、アルコールを買うことができません。私が初めてスウエーデンに来たのはおよそ10年前の1996年ですが、当時は土曜日は開いていませんでした。また、現在では、自分でお酒を手にとって選べるお店が主流になってきましたが、当時は番号札を取ってカタログ番号から選ぶお店がほとんどでした。金曜日や祝日前になると数百人待ちは普通のことでした。お休み前になると、かちゃかちゃとビンが音を立てる沢山のアルコールのビンの入った袋を下げ家路につく人を今でも多くみかけます。Systembolagetの存在のためにアルコールが特殊な意味を持ってしまっているのではないかなと思っています。また、必要以上に、予備のアルコールを買うため、酔っ払って更に飲むという可能性もあります。
女性のアルコール消費量の増加のほとんどがワインである訳ですが、この原因の一つに箱ワインの存在が上げられると思います。スウエーデンでは750ミリリットルボトルに加えて、3リットル入りの箱ワインが非常に人気があります。箱ワインから飲むと、自分がどれだけ飲んだのか良くわからなくなってしまうのですよね。
学生、研修医の頃は私も良く飲みました。
ウイスキーの一気飲みをして、翌朝教授回診に遅れた挙句、あまりのアルコール臭さで謹慎したことも。だからスウエーデン人のこともあまり批判はできないけれど、他人のお世話にならずに自宅へ帰ることだけは欠かしたことがなかったことは、ちょっとだけ自慢(?)できます(家に入った途端にすごいことになったりしましたが、、、。)。
流石に最近はあまり飲みませんが、、、日本にいた時はたまに飲みすぎることもあったかな?(ご迷惑を掛けた方々、ごめんなさい。)
今は特別な事情がない限りは、金曜日か土曜日に限定して少しだけ飲みます。しょっちゅう飲むとあまり特別な感じがしないけれど、週末だけ飲むようにすると何だか特別で素敵な気分になれます。アルコールとは上手に付き合って行きたいですね。
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)