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これはインフルエンザの死亡ではなくワクチン接種の死亡。まだ、愛知県では高齢者の基礎疾患がある患者へのワクチン配布はない。来月7日以降と連絡され、当院でも最優先対象患者さんを絞り出している所。つまりそれほど多くの高齢者へのワクチン接種はされていないはずなのに、この頻度。

由々しき問題であると考える。

この問題の真相がはっきりするまで、当院としては職員の接種も停止(10ccボトルが来たときの対応の為、職員用5本は、まだ手を付けていなかった)、患者様へも受けることの危険を十分に説明するつもり。

 

また従来から効果が少なく接種する意味が少ないと思っていたのに、市からの補助がある患者さまへの対応のため、また医師会への配慮から行ってきた季節インフルワクチン接種への参加も、来年から中止することを検討中。既にお子さんのインフル、一般予防接種は2年めから中止している。(麻しんワクチン接種にて副作用を経験したため)

 

今年のインフル騒動では多くの人の正常な判断力をうばい、医療現場での医療者ー患者の人間関係を壊す動きがある。必要性が少ない人がワクチンを強く要望してくることが多い。

さらに、最近非常に理不尽な訴え方をしてくる患者さまがでてきた。これがMonsterPatientというものか。1ヶ月ほど前から私の外来ではなく糖尿の外来に来た患者様が来院のたびにわがままなことを言われ、そのことを受付で怒鳴り、周りの患者様や職員を萎縮させているとスタッフから聞いた。私が外来をしていない日にその患者さんがいらっしゃるので、わたしが応対ることができないのが残念。 『元の病院ではこれをしてくれた』ばかり・・・ここは病院ではない、何でも感でも同様に対応することは出来ないのに・・・それならなぜ今までの病院に通われないのかと思ってしまう。その患者さんが、昨日はインフルワクチン接種でも非常に高圧的な態度で電話してきたので、また職員が貴重な勤務時間と 善意を奪われてしまった。そして嫌な思いもずっと溜め込んでいる。今まで、こうした患者様は多少はいらしたが、ここまでは初めてだ。

個人のわがままもある程度はあるとおもうが、今のインフル騒動が社会に与えた、悪い意味での衝動、人々の心を分断する衝動だと思える。昨年からの金融ショックと、不況、そしてインフル騒動、これらは決して関係がないものではないとおもわれる。そして私たちはよほど強い気持ちで他者への共感への信念を持って診療に望まないと、初志の思いが折れてしまいそうな毎日を、送っている。

その患者さんももっと、自分がこれから通おうとしている医院の事情を理解をしていただければと思う。「郷に入りては郷に従え」もし、当院に今後も通院されたいと思われるなら、少なくとも毎回けんか腰はごめん被りたい。

 

以下が毎日新聞の記事。

サイエンス

新型インフル:ワクチン接種後に死亡、計8件に

 厚生労働省は18日、新型インフルエンザのワクチン接種後の患者死亡報告が新たに4件あったと発表した。死亡例は、これで計8件になった。いずれ も基礎疾患のある60~80代の患者で、主治医の所見では接種と死亡の因果関係が強く疑われるケースはないという。今後、専門家で詳細に検証する。

 厚労省によると、死亡したのは▽富山県の80代男性(脳梗塞=こうそく、肺炎で入院中)▽滋賀県の80代男性(肺気腫、胃がんで自宅療養中)▽栃 木県の60代男性(肝がんで入院中)▽静岡県の70代女性(腎不全で透析治療中)。4人は10月21日~今月13日にワクチン接種を受けていた。通常副作 用が起こるとされる接種30分以内では異常がなかったが、その後に容体が悪化した。

 栃木県の男性のケースは、主治医が「体内でのがんの破裂が死因でワクチン接種との関連はない」と報告した。残りの3件は「評価不能」とされている。【清水健二】

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