木曜午後は月2回のペースで、アントロポゾフィー医学の基礎になる文献の読書会を行っていることは以前も書いた。GA221とはシュタイナーの「小箱講義」として有名なもので、この考え方を深く理解すれば、様々な疾患の病態を理解するのに非常な力となる。
6年も参加したIPMT=アントロポゾフィー国際医学ゼミナール の途中で何度かこの考え方の一端の講義を受けたが、やはり、昨年7月の長野でのIPMTで受けたマテス先生の小箱講義に基づく、血液と神経の働きに関する講義は、特に傑出したもので、参加者の多くがつよい感銘を受けた。その結果、オイリュトミー療法士の石川公子さんがわれらアントロポゾフィーの為の医師会の会員(前代表)である小林国力先生の監修を受けて、この秋にその薬がほぼ完成したことはとても喜ばしいと思う。
私たちの会は毎回1-3段落づつ、英語かドイツ語の原文を訳してきて、話し合う。次回はその薬をもう一度読み合わせて、議論してから次へ進む。ところが毎回復習に半分以上時間を要して、3歩進んで2歩下がる感じで、牛歩のすすみであるが6割程度まで進んだ。既に、訳が出来てはいるが、原文から読み解く文献の味は格別で、 単に訳された文を読むのとは違う理解が出来るので、なんとかやるとげ、第3の日本語訳、を作ろうと思う。1つめは英語訳から中村先生が今春訳され、出版されている。しかし、読み進むにつれ、英語だけではかなり内容に違いが出てきてしまい、当勉強会の2名のドイツ語堪能な教師と療法士の力を借りての勉強は、とても意味があると思っている。
と、かっこいいことをいいながら・・・勉強会の1時半始まりに大きく遅刻した。最近の例に漏れず、木曜午前も非常にたくさんの患者さまがいらっしゃり、診療終了が13時半。予定していた院長(私)と、ナース1名の季節インフル予防接種をした後、2回に生き、弁当を食べたら2時をまわってしまった。そしてシュタイナー教師のK先生が所用で抜けられ・・・簡単な勉強会と、療法士2名との、簡単な症例報告会を行って終了。
16時から1時間、たまった仕事をカルテの前で行い、17時半頃から名古屋からわざわざ来てくれたピアニストとシューベルトの練習。まずはあと1ヶ月後に迫った、河野さんとのジョイントコンサートの曲目のうたいこみ、それから来年9月予定のシューベルティアーデの曲20曲の音取りがてらの練習・・・まだ3-4割しか歌えないが、今回も皆新しく出会う歌(!!)だが、どれもすばらしく美しい歌たち! 19時過ぎまで休憩を挟んで練習して、また診察室に戻っている。
これから土曜の診療の予習を行う。新しくバージョンアップした電子カルテで、予習用のカルテ機能を特別に作っていただき、診療がとてもスムーズになった。まだたくさんの小さな不具合はあるが、着実に当院の診療をバックアップできるツールとなりつつある。
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