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2008.05.16 23:56 |  趣味  |  映画 / 音楽 / 読書  |  シューベルト  |  Dr.Schubertian  | 推薦数 : 0

再びゲルハーヘル考

先ほど帰宅してTVつけたらゲルハーヘルの「冬の旅」を放送していた。
生で聴いたのと同じ、それ以上のやるせない感情を抱く。

なぜこんなに魅力のない演奏なのか?凄い演奏を聴くと、自分がもっとがんばらねばと思う。例えばテナーのボストリッジの美しき水車小屋(ハイペリオンの全集版のほう、内田光子との共演はちょっと・・・)。、どうしてこんなに綺麗な声で、シューベルトの音楽を表現できるのだろう。
歌で演奏する場合は、楽器と違って、その人の個性である声を媒体として音楽を表現する。声に魅力を感じなければどんなに「上手に」歌っても魅力を感じないのかも知れない。正直ゲルハーヘルは上手なのだと思うが、どうしてこんなにもつまらない歌になってしまうのだ!?「旅宿」がこんなにも味気なく、悲しみを伴わないとは・・・「3つの太陽」 (奇しくもドルナハのコンサート前の練習中にゲーテアヌムの窓から外を見て「2つの太陽」を見た)もあんなあっさりとうたってしまっては・・・

先日は7色の声を見せつけようとフレーズごとに音色(声色)を変えるのに違和感を憶えると指摘したが、今回はそういう音色もわざとらしい。 素晴らしい演奏を聴かされて、圧倒され、悔しい思いまでする、という感じはない。
声に魂が宿っていないようなかんじ、ともいえる。

おなじ思いを抱いた方はありませんか?

反面教師として、秋のシューベルティアーデに向かいたい。

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