「電子カルテは予習ができないだろう!それができないから電子カルテにはしないんだ」・・・私の先輩の開業医の先生がしばしば言う言葉。この先生、また他にも伺ったことがあるが100名・日以上の患者さんを診る医院では、この予習作業が必須であるとのこと。患者さんの検査結果をまとめ、転記、評価内容を記入し、処方箋も事前に準備・・・患者さんを診る前に「シナリオ」を書いておき、それに沿って診療すると言うことだった。これまでしないと多くの患者さんは診ることができないのだ。
私のクリニックは数十人程度の患者さんで、電子カルテを入れてあると、前回と同じ処方、全快と同じ検査に関しては数字3つを入れればすぐにできるため、予習の必要があるのか疑問だった。しかし、多くの患者さんが前回採血検査、がありその結果を説明しなくてはならないこと、最近心エコー、頸動脈エコー、ホルターが増え、当日は詳細をお話ししきれない状況になって、次回診察日に説明する形になってきている。こうした濃い説明をする患者さんが続くとあっという間に予約より診療が30分以上のび、最悪1時間遅れになってしまうこともあった。登院では慢性疾患の予約患者さんが7-8割なので、事前に予習ができれば当日の手間がかなりはぶけ、患者さんの病状への理解度も高まる。そこで電子カルテ会社のサポートに予習機能がないかと聞いたがそんなことを必要と言われたことがないと!(これは信じられないが)しかし、ある機能を使って事前予習できることがわかり、先月前半夏休診前週から始めたところ、診療時間の短縮化がはかれ待ち時間が非常に減った!
問題は、この準備のため毎晩診療終了後居残って予習しなければならないこと。2時間はかかるので、帰宅は10時過ぎというか、帰りの車の中で11時のニュースを聴いていることが多い。これとレセが重なった先月末はさすがに疲労困憊した。しかし患者さんにとって、時間も患者さんの病状の理解度(私の)も高まるメリットは計り知れずなんとか、省力化を図りながら続けようと思っている、まだまだしんどいが、2廻り目になると患者さんの理解がすすみ、時間もさらに短縮、必要な検査なども漏らしが少なくなり、質も上がった。予約システムに入れるコメントで前回血液があることがわかる様に工夫し、予習すべき患者さんの優先順位をつけられる様にトライしている。
もう少しがんばってみたい。
余談だが8月末の薬剤マスター改正で廃止になった薬の多いこと、当院処方マスターも作り替えないと役に立たないほど多くの廃止薬がある・・・今まで通りのセットを出しても、<廃止>と出てしまって、マスターから入れ直すという作業を続けている。それが整理できればさらに能率は上がるのだが。大変な作業と思われる。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 |
コメント
コメント一覧
コメントを書く