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2007.05.20 11:55 |   |  Dr.Schubertian  | 推薦数 : 0

真空管アンプ(趣味的なお話)

  きょうは何ヶ月かぶりに趣味の音楽を・・・歌う方ではなく、聴く方でのんびりしている。思えば、こうした少しのんびりした時間をとれるのも久しぶりだ。5月の連休も診療は休診であったがほぼフルに研修に行っており、あけてから自分のせいでもあるが、非常にたくさんの外来があり、昨日土曜も通常の1.5倍ほどの患者さんを診て、紹介状などで結局昼食は3時を回っていた。
先週末のことはまた暇があれば書くことにし、今日は真空管アンプのはなしをちょっと。

  当家には15年以上愛用しているオーディオシステムがある。レコードプレーヤー(ガラード301)、真空管のプリアンプとメインアンプ、スピーカはその当時S社に1セットしかなかったアメリカのJensenという会社の電磁石のスピーカーにドライバー・ホーンを組み合わせた2ウエイ。真空管というと古い音と思われるだろうが、とんでもない、最新のどんなシステムより、実際のコンサートの雰囲気や演奏の存在感がある生き生きした音がでる。この15年ずっとそのままで使ってきた。結構長持ちする。この15年以上新しいオーディオ機器は自演の録音するための機器以外は購入しないで済んだというのも驚きだろう。
  今回、さすがにプレーヤのゴロなどがでて、古くなったかなあと考え、新しいシステムをと考えた。隣町のオーディオ店Aに試聴を頼んだ。アナログプレーヤと現代の高出力(50W超!)真空管アンプ、最新の最高額のCDプレーヤをわざわざ持込んで、我が家の自宅のスピーカで視聴させていただいた。感想は・・というと正直がっかり、音がやせ、尖っていて、確かに音量はすごいし、情報量はある、が、聴いていて疲れてしまった・・・さらにお値段の「お見積もり」に驚いた・・・合計すると高級車ぐらい!!なんかおかしい。
  そこで20年前におつきあいしていた他のオーディオB店に聞いたら(その担当者も今も同じだった)、今持っている古いシステムはとてもいいものだから、買い換えて代わるものを求めることは難しいだろう。気に入っているなら、それを手入れして聴き続けるのが一番といわれた。そこでS社に10年ぶりくらいに連絡し、オーバーホールを頼んだ。
  それとあわせてB店に行った際に真空管コレクターの初老の男性にお会いした。この方のご自宅に4月上旬頃におじゃまし、写真の真空管「ウエスタンエレクトリックVT52」という真空管他たくさんを見せていただき、最終的にはこのVT52のペアを譲っていただいた。マニアはなかなかコレクションを譲らないと言われるが、ありがたかった。この方は先月の私のコンサートにも来てくれた。  
  そこで、20年ほど前、浜松の病院で働いていた頃、夜な夜な自作真空管アンプを持ってきかせてくれたいた友人を思いだし、連絡を取った。かれは今は茨城県に住んでいるがまだアンプを作っていて、この球を送って新しいアンプを作ルことを快諾してくれた。私は中学校の技術の授業で作ったアンプで感電しそうになったので、自分ではハンダ作業はしないことにしている(つまり、そのほうめんはからっきしダメ)。そのアンプが先週末届いた!出力わずか3Wのアンプだが、とてもピュアな音で、楽器の音が素直に聞こえ、定位もいい。さすがに大音量は苦手だが、特にバロック系の楽器や歌が繊細にきこえる。模型飛行機のライトプレーンみたいな感じかな・・・とおもう、軽やかさがある。
  アナログプレーヤーはまだオーバーホール中なので、CDで聴いている。CDとレコードではアンプの違い以上の差が出るが、が、それでも聴いていてとても気持ちがいい。
  今年のシューベルト演奏会の曲の音取りがまだ不十分だが、今日はのんびり聴く側に回ろう。

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