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今週は比較的すいていると思ったが、人数のわりに、濃い診療が多く結構へとへとになる日が続いている。

午前診療の今日、例によって、かなり時間のかかる患者さんが続いた。
【総合病院の新患外来の問題】
一人は10代の女性、年末からリンパ節腫脹と発熱が続き、開業医の耳鼻科に受診、はっきりしない所見のため、様子見であったが1/1症状悪化し、某総合病院救急外来受診。ウイルス性といわれ、対症療法となったが、以降も繰り返し熱が出て、腫れは顎下から頚部に広がってきた。昨日の37.8度の発熱が出たと来院。この間、その総合病院の内科外来に3回受診、「いずれも」新患外来という若いドクターがファーストタッチで診る外来に受診、あるドクターは薬は飲まないでいい、あるドクターは飲んだ方がいいと、全く逆のことを言われ、かつ毎度新患外来の先生が一時的にみるような状態で、ご家族は強い不信感を抱いていた。
私も総合病院に勤めていた時代、新患外来が内科医で持ち回りで行われていた。私が驚いたのは同じ症状で良くならないために新患外来を繰り返し受診し、その場しのぎの治療を行って、解決しない患者さんの多いこと。私はその場でできることをなるべく行い、専門医受診の必要があれば紹介していた。その結果、時間がかかる診療になり、ナースの方から私の外来は時間がかかって困るという苦情が、上司にはあがっていたようだ。私は上司からそれを聞いたとき、もうこの病院ではつとめていたくないと思った。患者さんのことを思い、なるべく早く解決してようと、一人一人に必要な時間をかける、結果的には2度3度こなくなるから患者数を減らすことにもなるのに・・・その上司は全く私を擁護してくれなかった。きみは診療に時間がかかると。・・・わたしが総合病院を辞めようとした理由はたくさんあるが、その大きな理由がこれだ。今その上司は総合病院で診療していないが、その上司のやっている外来は、私としては紹介したくないような対応をする外来だった。
(なぜか)患者さんにお詫びをして、できるだけ迅速に専門医にかかれるようにご紹介をし直した。紹介外来はその総合病院もちゃんとした一人あたりの時間を取り、対応してくれる。

【芸術療法希望の女性】
最後に、一番時間がかかる患者さんが来訪。鬱病を繰り返している30代の女性と言うことが予診でわかっていて、私がどういう対応をできるだろうと、おもいながら招き入れた。初めましてとご挨拶(当然とは思うが、私は新患の患者さんには必ず初めまして揚妻ですと挨拶する)した後、患者さんが開口一番「先生のご専門でなく申し訳ないのですが・・・芸術療法を受けたいと思ってきました」と。幸い最後の患者さんなので、十分時間をかけてお話を伺い、芸術療法のご紹介、この患者さんに行う意義などを説明し、早速明日からオイリュトミー療法を始めることになった。
自分で問題点を持ち、それを解決しようと思っているなら、必ずいい結果が出るとおもう。

折しも、ケルン在住の指導教官が決まり、毎日つたない英語で情報交換を始めたところ。アントロポゾフィー医学の勉強と実践もどんどんすすめて行かなくては。

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