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12/8(金)午前診療を終了して、クリニックを後にする。

三河安城まで車で向かい、こだまに乗り込み2時間半、品川経由で池袋に。夕方の満員列車で、たったまま大きな荷物・・・池袋は遠かった・・・

駅メトロポリタン口を出てすぐ、宿泊予定のメトロポリタンホテルに。チェックイン、一服して、すぐ近くという文化学園明日館へ。

明日館はロイドという有名な建築家の設計による古い建物で、重要文化財になっている。入ったとたんにその歴史の重さを感じる。ピアノは古いアップライトで、まさに調律中であったが、主催の小菅さんにご挨拶した後、会場で早速録音セッティング。事前に送ってあったマイクケーブルと小さなスタンドを広げ、客席横の方に録音場所を定める。クリニックで予行演習をしてあったので、セッティングは速やかにできた。録音機はEdirolのR4-Pro。マイクアンプ4ch内蔵の、HDによるデジタルレコーダーで、電源がある状態では最良のもの。やや重かったがHDに長時間録音が出来、途中でメディアを交換する必要がない点で、演奏者が録音をあまり気にしないですむ本機をメインに据えるため持参した。(SchoepsMK4ORTF、Digital24bit/96kHz)

コンサートは19時開演。アトリエルピナス7周年記念招待のお客さまの前で、今回は特別メニューで歌った。小菅さんのお客様へのご挨拶のお話の後、

第1部「冬の旅」から

おやすみ、凍った涙、菩提樹、あふれる涙、春の夢、道しるべ、辻音楽師(ライアー回し)

20分ほどのティータイム(ワインもあった、とても美味だったそうで、残念)休憩の後、

第2部

子守歌

Marie(Novalis)

君こそは憩い

マリアの像

湖畔にて

アヴェ・マリア

を歌わせていただいた。浅田さんの話ではちょうど12月8日はマリアが母親の胎内に宿った記念の日とのこと。奇しくもルピナスさんの展覧会のテーマがマリア、ということで、ルピナスさんにとっても特別な意味があるコンサートにさせていただけたようだ。

とても光栄でうれしいことに、アンコールの拍手がやまず、今回は全曲演奏を時間の関係でやめたNovalisの讃歌Ⅲ、夜の讃歌、そして讃歌Ⅱをうたわせていただいた。

 

コンサート後の感想もとてもうれしいものだった。音楽を聴くと通常は高揚してしまう傾向があるという女性の方が、「歌が耳からでなく体に直接しみこんできた、こうした経験は初めて」と。Novalisの評判も非常によく、来年は是非全曲を東京でまたというお誘いもあった。実現するとうれしい。

 

明日館前で関係者の方々と記念撮影をした後、メトロポリタンホテル1階で歓談。心地よい疲労感と、安らいだ気持ちで、久々にビールで乾杯。11時頃、浅田さんと別れる。また、来年の会を約束して。

 

歌う意味をまた実感するとてもすてきな時間だった。小菅さん、浅田さん、そして皆さんありがとう。録音を急遽担当してくれた筑波在住の弟にも感謝。歌に専念できたのは彼のおかげでした。

来年に向けて、また準備を始めます。

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