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東京赤坂プリンスホテルで行われたCASE-Jの結果報告会に出席した。企業が主催するのでないアカデミックな公正な研究、といわれるが、京都大学EBM研究所と日本高血圧学会による研究として始まったこの研究、始めからT社の力が影で大きく働いており、そういう意味で公正な研究かどうか疑わしい。はじめから企業の主催という形ですれば逆に文句はないのに・・・、公正だといいながら、今回の結果発表はきわめて一方に偏った部分だけに着目したもので、ちょっとがっかりした。方法論は公正であることはわかる、であるなら企業主催でもアカデミックでも関係ないではないか?強調するからこだわっていしまうのはわたしがあまのじゃく?
結果内容は、ある部分だけとれば確かにT社のARBの特徴が出て、T社にとっては本当にうれしいものだっただろうし、わたしも勉強になることが多々あった。実際に聞かせていただいて感謝している。
しかし、スタディーに加わったわたしの患者さんのなかではすべて対照薬の方がより降圧の面では有効の印象だった。降圧効果が同等というのは、最終用量の話が出なかったのでわからないが、とても信じられない。特にある患者さんは対照薬を中止してこのスタディにはいり、割り付けでT社の薬に決まったわけだが、1ヶ月もしないうちに患者さんがお願いだから元の薬にしてほしい、この薬になったすごく血圧があがって困る、といわれ、ドロップアウトとして対照薬に変更した。これも、フォローアップ対象とされ最後まで報告した。フォローアップ率の異常な高さはこういう症例もフォローし続けたためと思われる。
EBMは大切だが個々の特徴をそぎ落としてmassの結果だけが見えてくることに注意しなければならない。EBMを現場に適応する場合、また個々の違いを考えなくてはならない、

肥満患者の新規糖尿発症予防、肥大退縮、腎機能改善などかなりいい結果があり、今後の治療の参考にしたいと思う。

繰り返すが、こだわっているのは公正なスタディーと言いながら一方からの見方しかしていないことが気になったのです。

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