久々の、木曜(午後休診)の午後、先週末が外来と休日診療でつぶれたため、さらに前の日曜も東京日帰りでシンポジウムに出ていたため、13日連続休みなしの12日目・・・それも昼の時間も、近くの老人保養施設の健康相談・介護保険審査会などで、ほとんどがつぶれ・・・今日は、半日でも休めたらと思ったが、残念ながら今日もduty。U小学校の学校保健委員会に。医師会はお世話になっているが、ほんとうにいろんな仕事が多く、自分のところでも行事をやっている当院としてはかなりしんどい。
しかし、校医をさせていただいている、U小学校の保健活動はなかなか立派なものだ。昨年の骨(骨折をなくすための試み)の問題は専門でないので困りながらも、学校のパワーに引っ張られて関わってきたが、甲斐あって学校保健委員会が取り上げてから骨折ゼロ!今年は睡眠を取り上げると言うことで、わたしのアントロポゾフィー医学のテーマ(先日取り上げたハートマン)と同じテーマであることに内心驚いた。睡眠時間をいかにしっかりとるか?睡眠の意味、睡眠に影響を与えるTV,TVゲームなどの悪影響などを考える上で、何度かに渡って実態調査をされ、子どもの眠る時間、起きる時間、起きるときに自分で起きられるか、目覚ましか、人に起こされるまで起きないか・・・TV/ゲームが2時間以下だった割合など。
今日はそうしたアンケートや調べた内容に基づいて、まずは各クラスで考えた標語の発表、1年生から全クラス。ビンゴによる健康にとって大切な内容の確認。その後、歯科医の校医の先生のお話を(食事する場合に一口30回噛むことの大切さ)挟んで、保健委員会の子どもたちの調査結果と、睡眠の大切さを訴えるビデオ・・・(これはわたしが言おうとしていたことを言われてしまってあわてた)。そしてわたしの言葉、
「睡眠がないと人の精神、体は病む
睡眠は人を再生させる大切なもの
しかし時間だけではいけない
眠りの質が大切で、いい質を得るためには寝る前の行いが大切
TV,ゲームを直前にやるのはやめよう
ゲームをすると、頭が認知症と同じ状態になること、だから
15分以内に止めて、3倍の読書をしよう。
読書は漫画や雑誌ではなく、
夢のある宮沢賢治などの本がいい。。。。
皆さんが、勉強し、考えていい標語を作ったのはいいが、
ぜひ今度は実感するように。
本当に気持ちがよければそういう生活も続けられるでしょう。」
なんて言うことを、マイクなしで5分ほど全校生徒に話した。
その後校長先生、保健の先生、教務主任、そして歯科の先生でしばらくお話。切れる子どもの問題。多くは家庭問題でその中でも映画「誰も知らない」とほとんど同じ状況の家庭の子に対し、教頭先生が毎日迎えに行き、その弟を保育園に連れて行くなど、驚くほど献身的な取り組みを学校でやっていた。昨日、いじめ問題を取り上げたが・・こういう校長と学校全体の取り組があれば、あんないじめは起こらなかっただろう、やはり、校長教頭の人格と能力で差が出るのだろう。だが、教育委員会が権限を強めてこうした状況に果たしていいことがあるのだろうか?と、もう一度思う。政治家に教育を任せてはいけない。
15時過ぎに戻って少し書類書きをした後、午前中から二階の星の部屋で行われていた「アンカバーリング・ザ・ボイス」(午前はグループレッスンで午後は個人レッスン)の個人レッスンを受ける。2度目のレッスン。いかに楽器としての体を作るか、声を体から解放して自由な歌声が出せるか。今回少しだけ前に進んだ気が。前回と同様レッスン後、岡山に帰る講師の百香さんを車で三河安城まで送った。
ふー。。。明日は、昼から夕(14-16時)までなぜかわざわざ名古屋で愛知県医師会主催の社会保険集団指導がある。これは遅刻早退厳禁と。。。これまた大変な重荷。何で、豊田医師会の対象者に名古屋に集まれと・・・午後の診療に差し支えるので、やむなく1時間遅れの診療にしたが、なんと多くのクリニックがこのために午後休診していると聞いて・・・がっくり。情報収集が遅かった。
★★★「炎の歌」再考★★★
わたしは20数年前、名大医学部在学中に、医学部混声合唱団に属し、指揮者もつとめた。今日、突然医学部混声合唱団の団員をなのる女の人から電話があり、来年50回記念定期演奏会があり、過去の演奏会のプログラムを調べている、あなたは24回(そうです)の指揮者なので、電話した、と。
改めて当時の録音記録などを引き出しから出して、ステレオで聞いてみた、当時の記憶が鮮明によみがえってきた。
わたしの学生時代はすでに学園紛争の時代は過ぎ、高校でも全く無風の卒業式、大学に入って合唱団活動をしていたが、そこで少し社会に目を向けた。わたしの指揮者の時は、1ステージ愛唱曲集(MyWayとロシア歌曲3曲)、2ステージではSpirituals、そしてメインでは外山雄三作曲の「炎の歌」を取り上げた。人の命を扱う私たちにとって、戦争や原爆は避けて通れないテーマであった。このステージは少し変わったステージで、炎の歌が唱名のような歌で始まるため、その前置きに茨城のりこ作詩の「六月」、そして「千羽鶴」といういずれも佐々木伸尚先生作曲の二曲を入れ、それから「炎の歌」をうたった。後半2曲の「石」「花」は今聴いても名曲である。悲しみ、そして未来への強い思いが詩と曲、ピアノ一体になって迫ってくる。
思い出せるだけの「花」の詩を書き記す。
今の時代にこそ、必要な言葉ではないだろうか?
「草も生えないという焼け野原にも、
木々は茂り花が咲いた。
だが消え去った命は、
どの花によみがえればいい?
まして消えなかったことを恨みさえしたあなたの日々・・・
息子の為だけに、半身を引きづってきたあなたの命を、
どのの花に?
もの柔らかだったあなたの・・・・の、その最後の意志を、どの花に、探し当てたらいい??
・・・安らかに、眠ってください、過ちは・・・
あなたから夫を奪い、今あなたを奪ったものに、
花をゆだねることが、できようか、
花で結ぶ人間の心を任せておくことができようか?
だから、わたしは花を手向け、さようならを言わない
・・・過ちは、過ちは繰りかえ・・・し・・・
やすらかに、やすら・・か・・・
だから、わたしは数え切れないほどの花を捧げ、
そして祈ります。
お母さん、安らかに眠らずにいてください。
いつまでもいつまでも花と人間のために、
鐘を鳴らし続けてください。
生き残ったものへのむちとなって、
むしろむちのような花となって、
生き続けてください。」
(一部順番が間違っているかもしれません)
教育問題も連想される。
教育委員会の権限を強くして、どこが子どものためになるのだ?自殺問題での教育委員会権限強化というのは、全くお門違いの発想と思われる。
現場がだらしないのは確かだ、だからこそ現場から再生しなければ日本の教育はさらに荒廃する。東京都知事のように、現場の荒廃をみて押さえつけない限り子どもたちは言うことを聞かない(なぜ言うことを聞かせる必要があるのか、誰のための教育か・)などといわせておいてはいけない。子どもたちの心に寄り添い、共感していく教育なしで、子どもたちの心は救われない。
平和をないがしろにする人々が、子どもを押さえつけ兵隊のように有無も言わさず日の丸の元で右にならえをさせ、それがいいと公言する。どう見ても本当に子どものためを考えているとは思えない。
i都知事、A総理、いったい何をしたいのですか?右にならえをした子どもたちを戦場に送りたいのですか!?
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