昨年から、スイス在住のピアニスト・オイリュトミー療法士の浅田豊さんを迎え、シューベルトだけを演奏するコンサートを始めました。昨年は横浜シュタイナー学園と当院。今年は横浜のアウディオペーデ研修センターと当院、そして池袋明日館(closed=アトリエルピナスさん主催)で行います。
今年はチラシにもあるように、Novalisの素晴らしい詩につけた6曲・・・いずれもイエスキリスト、マリアへの讃歌・・・を歌います。聞き慣れたシューベルトとはひと味違った世界ですが、これがシューベルトの神髄ではないかと思うようになりました。
シューベルトが好きな皆さん、ぜひお越しください。定員40名ほどですので、お早めのご予約をお願いします。(写真は本年5月アントロポゾフィー国際医学ゼミナール後、当院「星の部屋」での浅田さんとの練習風景です)
♪♪♪♪♪♪ 以下、チラシから転載します ♪♪♪♪♪♪♪♪
SCHUBERTIADE シューベルティアーデ 2006
2004年、長野での国際アントロポゾフィー医学ゼミナールで出会った、医療者であり、音楽家の二人。 昨年2人によるシューベルトだけの演奏会「シューベルティアーデ」がはじめて開かれました。
今年も是非、との2人の思いがシューベルティアーデ2006として実現しました。
Novalisの詩による曲、全6曲の演奏を中心に、『冬の旅』から数曲と子守歌などの美しい小曲 全20曲余りを演奏します。シューベルトの魂の歌、今年も是非お聴きください。
★コンサート SCHUBERTIADE 2006
12月3日(日) 14:30 開場 15:00開演
歌 :揚妻広隆 (バリトン歌手、内科医)
ピアノ:浅田 豊 (ピアニスト、オイリュトミー療法士 スイス在住)
参加費:2000円 (2日・3日 両日参加の方は、二日で3500円)
(定員40名 要 予約) 小学生低学年以下の方はご遠慮下さい
曲目:「冬の旅」から おやすみ あふるる涙 春の夢 他
子守歌、ノヴァーリスの詩による讃歌Ⅰ〜Ⅳ 他
★シューベルティアーデ・前夜 「シューベルトの集い」
12月2日(土)15:00〜
お話・ピアノ:浅田 豊 歌:揚妻広隆
参加費:2000円(定員40名 要 予約)
浅田 豊氏が、静かな語り口でシューベルトを語ります。(浅田氏のメッセージ:裏面参照)
翌日のコンサートが、より味わい深いものになるでしょう。
場 所:あげつまクリニック 2F Forum「宙(そら)」
豊田市今町2-66 (愛知環状鉄道 三河豊田駅~タクシー10分、名鉄 豊田市駅~タクシー15分)
*お申込みいただいた方には詳しい地図をお送りいたします。
講演・コンサートによる収益は、浅田氏の渡航費にあてさせて頂きます。
***** 2006年SCHUBERTIADE(他会場)のご案内 ******
11月25日(土):横浜・アウディオペーデ
♪ お申し込み・お問い合わせ:フォーラム「宙」 Tel/Fax 0565-25-2588
留守番電話の時が多いので、電話番号をメッセージに残すかFAXをお願い致します。折り返しお電話致します。
主催:あげつまクリニック
後援:アントロポゾフィー医学のための医師会
♪♪♪♪♪♪ 浅田さんからのメッセージがチラシ裏面にあります ♪♪♪♪♪♪♪♪
浅田さんからのメッセージ
作曲家 フランツ シューベルト について
18世紀も終わりがちかくなってきた1797年にフランツ シューベルトはウィーンに生まれました。
シューベルトの父は貧しい学校教師で、最初の妻エリーザベトとのあいだに、14人の子をもうけましたが、小さいうちに亡くなった子が多く、成人したのは5人にすぎませんでした。エリーザベトが1812年に病死すると、シューベルトの父フランツ テオドールはアンナと再婚し、アンナとのあいだに5人の子をもうけています。シューベルトの生家はウィーンのヌスドルファー通りにあって、今も見学することができます。ウィーンで生まれ、育ち、生活し、そしてウィーンで1828年に死んだシューベルトは、その31年という短い生涯の間に、1000曲にもおよぶ楽曲を書き、それらは全世界の人々 〜音楽の専門家とか素人の別をとわず〜 から愛されています。
このころのヨーロッパからは、バッハを初め、ハイドン、モーツアルト、ベートーベンといったウィーン古典派の大家から、シューベルトに至るまで、そしてその後も、世界中で愛されている大作曲家がたくさんでているわけですが、その中でもシューベルトという作曲家の特徴はどこにあるのでしょうか?彼はどういう人柄だったのでしょうか?
シューベルトの音楽を考えるときに誰でもまず気がつくことは、その中におけるリート(歌曲)の重要性です。勿論シューベルト以前のモーツアルトやベートーベンも歌曲を書いています。しかしその歌曲は、彼らの全音楽的仕事の中で、それほで重要なものとは見なされません。シューベルトの場合はこの点が根本的に違っています。そもそもシューベルトはまずリート作曲家として有名になったのです。芸術歌曲というジャンルを自ら築き上げ、確立し、そして、ヨーロッパ芸術史上でも空前絶後とも言えるような傑作「冬の旅」をリートという分野で書き上げてしまったのは、もう驚くしかありませんが、ここでは常に「音楽と言葉の関係」ということが問題になってきます。そしてこの点についての研究論文もたくさん書かれているわけです。 シューベルトは単なる音楽家、作曲家だったのか、それとも、シューベルトは大変未来的な意味で詩人ではなかったのか、というような問いかけも可能になってきます。
それ以外にも、シューベルトに関してはいろいろな観点から近づいていくことができます。上に述べたような音楽的、言語的な点から、あるいはまた社会的、政治的、歴史的観点から、あるいは宗教的、心理学的な見方から近づいていくこともできます。それらについて今詳述することはできませんが、そのいくつかを、シューベルトの集いにおいて、皆さんと一緒に考えていけたらと思っています。 浅田 豊
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