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2006.09.27 00:02 |  診療  |  生活 / くらし  |  その他(医療関連)  |  夕霧  | 推薦数 : 1

支援の目的

先週末は函館で講演会
昼は講演、夜は久々にあう友人と食事をしたり少しアルコールを飲んだり。
講演というのはちょっと難しい。聴衆のニーズとか予備知識とかが分かりにくい。
僕の場合は自閉症スペクトラムとは何かという話をすることが多い。それが基本の基本だと思うことと、その基本が押さえられていないことが多いからだ。
支援する目的ということも最初に確認したいと思う。
知能指数をあげる、普通学級に入れる、入学するまでに45分着席できるようにする、などは支援の目的ではない。最近よく耳にする「社会性を伸ばす」「ソーシャルスキルを養う」というのも、ちょっと違う気がする。それを目標にすると、なんかちぐはぐなことが起こるからだ。
なぜか今年は北海道にご縁があって、再来週は旭川なのだが、そこでも自閉症とは何かという話をする。旭川は自閉症スペクトラムの歴史というか、なぜ自閉症概念を広げる必要をウイングや英国の親や専門家が感じたのかという話をしたい。
どうもわれわれは一部では診断しすぎだと批判されることがあるみたいだ。診断は支援の第一歩だと考えれれば、本来診断すべき人に診断しないほうが問題は大きいと思うだけど、どうなんでしょうね。
ウイング先生の努力をきちんと認められる人はあまり多くないのかもしれないです。
さて、僕の考える支援の目的は「自分らしく生きるため」です。そして、その目的と自閉症スペクトラム概念の拡大は密接に関係しているのですよ。

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