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2011.04.06 00:52 |  診療  |  その他(医療関連)  |  自閉症スペクトラム  |  夕霧  | 推薦数 : 2

スクリーニング検査

最後の日に、一応というか「スクリーニング検査」を受けた。
保健所長名で「スクリーニング検査の結果、異常ありません」という名刺大の紙をくれた。
もともと大丈夫だとは思っていたものの、検査をして異常なしと
言われると確かに安心した。まあ、どの程度の線量かわからない。聞けば、教えてくれるのかもしれないが、聞く気もおきず。
地震や津波に加えて、こういうことと心配しなければならないんは確かに難儀なことだ。
計測してくれた人は電力会社の関係者のようだった。言葉使いや態度がものすごく丁寧で、少し悲しくなった。

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2011.04.05 16:08 |  診療  |  生活 / くらし  |  その他(医療関連)  |  特別支援教育  |  自閉症スペクトラム  |  夕霧  | 推薦数 : 1

いわき

わき市でも、市内の精神科病院が被災したため薬物療法の継続に関する相談が多かったです。

震災から3週間がたち、ライフラインもある程度は復旧(ただし、海側の道路はまだ信号が停電しており大きな通りでも警官もいなくて、少し怖かったです)しており、ガソリンも入手可能なようです。

一時、親せき宅などへ避難していた自閉症の子どもも戻ってきつつあります。

震災後、余震に怯えて不安定、余震があると吐いてしまう
震災後、親から離れなくなった
など、震災が直接関係した相談が比較的多かったです。

学校の関係では
 新学期が始まるが、学校が被災した地区からの転校生を受け入れるため、特別支援学級が引っ越し
 広さが半分になった。このような変化に対応するためにはどうしたら良いか
といった、学校環境の変化にどう対処するかの相談。
 
発達障害に対応できる医師がいない。東京、郡山、福島などまでいかなければいけないが、現状では難しく、近所で専門家がいないかなどの相談

いわきでは、原発20キロ圏内や30キロ圏内から避難してきた
子どものケアも重要な課題です。生徒だけでなく教師も被災しているクラスがあり、クラスの人数や構成がかなり変わるところがあります。、
新学期をまじかにひかえ、学校環境、特別支援学級などの生徒や先生、クラスの構造などが変わることが多く、こういった変化をどうケアするかが重要な課題になりそうです。

ちなみみ、最後に二本松で放射能チェックをしてもらいました(原燃の職員さんでした)。
特に異常なく、異常なしとの証明をもらいました。


3日間の巡回でしたが、薬がない人の家に届けたり、自宅で相談にのるなどの通常の診療ではあまりないことが必要でした。

また、医者一人でなく地域の事情がわかっている県の職員さんや支援センターのスタッフが動向してくれたこと、小児神経科医とペアで相談にのれたことが大変に助かりました。

今後は宮城、福島にはいる専門家チームと情報交換しつつ、できるだけ支援を継続していきたいと思っています。

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2011.04.04 21:48 |  診療  |  その他(医療関連)  |  自閉症スペクトラム  |  夕霧  | 推薦数 : 1

南相馬

4月1日南相馬に行ってきました。南相馬市の特殊性は
放射線のために屋内避難の指示がでている地域が多く、
そのためにボランティアも他地区と比べて非常に少ないことです。


ある障害のある子どもを持つ家族の一人にインタビューしました。


求めている支援は

物資の宅配がない(宅配便が避難エリアに入ってこない)ので家まで宅配してくれる人が欲しい(市職員は頼めば宅配してくれるが、傍目からみても限界的に多忙なので、悪くて頼めない)

ガソリンを入手するには2時間近く並ばなければならない。
でも、子どもと一緒だと並べない。
代わりに並んでくれる人が必要、ガソリンがないと外出できない。

処方箋があっても、薬局までいってくれる人がいない。

買い出しを変わりにしてくれる人もいる。2時間ならんで、わずかの食物しか手にはいらない時もあった。


子どもを半日くらい見てくれる人がいると助かる。
たとえば公共スペースに自閉症の子どもを集めて一緒に遊んでくれる人

不足している物資
灯油
野菜など

ということでした。 

パートなどは当然できない(屋内退避だし、第一、パートする店や事業所があいてない)ので、収入も減っている人が多いです。

避難所にいきました。

老人が多いので、血圧測定の依頼が多い、測定してあげて数値を伝えるだけでも安心したという人もいました。
(避難所に自動血圧計があると良いかも)

メンタル面の相談ももちろんありました。普段から飲んでいた薬の処方を求められることが多かったです。処方内容がわかれば処方箋を出すことは容易(もっとも、薬局にその薬があるとは限らない)なのですが、わからない場合はかなり苦労しました。

避難所のスタッフの方は本当に頑張っているようすで疲労の色がありありとみえました。

屋内避難地区ですので、多くの店は閉まっています。といっても、市役所の周辺は結構人がいて駐車場も車が多かったです。被災証明や身内の安否情報を確認するために来初されているようでした。

屋内避難地区といっても多くの人が実際に生活していますし、自閉症に限らず、知的障害、身体障害、精神障害の方々など支援が必要な人は多くいらっしゃると思います。

今後も、色々な支援チームと連絡をとっていきたいと思います。

南相馬市役所の掲示

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2011.03.31 12:04 |  診療  |  自閉症スペクトラム  |  夕霧  | 推薦数 : 1

福島県浜通の発達障害巡回相談

内山(福大大学院教授、よこはま発達クリニック、児童精神科医)、小倉先生(国立障害者リハビリテー
ションセンター研究所・発達障害情報センター、小児神経科医)、福島県障がい福祉課、県発達障がい者支援センターが医療チームを作って巡回相談をします。
 4月1日(金)南相馬市、2日(土)相馬市、3日(日)いわき市を回ります。 該当地区で何か相談がありましたら、福島県自閉症協会【県事務局:阿部美喜子】
 〒960-8141 福島県福島市渡利字原21番地  tel/fax:024-523-2674
e-mail:info@asj-fukushima.com までご連絡ください。

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2011.03.10 11:36 |  診療  |  研究  |  その他(医療関連)  |  自閉症スペクトラム  |  夕霧  | 推薦数 : 1

専門医の3割

ってのも意味づけが難しいですね。自分は現在、発達障害の幼児に向精神薬を投与していない(たぶん)と思うけど、それは現在、民間のクリニックで予約診療をしており、重度の行動障害を伴う発達障害の幼児はあまり診ていないという単純な理由です。
以前、発達障害の幼児を入院病棟で診ていたときは、たぶん、半分くらいの子供に向精神薬を投与していた。一般の児童精神科医や小児神経科医が外来で診れなくて紹介されてくる入院が必要な重度の行動障害がある子供は、激しい自傷行為などで向精神薬が必要なことも少なくなかったし、何日も寝ない子どももいて、睡眠薬を投与しないと家庭も崩壊しそうなこともあった。
確かに、安易な向精神薬の投与は問題だし避けるべきだが、この記事の論調は、単純に向精神薬=悪みたいな印象を与えると思う。研究者が意図したことなのか、記者の意図なのか記事だけではよくわかないが。

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なんか、ちょっと偏った感じです。

http://www.nikkei.com/life/news/article/g=96958A9C93819695E2EBE2E1E28DE2EBE2E1E0E2E3E39180EAE2E2E2;da=96958A88889DE2E0E3EAEAE7E6E2E0E3E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2


研究班の小児神経科医のコメントに
「神経伝達物質やホルモンに直接作用する薬もあるのに・・・」
てあるけど、向精神薬が神経伝達物質に作用するのは、抗がん剤ががん細胞に作用するくらい当然のこと。そういった主作用と副作用のホルモンへの作用を併記しているのは??
記者の理解不足が歪曲なのか、それとも本当に研究者がそんなこといったのか?いずれにしても、一般の人は不安になるだろう。
向精神薬の調査なのに、なんで小児神経科医のコメントだけ紹介して児童精神科医のコメントは紹介しないだろうかとか、なんで必要な例もあることに一切触れないで、「懸念」だけ紹介しているのだろうかと色々疑問がわいてくるなあ。この調査、たぶん自分もアンケートに答えているけど、こういう紹介のされ方をするのは予想外だった。いろいろ、書きたいことはあるけど、他の原稿があるので、これくらいで、

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2009.04.06 00:43 |  診療  |  研究  |  自閉症スペクトラム  |  夕霧  | 推薦数 : 2

DISCOセミナーのお知らせ

しばらく更新を怠っていましたが、DISCOセミナーのお知らせです。DISCOというのはウイング先生が作られた診断のための半構造化面接の方法です。これを学ぶ気になったのは、もう10年以上前ですが、恩師の一人のK先生(故人)に、ウイング先生のところでDISCOという面接法を使っていて、それに基づいて診断し報告書を書くという話を聞いて、興味をもったのでした。その後、色々な偶然が重なり、ウイング先生やグールド先生の作成された診断書や心理レポートを読む機会があり、とても納得のいく優れたレポートだと思い、その方法を学びたいと思ったのが、ウイング先生のもとに留学するきっかけになったのでした。というわけで、どうぞご参加をご検討ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

第3回 医師のためのDISCOセミナーのお知らせ

*日常、発達障害の臨床を行っている心理士の方も歓迎いたします。

DISCO(The Diagnostic Interview for Social and Communication Disorders)11th edition(2003)はLorna Wing博士・Judith Gould博士らにより開発された自閉症スペクトラムを中心とする発達障害の診断・評価のためのツールです。
本セミナーはDISCOを日本においてトレーニングする正式な資格を得た唯一のセミナーです。本セミナーのすべてのコースに参加し、レポートが一定の水準に達したと判断された方には全英自閉症協会(National Autistic Society)のLorna Wing博士とJudith Gould博士の連名の認定証が交付されます。

日時:
ステージⅠ 7月18日(土)・19日(日)・20日(月/海の日)

ステージⅡ 11月28日(土)・29日(日)

講師:内山登紀夫(よこはま発達クリニック)
    吉田友子(よこはま発達クリニック・ペック研究所)
    藤岡宏(つばさ発達クリニック)

詳細は、よこはま発達クリニックホームページをご覧ください。
   http://www.ypdc.net

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2008.12.31 00:13 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  その他(医療関連)  |  夕霧  | 推薦数 : 1

学術会議への意見書 1

こちらが、学術会議への意見書です。

http://www.jsccp.jp/shikaku/pdf/20081104ikensho.pdf

全体として意見書というより抗議書のようです。

どうも、臨床心理士の資格問題というのは精神科医など

医療側と臨床心理士が対立している側面ばかりが目についてしまい切ないですね。

自分的には精神科医かつ臨床心理士(移行措置でも

とれた年代なのですが、手続き忘れて、試験を受けて

とりました)だし、やっている仕事のかなりの部分は医師よりも心理士的(だと思うし、臨床心理の先生にも医師にも親しい友人が多いし、

一番自分の臨床に影響を与えた師匠の一人はクリニカルサイコロジスト(外国のだけど)だしといった、真ん中にいるので

どっちの気持ちもわからないのではないですね。

さらに臨床心理の院生と、福祉の学部生を教えているという

点でも、まあ、こういった対立(スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの対立軸なんてのも芽生えて

きたし)はなんとかして早く解決して欲しいと思うのです。

 とはいうものの、この「意見書」を読んで、解決に近づくのは

難しいのかなあと思ったりしました。

思わせぶりにしないで早く続きを書けというメールがきたので

アップしたけど、この問題、長そうなので、

また続きます。

 

 

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近着の日本臨床心理会雑誌を読んでいたら、会長名の意見書というのがでていて、意見書というより抗議文なのですが、その抗議先の学術会議の声明の存在も知らなかったのでネットで読んでみました。

タイトルは

医療領域に従事する『職能心理士(医療心理)』の国家資格法制の確立を

で、ちょっとタイルが長いです。

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t62-8.pdf

 

学術会議の声明というからには、それなりの影響力があるのだと思います。

その「心理学・教育学委員会 健康・医療と心理学分科会」

(これも長い)の構成員の先生は12人のようですが、もちろんみんなの名前を知っているわけではないので、おおざっぱですが、

小児神経科医が二人、精神科医が一人、あとは心理・教育系の人みたいで、ほとんどが大学教員です。まあ、学術会議だからそういうものかもしれません。

臨床心理系の人も最低二人は入っているように思います。

 

この提言でちょっと驚いたのは(自分が無知だっただけかもしれませんが)、精神科病院や精神科神経科診療所の臨床心理技術者数は病院では常勤1668名、非常勤819名、診療所では常勤660名、非常勤1586名とかなりの数ですね。

さらに彼らの年収は常勤であっても200万から400万の間が7割ということで、身分の位置づけは不安定で、本提言は、そういう不安定な位置づけを改善しようという意図もあるようです。

 

で、この提言に示された大学で教えるべきカリキュラムとかはなかなか良いと思ったのです・・・・・

(続く) 

 

 PS コメントいただいた方々ありがとうございます。コメントにお返事するのが筋だとは思うのですが、良い言葉がうかばないことが多く、すみません。ありがたく読ませてもらっています。

 

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2008.01.25 00:08 |  診療  |  特別支援教育  |  自閉症スペクトラム  |  夕霧  | 推薦数 : 2

週末は京都で

なんだか、久しぶりに更新です。しかし、最近は寒いですね。寒いのも暑いのも苦手なんですが、車で通勤しているので暖房が効くまでの数分間が凍死しそうなくらいの数時間に感じます。

大学は授業がやっと終わり、今日はテスト、明日もテスト、今年から定期テストも国試対策も兼ねてマークシートにしたので、採点が楽になり、ちょっとうれしい。問題作りは大変だったけどね。二年生の皆さんがんばってね。明日のテスト後は京都へ。

 

この土日は以前お知らせした、ジョン・ドカティ先生をお迎えしてのTEACCHコラボレーションセミナー2008です。

http://www.teacchken.com/

当日も参加できますから、関心があってまだ申し込んでない人は直接会場のシルクホールへお越しください。特設受付があります。残念ながら懇親会は満員でキャンセル待ちになっています。

プログラム翻訳をちょっとだけ手伝いましたが、とても興味深かったです。学校コンサルテーションというシステムがほとんどない日本のわれわれにとって、歴史もあって根付いているノースカロライナの専門家の経験はとても参考になります。

 

プログラム
1日目
 講演 『TEACCH における学校教育へのアプローチ』
 ドカティ先生から、ノースカロライナにおける自閉症を対象にした学校コンサルテーションの方法や注意点、教師との協力のあり方などについてお話しいただきます。

2日目
 実践報告 『学校教育に関する実践』
 TEACCH 研の会員から日本の実践を報告し、ドカティ先生にコメントをいただき、
情報や意見の交換を行います。

ブログを見ている人で会場へいらした方はお声をかけて下さいね。声かけてもらっても何も特典はありませんが・・・・ 

 

 

 

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