夕霧
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2008/12 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

新着トラックバック

2008.12.31 00:13 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  その他(医療関連)  |  夕霧  | 推薦数 : 1

学術会議への意見書 1

こちらが、学術会議への意見書です。

http://www.jsccp.jp/shikaku/pdf/20081104ikensho.pdf

全体として意見書というより抗議書のようです。

どうも、臨床心理士の資格問題というのは精神科医など

医療側と臨床心理士が対立している側面ばかりが目についてしまい切ないですね。

自分的には精神科医かつ臨床心理士(移行措置でも

とれた年代なのですが、手続き忘れて、試験を受けて

とりました)だし、やっている仕事のかなりの部分は医師よりも心理士的(だと思うし、臨床心理の先生にも医師にも親しい友人が多いし、

一番自分の臨床に影響を与えた師匠の一人はクリニカルサイコロジスト(外国のだけど)だしといった、真ん中にいるので

どっちの気持ちもわからないのではないですね。

さらに臨床心理の院生と、福祉の学部生を教えているという

点でも、まあ、こういった対立(スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの対立軸なんてのも芽生えて

きたし)はなんとかして早く解決して欲しいと思うのです。

 とはいうものの、この「意見書」を読んで、解決に近づくのは

難しいのかなあと思ったりしました。

思わせぶりにしないで早く続きを書けというメールがきたので

アップしたけど、この問題、長そうなので、

また続きます。

 

 

固定リンク | コメント (2)

近着の日本臨床心理会雑誌を読んでいたら、会長名の意見書というのがでていて、意見書というより抗議文なのですが、その抗議先の学術会議の声明の存在も知らなかったのでネットで読んでみました。

タイトルは

医療領域に従事する『職能心理士(医療心理)』の国家資格法制の確立を

で、ちょっとタイルが長いです。

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t62-8.pdf

 

学術会議の声明というからには、それなりの影響力があるのだと思います。

その「心理学・教育学委員会 健康・医療と心理学分科会」

(これも長い)の構成員の先生は12人のようですが、もちろんみんなの名前を知っているわけではないので、おおざっぱですが、

小児神経科医が二人、精神科医が一人、あとは心理・教育系の人みたいで、ほとんどが大学教員です。まあ、学術会議だからそういうものかもしれません。

臨床心理系の人も最低二人は入っているように思います。

 

この提言でちょっと驚いたのは(自分が無知だっただけかもしれませんが)、精神科病院や精神科神経科診療所の臨床心理技術者数は病院では常勤1668名、非常勤819名、診療所では常勤660名、非常勤1586名とかなりの数ですね。

さらに彼らの年収は常勤であっても200万から400万の間が7割ということで、身分の位置づけは不安定で、本提言は、そういう不安定な位置づけを改善しようという意図もあるようです。

 

で、この提言に示された大学で教えるべきカリキュラムとかはなかなか良いと思ったのです・・・・・

(続く) 

 

 PS コメントいただいた方々ありがとうございます。コメントにお返事するのが筋だとは思うのですが、良い言葉がうかばないことが多く、すみません。ありがたく読ませてもらっています。

 

固定リンク | コメント (1)

地域移行というテーマで某100系が走る地域で講演してきました。

地域移行って英訳しにくいのですが、英国では似たことばにSocial Inclusionっ

てのがあります。

地域に根ざしたとか地域で生きるって言い方が福祉業界では以前からよく使われていて、これは、もとはといえば施設や病院ではない所でいう意味だと思いますが、もちろん今では、色んな方がもっと的確に色んな風に定義しているよ100系車外うです。

ただ、自分自身は地域に根ざした生活はあまりしていないと

いうか、近所のつきあいはないし、職場は二つあるけどどちらも他市(一つは他県でもある)、買い物もすんでる近くではしない(というか車を使わないとコンビニくらいしか買うところがない)、で「地域」って感覚そのものがしっくりきません。

 

以前勤務していた福祉施設は開設当時は山奥だったのですが、都市化の波で僕が赴任したころは近所にマンションや住宅が沢山たち隣にはスーパーや郵便局もできて、地域のほうが施設の近くに「移行」してきたのでした。

だからといってそこの利用者の方が「地域に根ざしている」とかいうことはあまりなかったです。地域との交流を重視はしていましたが、盆踊りに地域住民を招待するくらいで、ハレの場での交流で日常的な交流は難しかったような気がします。

 

それはともかく、自分的には地域移行よりも

Social Inclusionという用語のほうが、なんかしっくりするような気がします。

自分のことを考えると地域には全く根ざしていないし地域住民としての自覚もないのですが、SocialにはIncludeされているとは思います。誰もいない100系車内の貴重な映像

アスペルガー症候群の人に地域に根ざしてといっても難しい人もいるような気がするんですが、ITなどを利用したSocila Inclusionをはかるほうが現実的な人もいますね。

 

この写真は誰も乗っていない100系車内という貴重な?映像です。

固定リンク | コメント (2)

 は、直訳すれば「私は存在する」というキャンペーンなんですが

http://www.think-differently.org.uk/Campaign/Campaigns/About%20I%20Exist.aspx

 全英自閉症協会がやっているキャンペーンの一つです。

これは成人のASDの人の存在を広く世間に知らしめることが目的の一つですが、政府に対して色々提言しています。

ちょっと面白いのは、提言の第一が

「政府は成人のASDの疫学調査研究を支援すべきだ」

という提言だということです。

日本だと、親と当事者の会が、そういう提言をすることはあまりないのではないかと思いました。

 そんな、疫学研究なんかに金を出す前に、きちんとサービス機関を整備すべきだという話になりそうです。

全英自閉症協会の某ディレクターと、そういう話をしたら、英国でもそういう意見はあるし、英国のサービスも不十分だけど、実際に支援を必要としている人が沢山いるということを

国民に知ってもらわなければ、支援の予算もつかないし、政治家も行政も動かないでしょうという答えが返ってきました。

まさに、その通りですね。

「現場」にいる人は専門家でも家族でも、支援が必要な人が沢山いることは痛いほどわかっているけど、一般の人の認識を高めないと、一部の政治家や役人の力だけでは支援が始まらないということだろうと思います。

 

文科省が以前にやった発達障害の子どもの数を把握する調査も、かなりの反対意見がありましたし、早期発見の研究においても、そんなことより支援サービスの充実が先だとか、支援サービスが十分にない現状で、「発見」だけされても困るという意見も多いのですが・・・・・・

 

 

 

 

 

 

固定リンク | コメント (2)

2008.12.03 23:07 |  趣味  |  旅行 / 宿  |  その他(一般)  |  夕霧  | 推薦数 : 2

ゼロ系

気まぐれにブログを更新したら、いろんな人からメールをもらいました。意外に見てくれてるのですね。ありがたいことです。

 

新幹線のゼロ系が引退しましたね。

このこと自体は自分にとっては、くるべき時がきたということで、あまり感慨はないんですが、テレビとか新聞で大きく扱っていることに驚きました。一般の人がそんなに関心あるなんて不思議な気分でしたね。

最近、某山陽地方の仕事を受けることが、ちょっと増えているのですが、理由の一つは山陽新幹線の「こだま」に乗れることで、さすがにゼロ系にはあんまり行き会わななかったんですが、100系さんには会えるんで、それほどマニアックでない僕としては100系で満足です。というか、100系が一番美しい新幹線だと思うんです。

 

1964年新幹線ができたとき、ある詩人(うろ覚えだけど、多分、谷川俊太郎)が「(新幹線は速すぎるので、窓の外の景色に)形容詞がつかない」という意味の詩を書いていて、「そんなあ、窓外に流れる(遠方の)外の景色にも、車内の細部にも、沢山形容詞はつけられる」と、憤慨したことをゼロ系のニュースをみて思い出しました。

 

すみません、完全に雑談でした。

 

固定リンク | コメント (5)