S.J。ブレイクモアとウタ・フリス著で日本語タイトルは「脳の学習力」 ちなみにウタ・フリス先生は自閉症スペクトラムやディスレキシアの研究者で、アスペルガーの原著を英訳したことでも知られている(全訳ではなく、一部はしょった)。 中枢性統合や心の理論と いった概念を(共著者と)提唱し、自閉症研究に大きな影響を与えました。 この本は、神経心理学と認知心理学と発達心理学と神経科学とミックスしたみたいな内容で、たとえば、ロンドンのタクシー運転手の海馬後部は一般の人より大 きくて、それはタクシー運転手歴と比例する、つまり、大人になってからの経験でも脳が変化するという有名な研究や、大人になってからでも、たった5日ピア ノを練習するだけで、脳の指に関わる部分が拡大するといった、脳の可塑性に関する研究が、わかりやすく紹介されている。 ちなみにフリス先生のご主人はクリス・フリスという統合失調症の神経心理で有名な人です。 宣伝めくけど、ウタ・フリス先生の講演会をクリニックで企画しました。心の理論や中枢性統合といった認知心理学的な概念を臨床の場でどう応用するかといった話をしてもらいます。
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