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2007.06.27 00:35 |  その他(医療関連)  |  夕霧  | 推薦数 : 0

脳の学習力

S.J。ブレイクモアとウタ・フリス著で日本語タイトルは「脳の学習力」 ちなみにウタ・フリス先生は自閉症スペクトラムやディスレキシアの研究者で、アスペルガーの原著を英訳したことでも知られている(全訳ではなく、一部はしょった)。 中枢性統合心の理論と いった概念を(共著者と)提唱し、自閉症研究に大きな影響を与えました。 この本は、神経心理学と認知心理学と発達心理学と神経科学とミックスしたみたいな内容で、たとえば、ロンドンのタクシー運転手の海馬後部は一般の人より大 きくて、それはタクシー運転手歴と比例する、つまり、大人になってからの経験でも脳が変化するという有名な研究や、大人になってからでも、たった5日ピア ノを練習するだけで、脳の指に関わる部分が拡大するといった、脳の可塑性に関する研究が、わかりやすく紹介されている。 ちなみにフリス先生のご主人はクリス・フリスという統合失調症の神経心理で有名な人です。 宣伝めくけど、ウタ・フリス先生の講演会をクリニックで企画しました。心の理論や中枢性統合といった認知心理学的な概念を臨床の場でどう応用するかといった話をしてもらいます。
 

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2007.06.20 21:51 |  趣味  |  映画 / 音楽 / 読書  |  その他(医療関連)  |  夕霧  | 推薦数 : 2

光とともに 11巻

が発売されています。 光君も中学生 高機能のクラスの話や高次脳機能障害の青年も登場、色々と家庭内でも学校でも事件の連続です。 このブログの読者には、おもわずクスリとするエピソードもあります。 光とともに 11―自閉症児を抱えて (11)
 

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2007.06.19 22:01 |  研究  |  その他(医療関連)  |  夕霧  | 推薦数 : 0

生物と無生物の間

例によって脈絡なく書いていくわけだけど、一種の活字中毒なので、なんか活字を読まないと落ち着かない。僕の場合、気が散りやすいので夢中になって読む本というのは、そう多くはないけど、これはホント、帯のとおり「読み始めたら止まらない」だった。書名は福岡伸一著、生物と無生物の間、 講談社現代新書。なんで読んだかというと大学生時代に同じタイトルのレポート課題があって、色々調べて自分では自信満々で出したのが赤点だったのを思い出 したという私的理由と、内田樹が推薦してたのと、前著の「プリオン説は本当か」が面白かったからという理由だけど、「プリオン」のほうは専門的でちょっと 難しくて分からないところもあった。今度のも全部理解できたわけではないけど、まあ、ホントに面白い。
分子生物学者の書いた一般向けの本というの は、専門的すぎて教科書読んでいるみたいなのか、逆に何でも遺伝子のせいにしてなにが言いたいのかわからない本が多い。同じことは脳科学者の書いた本にも いえて、まあ人間のことを話題にすれば、究極は何でも遺伝子か脳のせいに決まっているわけです。
本書は読むとそういった通俗遺伝子論とは全く違って、分子生物学からみた生命の本質が議論されていて、おもわずワクワクしてしまった。
生 物における一方向に流れる時間の重要性の解説やノックアウトマウスの実験における予想外の結果に落胆するだけでなくて、新たな解釈にいたる話はとても面白 い。研究というのは予想外の結果がつきものなのだろうけど、予想外の結果から学ぶことも多いわけで、これは臨床研究でも同じなんだろうと思う。
ボストンや昔の松戸などの情景描写も秀逸なのだが、生命の本質を普通の言葉で記述するところが凄いです。
「生命という名の動的な平衡は、それ自体、いずれの瞬間でも危ういまでのバランスをとりつつ、同時に時間軸の上を一方向的にたどりながら折りたたまれている。それが動的な平衡の謂いである」(エピローグより)。
なるほど、ページを読み進めて言って、ストンと腑に落ちる感覚が読書の快感であることを改めて確認したのでした。


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2007.06.19 21:53 |  旅行 / 宿  |  その他(医療関連)  |  夕霧  | 推薦数 : 0

沖縄

またまた更新が滞って、久方ぶりの登場です。
色んな人が更新しないんですか?と言ってくれるので
久々に更新する気になりました。
昨 日は沖縄(那覇)で講演でした。沖縄は初めてでした。金曜日に夜遅くついて、土曜日の夜帰るという日程で観光はあまりできなかったけど、首里城を少し見る ことができました。予想していたより大きかったです。山羊の刺身は美味しかったけど、豚の足のゼラチン質の食感は、ちょっと苦手だったかも。
沖縄に印象は良かったですよ。皆さん、熱心な感じでした。わりとリラックスした感じの人が多いなという印象で、僕にはあっているかもしれません。
今度行く時はダイビングをすることになりました。
原 田さんの質問ですが、理想の施設ってなかなか難しいですね。完成型はないと思います。自閉症に対する支援が進んでいる国というのも、なかなか難しい質問で す。どこの国でも地域によってサービスの内容が違うし. ノースカロライナや英国は、確かに進んでいると思うけど、サービス内容の濃淡はあるし。
外国のこともイギリスの一部とアメリカの一部しか知らないし、日本のこともごく限られた地域と機関しか知らないので・・・すみません。

また、ボチボチ書き込んでいきますので、よろしく

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