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2010.09.12 19:39 |  開業 / 病院経営  |  研究  |  海外留学  |  DAICHAN  | 推薦数 : 3

バイリンガルの人の失語症

日本語が第一語で英語が第二語の方は、脳出血や交通事故による脳障害が起こると、片方の言葉を忘れたり、書けなくなったり、しゃべれなくなります。これは、二つの言語が脳の中で違う神経回路で処理されているからです。これから 二つの症例を紹介します。

ケース1.

18才の男性高校生が、オートバイでゴミ収集トラック に激突。頭蓋骨骨折と左脳内出血で緊急手術で命は助かった。でも3ヶ月は意識無しでその後目覚める。失語症と右側の運動障害。英語は読み書きや話す事に問題なし。日本語が書けなくなり漢字をすべて忘れる。帰国子女枠で日本の大学受険を10校にするが、小論文をすべてひらがなで書き提出したのが原因で不合格。アメリカの大学に進学そして卒業。

 

ケース2.

 59才男性で40年アメリカ在住で日本の大手家電メーカーで働くが2009年にリストラで失業。健康保険なし。1ヶ月前に突然たおれて、救急車で近くの病院に。CTで左脳内出血(高血圧による)がみられ、緊急手術。軽い 右側の麻痺と失語症。日本語がたどたどしく会話途中で英語にかわる。英語の理解と会話は問題無し。日本語も回復中。

以上が私の見た患者さんのケーススタデイです。これらによってバイリンガルの人が 違う神経回路で二つの言語を処理することが、私もわかりました。下記に川崎病院の國塩先生の記事をコピーしました。

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言語障害(失語症)

脳神経外科 部長 國塩勝三(川崎病院)

ある朝、突然言葉がうまくしゃべれなくなり、家族からは呂律が回っていないと指摘されて外来に歩いて来られるような患者さんも時々おられます。初対面の診察時には、呂律が回っていないといわれても高齢者であれば多少はありうるだろうと思いつつ、CTやMRI検査を行うこともあります。意外に、そのような場合(構音障害)でも小さな脳梗塞などが診断されることがあります。

また、言葉がうまく出ない、言っていることがわからない、さらには字が書けないなどのいわゆる失語症で発症する脳卒中もあります。その多くは、他の神経症状として右片麻痺や右半身の感覚障害がみられ、その随伴症状として言語障害がみられます。

それは、右利きの人のほとんど、また左利きの人では7割程度が、左大脳半球に言語の働きを司る領域(言語中枢)があるからです。左半球の障害では、解剖学的に神経線維が脳幹の延髄で交叉しているため、対側である右側の運動障害をおこします。

失語症もいろいろです。なかでも、話すことが障害されたものを「ブローカ失語」(運動性失語)といい、大脳の左前頭葉の「ブローカ野」と呼ばれる運動性言語中枢の障害によりおこるといわれています。滑らかに話せるものの言い誤りが多く、聞いて理解することも難しいものを「ウェルニッケ失語」(感覚性失語)といいます。これは、左側頭葉の「ウェルニッケ中枢」と呼ばれる感覚性言語中枢が障害されるために起きます。

さらに、左大脳半球の広範な障害では、言語理解ができなくなり、言葉をほとんど発することができない「全失語」といわれる状態となります。一般の方は、失語症といってもピンとこないでしょうが、例えば我々がいきなりまったく言葉がわからない異国の地で生活するような状況に置かれたようなものでしょうか? 日本語が全く別の言語になってしまい周囲とコミュニケーションが取れなくなる訳ですから、それによる精神的影響は大きいと思われます。

興味深い珍しい失語症例を紹介いたします。患者Kさんは幼いころ中国から日本に移住し、以後は日本語中心の生活で、その後日本女性と結婚し子供とともに日本で生活していました。ある日、Kさんは脳卒中を発症して、50年来しゃべっていた日本語が全くしゃべれなくなりました。

家族もおかしなことを言い出したということで、何を言っているのか理解できないようでした。入院中に中国人留学生に一緒にきてもらったところ中国語をちゃんと話しているとのことでした。家族は日本人であり、中国語ができないということが今後の問題ではあります。ということより、バイリンガルの方が結婚される場合は、将来的にパートナーも両方の言語が理解できるのが好ましいということになります。

このようにバイリンガルの方の失語症には、一方の言語だけが障害され、他方の言葉は保たれるという非常に興味深い現象がみられます。多くは第2言語が失われますが、その逆のケースもあるようです。バイリンガルでは母国語と第2言語は、脳内で異なった神経回路で処理がなされているのです。

突然、言語障害が起こった場合、脳梗塞などの脳卒中による可能性が高いため、早期の治療が重要です。

脳梗塞であれば発症3時間以内にtPAの薬を投与できれば回復率も高いので早急に病院にかかるようにしてください。その場合、検査なども必要ですから大体2時間以内に病院にかからないと間に合いません。翌朝までは待てません。

失語症は、脳出血や脳梗塞などの脳卒中によるもののみならず頭部外傷による脳挫傷や脳腫瘍によってもおこります。言語障害のみならず高次機能障害も一緒におこっていることも多いようです。

脳腫瘍において、特に神経膠腫といわれるもので言語野近傍に発生した腫瘍の手術では、術後失語症を合併させないようにするため、覚醒のまま手術を行う方法(覚醒下開頭術)が最近行われています。開頭時に話をしてもらいながら露出した脳を電気刺激することによって言語領域を確認し、その領域を避けて腫瘍を摘出します。言語領域は個体差が大きく教科書通りではないためこのような確認が必要なのです。

失語症自体は手術では治せません。言語療法といわれるリハビリ治療になります。リハビリ科医および言語聴覚士という専門職がコミュニケーションに障害をもつ患者さんの機能の獲得・回復・維持を長期に支援していくことになります。

(岡山日日新聞 平成21年8月31日(月)掲載)

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2010.08.10 17:49 |  開業 / 病院経営  |  研究  |  海外留学  |  DAICHAN  | 推薦数 : 3

最悪な手術 ーBernard–Soulier syndrome

 この間この病気をもっている患者さんが来ました。血小板は2万5000(正常=15万から50万)しか無く、大きな腫瘍が背中に出来ていました。百万人に一人で両方の親の遺伝子をもらった時に成る病気です。保険が無く、何とか900ドルでプラズマ輸血をして、知り合いの外科医に頼み、安くできるように頼みました。盲腸炎で200万円かかるアメリカです。そうしたら、病院で4000ドル、彼の診療所で1000ドルでやってくれると言う事だったので、患者さんに聞いてみたら、少しぐらい痛くても我慢して診療所ですると言う事で、生検もがんでなく良かったです。非常に稀な病気で、広島大学の医局員がわざわざ患者さんの家に来たそうです。私も初めて診た病気です。なんとか手術ができ本当に良かったです。ひやひやする経験でした。

___________________________

 

Bernard–Soulier syndrome

From Wikipedia, the free encyclopedia
Jump to: navigation, search
Bernard-Soulier syndrome
Classification and external resources
ICD-10 D69.1
ICD-9 287.1
OMIM 231200
DiseasesDB 1356
eMedicine ped/230
MeSH D001606

Bernard-Soulier syndrome (BSS), also called hemorrhagiparous thrombocytic dystrophy,[1], is a rare autosomal recessive coagulopathy (bleeding disorder) that causes a deficiency of glycoprotein Ib (GpIb), the receptor for von Willebrand factor, which is important in clot formation.

The incidence is estimated to be less than 1 in 1 million persons, based on cases reported from Europe, North America, and Japan.[2]

It is a Giant Platelet Syndrome that is characterized by abnormally large platelets.

Contents

[hide]
//

[edit] Presentation

Characterized by prolonged bleeding time, thrombocytopenia, giant platelets, and decreased platelet survival, Bernard–Soulier syndrome (BSS) is associated with quantitative or qualitative defects of the platelet glycopotein complex GPIb/V/IX. The degree of thrombocytopenia may be estimated incorrectly, due to the possibility that when the platelet count is performed with automatic counters, giant platelets, which may be as frequent as 70–80% in occasional patients, may reach the size of red blood cells and, as a consequence, are not recognized as platelets by the counters. Typically, BSS platelets do not agglutinate to ristocetin, and this defect is not corrected by the addition of normal plasma, distinguishing it from Von Willebrand disease. The platelet responses to physiologic agonists is normal, with the exception of low concentrations of thrombin. Bleeding events, which may be very severe, can be controlled by platelet transfusion. Most heterozygotes, with few exceptions, do not have a bleeding diathesis.

It presents as a bleeding disorder due to the inability of platelets to bind and aggregate at sites of vascular endothelial injury. [3]

Condition↓ Prothrombin time↓ Partial thromboplastin time↓ Bleeding time↓ Platelet count↓
Vitamin K deficiency or Warfarin prolonged prolonged unaffected unaffected
Disseminated intravascular coagulation prolonged prolonged prolonged decreased
Von Willebrand disease unaffected prolonged prolonged unaffected
Haemophilia unaffected prolonged unaffected unaffected
Aspirin unaffected unaffected prolonged unaffected
Thrombocytopenia unaffected unaffected prolonged decreased
Early Liver failure prolonged unaffected unaffected unaffected
End-stage Liver failure prolonged prolonged prolonged decreased
Uremia unaffected unaffected prolonged unaffected
Congenital afibrinogenemia prolonged prolonged prolonged unaffected
Factor V deficiency prolonged prolonged unaffected unaffected
Factor X deficiency as seen in amyloid purpura prolonged prolonged unaffected unaffected
Glanzmann's thrombasthenia unaffected unaffected prolonged unaffected
Bernard-Soulier syndrome unaffected unaffected prolonged decreased

[edit] Eponym

The syndrome is named after Dr. Jean Bernard and Jean Pierre Soulier.[4][5]

[edit] Genetics

There are three forms:[6]

Bernard-Soulier syndrome has an autosomal recessive pattern of inheritance.

[edit] References

  1. ^ Lanza F (2006). "Bernard-Soulier syndrome (hemorrhagiparous thrombocytic dystrophy)". Orphanet J Rare Dis. 16 (1): 46. doi:10.1186/1750-1172-1-46. PMID 17109744. 
  2. ^ Anesthetic and perioperative management of a patient with Bernard-Soulier syndrome Georgia Kostopanagiotou MD, Ioanna Siafaka MDa, Constantinos Sikiotis MDa, and Vassilios Smyrniotis MDa. Received 23 July 2003; Revised 21 October 2003
  3. ^ Pham A, Wang J (2007). "Bernard-Soulier syndrome: an inherited platelet disorder" (subscription required). Arch. Pathol. Lab. Med. 131 (12): 1834–6. PMID 18081445. http://journals.allenpress.com/jrnlserv/?request=get-abstract&issn=0003-9985&volume=131&page=1834. 
  4. ^ synd/2075 at Who Named It?
  5. ^ Bernard J, Soulier JP (December 1948). "[Sur une nouvelle variété de dystrophie thrombocytaire hémorragipare congénitale]" (in French). Semaine des hôpitaux de Paris 24 (Spec. No.): 3217–23. PMID 18116504. 
  6. ^ Online 'Mendelian Inheritance in Man' (OMIM) GIANT PLATELET SYNDROME -231200

[edit] External links

[edit] See also

 

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2010.07.24 22:23 |  開業 / 病院経営  |  研究  |  海外留学  |  DAICHAN  | 推薦数 : 2

妖精の粉ー再生医療の発展

 最近NHKスペシャルの「再生医療」で、アメリカの「妖精の粉」という細胞外マトリクックスが、戦争や事故で指を無くした人に、この粉を塗り続けると指が、爬虫類のように指が再生されるというすごい薬が発表されました。日本人再生医療研究者が研究中で、実用化されつつあるというものでした。

 ある日、東京の皮膚科の医師が私のメールに日本に患者さんの治療のために送ってくれと言われました。日本では、まだ厚労省の許可がおりていません。

 患者さんから私の口座に送金され、厚労省の特別な許可があれば送れると言われました。何度も製薬会社に電話をかけました。アメリカ軍が使用するようになってから国際部も無くなりました。もう海外に送ることもできなくなりました。

 価格も高くなり、10時間以上の時間を使いました。でも製薬会社は態度も悪くすごく嫌な思いをして、私のアメリカ医師免許を要求してきました。そしてアメリカでしか使えないと言われました。その事を東京の皮膚科の医師に言いました。イギリスのフレミングが青カビから使ったペニシリンも軍事秘密でした。第二次戦争後、米軍日本駐留が始まりましたが、とても高価で日本人は買えませんでした。今同じ事が起っています。もし私が忠告を無視して、日本に薬を送ると、美人ロシアスパイと同じように、強制送還され産業スパイとなり、永住権が無くなり犯罪人になり、再びアメリカに入国できなくなります。

 そのことを東京の医師に伝えました、でも茶色のビンに入れて送れば問題無いと言われました。でもリスクを考えたら出来ないとメールを送りました。可能性は、患者さんにロスに来てもらうという可能性を言いました。

 アメリカは海外に薬を送れば良いと思います。気の毒なのは、薬が必要な患者さんです。

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細胞外マトリックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

細胞外マトリックス(さいぼうがい-、Extracellular Matrix)とは生物において、細胞の外に存在する超分子構造体である。通常ECMと略され細胞外基質、細胞間マトリックスともいう。

細胞外マトリックスの種類 [編集]

  • 繊維状のタンパク質

  • 構造タンパク質

  • グルコサミングリカン

多細胞生物動物植物)の場合、細胞外の空間を充填する物質であると同時に骨格的役割(例:動物の軟骨)、細胞接着における足場の役割(例:基底膜やフィブロネクチン)、細胞増殖因子などの保持・提供する役割(例:ヘパラン硫酸に結合する細胞増殖因子FGF)などを担う。植物における代表的な細胞外マトリックス成分は、セルロースである。

わかりやすく表現すると、多細胞生物を構成する個々の細胞の多くは細胞外マトリックスのベッドあるいは巣に埋もれて生活しているとも言える。ただそ れは単純なベッドではなく細胞の生き様を変化させることができる動的で機能的なものであり、細胞にとっての「微小環境microenvironment」 の実体である。

脊椎動物無脊椎動物にも細胞外マトリックスが見られる。ヒトを含めた脊椎動物に顕著な成分は、コラーゲンプロテオグリカン、フィブロネクチンやラミニンといった糖タンパク質(一部は細胞接着分子)である。

間質にはI型コラーゲン、プロテオグリカン(バーシカン、デコリンなど)、フィブロネクチンなどが顕著である。軟骨を作る細胞外マトリックスの主要 成分はII型コラーゲン、プロテオグリカン(アグリカン)、ヒアルロン酸、リンクタンパク質などである。間質(結合組織)と上皮(実質)の間などに見られ る基底膜には、IV型コラーゲン、ヘパラン硫酸プロテオグリカン(パールカンなど)、ラミニン、エンタクチンなどが見られる。脳の主要な細胞外マトリックス成分はコンドロイチン硫酸プロテオグリカン、ヒアルロン酸、テネイシンなどの糖タンパク質である。

昆虫ハエ)や線虫などの動物にも同様な成分が見られるが、脊椎動物のものとはやや構造や成分に違いがある。甲殻類を含め節足動物における細胞外マトリックスで顕著なものは、キチンである。細胞外マトリックスは、カイメンやボルボックスといった単純な多細胞生物にも存在する。

マトリックス工学 [編集]

細胞外マトリックスを操作することで組織や細胞を制御し再生医療などに利用する応用技術であり、1980年代に初めて提唱された。また個々の細胞外マトリックス成分やその複合体は細胞培養などに用いられ、既に医療応用も盛んである。特にブタ膀胱から抽出した細胞外マトリックスはアメリカが合衆国において実用化が進められており、ヒトにおいても事故で切断した指先を再生することに成功している。

細胞外マトリックスの分解 [編集]

胚の発生段階やがん細胞の転移などの際、基底膜などの細胞外マトリックスが特殊なプロテアーゼなどにより分解されることで細胞の移動が制御される。

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2009.08.30 02:29 |  開業 / 病院経営  |  研究  |  海外留学  |  DAICHAN  | 推薦数 : 1

新型インフルワクチンQ&A

日本では新型インフルエンザ ワクチンは、多くても1,700万人分しか国内で確保できず、あとは国外に頼るという状態です。安全性が心配です。厚生労働省の発表では、10月には感染者が2,500万人つまり国民の5人にひとりが新型インフルエンザにかかる予測です。

 

SKY TEAM先生によれば、フランスは100%、スペインは40%というワクチン準備がみこまれるそうです。

 

そしてアメリカでは、必要な人のワクチンは皆確保されるというみこみです。

 

CDCのワクチンに関する質問と答えに関して下記にコピーしました。使用の優先順位の邦訳は,私が前の記事でしてあります。

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 CDC

Questions & Answers

Novel H1N1 Influenza Vaccine

August 28, 2009, 5:30 PM ET

What are the plans for developing novel H1N1 vaccine?

Vaccines are the most powerful public health tool for control of influenza, and the U.S. government is working closely with manufacturers to take steps in the process to manufacture a novel H1N1 vaccine. Working together with scientists in the public and private sector, CDC has isolated the new H1N1 virus and modified the virus so that it can be used to make hundreds of millions of doses of vaccine. Vaccine manufacturers are now using these materials to begin vaccine production. Making vaccine is a multi-step process which takes several months to complete.  Candidate vaccines will be tested in clinical trials over the few months. 

When is it expected that the novel H1N1 vaccine will be available?

The novel H1N1 vaccine is expected to be available in the fall. More specific dates cannot be provided at this time as vaccine availability depends on several factors including manufacturing time and time needed to conduct clinical trials

Will the seasonal flu vaccine also protect against the novel H1N1 flu?

The seasonal flu vaccine is not expected to protect against the novel H1N1 flu.

Can the seasonal vaccine and the novel H1N1 vaccine be given at the same time?

It is anticipated that seasonal flu and novel H1N1 vaccines may be administered on the same day. However, we expect the seasonal vaccine to be available earlier than the H1N1 vaccine. The usual seasonal influenza viruses are still expected to cause illness this fall and winter. Individuals are encouraged to get their seasonal flu vaccine as soon as it is available.

Who will be recommended to receive the 2009 H1N1 vaccine?

CDC’s Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP) has recommended that certain groups of the population receive the novel H1N1 vaccine when it first becomes available. These target groups include pregnant women, people who live with or care for children younger than 6 months of age, healthcare and emergency medical services personnel, persons between the ages of 6 months and 24 years old, and people ages of 25 through 64 years of age who are at higher risk for novel H1N1 because of chronic health disorders or compromised immune systems.

We do not expect that there will be a shortage of 2009 H1N1 vaccine, but availability and demand can be unpredictable. There is some possibility that initially the vaccine will be available in limited quantities. In this setting, the committee recommended that the following groups receive the vaccine before others: pregnant women, people who live with or care for children younger than 6 months of age, health care and emergency medical services personnel with direct patient contact, children 6 months through 4 years of age, and children 5 through 18 years of age who have chronic medical conditions.

The committee recognized the need to assess supply and demand issues at the local level. The committee further recommended that once the demand for vaccine for these target groups has been met at the local level, programs and providers should begin vaccinating everyone from ages 25 through 64 years. Current studies indicate the risk for infection among persons age 65 or older is less than the risk for younger age groups. Therefore, as vaccine supply and demand for vaccine among younger age groups is being met, programs and providers should offer vaccination to people over the age of 65.

Do those that have been previously vaccinated against the 1976 swine influenza need to get vaccinated against the 2009 H1N1 influenza?

The 1976 swine flu virus and the 2009 H1N1 virus are different enough that its unlikely a person vaccinated in 1976 will have full protection from the 2009 H1N1. People vaccinated in 1976 should still be given the 2009 H1N1 vaccine.

Where will the vaccine be available?

Every state is developing a vaccine delivery plan. Vaccine will be available in a combination of settings such as vaccination clinics organized by local health departments, healthcare provider offices, schools, and other private settings, such as pharmacies and workplaces. For more information, see State/Jurisdiction Contact Information for Health Care Providers Interested in Providing H1N1 Vaccine.

Are there other ways to prevent the spread of illness?

Take everyday actions to stay healthy.

  • Cover your nose and mouth with a tissue when you cough or sneeze. Throw the tissue in the trash after you use it.

  • Wash your hands often with soap and water, especially after you cough or sneeze. Alcohol-based hands cleaners are also effective.

  • Avoid touching your eyes, nose or mouth. Germs spread that way.

  • Stay home if you get sick. CDC recommends that you stay home from work or school and limit contact with others to keep from infecting them.


Follow public health advice
regarding school closures, avoiding crowds and other social distancing measures. These measures will continue to be important after a novel H1N1 vaccine is available because they can prevent the spread of other viruses that cause respiratory infections.

What about the use of antivirals to treat novel H1N1 infection?

Antiviral drugs are prescription medicines (pills, liquid or an inhaled powder) that fight against the flu by keeping flu viruses from reproducing in your body. If you get sick, antiviral drugs can make your illness milder and make you feel better faster. They may also prevent serious flu complications. This fall, antivirals may be prioritized for persons with severe illness or those at higher risk for flu complications.

 

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2009.08.29 02:53 |  開業 / 病院経営  |  研究  |  海外留学  |  DAICHAN  | 推薦数 : 1

新型インフルの治療ガイドライン

CDC ガイドライン

1.抗ウイルス薬

 治療ー発病から48時間以内にはじめること。しかし48時間後でも入院患者の場合またはハイリスクの人たちは、治療は考慮するべき。

予防ー発病していない人の場合は約70%から90%の効果がある。

薬剤

1).タミフル−1才以上。

2).リレンザー治療は7才以上、予防は5才以上。

2. 季節性インフルエンザ ワクチン

新型のインフルエンザ に対する効果は、データ不足ですが、以前の予防接種の抗体がある人−18才から64才=6%ー9%

60才以上=33%。

9才以下で以前に季節性インフルエンザ のワクチンを受けていない人は2回の季節性インフルエンザを21日あけてうつべき。

3.新型インフルエンザ ワクチン

優先順位

1)妊婦

2)6ヶ月以下の子供と生活している人ー親、兄弟 、デイケアの人

3)医療関係者および救急車関係者

4)6ヶ月から24才の人

5)25才から64才の人でハイリスクの合併症のある人。

限定されたワクチンの場合

1)妊婦

2)6ヶ月以下の子供と生活している人

3)医療関係者で新型インフルエンザ治療にたずさわっている人

4)6ヶ月から4才までの子供

5)5才から18才の人でハイリスクのグループ

以上。

p.s.

アメリカでは、今新型インフルエンザ ワクチンの安全性の人体実験中です。実際にFDAの承認後、医療機関に供給されるのは、 10月になりそうです。一般の開業医に行くのは、もっと遅れる可能性が大です。卸の人もいつかは、わからないということでした。

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2008.02.25 16:10 |  研究  |  医療制度 / 行政  |  海外留学  |  生活 / くらし  |  DAICHAN  | 推薦数 : 1

三浦元社長は本当に無罪?

 日本の裁判で殺人罪に関して、無罪となった三浦元社長は、本当に無罪でしょうか?
 ロスに長く住む私には、あの三浦夫人死亡の状況が、どうもおかしい。ただの物取りの状況で、あのようなことが、起こるのは不思議です。
 確かにロスは、危険なところである。でも昼間に、あのようなことが起こることは、ほとんど絶対無いといえます。日本の裁判所は、おこりうることと判断したのかもしれませんが、私には、どうしても納得できないと、無罪判決がおりたときに思いました。
 ロスの警察も日本の裁判所の無罪判決が、おかしいと思ったのでしょう。アメリカの殺人罪には、確か時効は無いと思います。だから今回の逮捕になったのでしょう。もしサイパンに、来ていなかったら、司法権が無い日本では、逮捕はできないでしょう。
 以前一人の日本人医師が、産業スパイ容疑で、アメリカは日本国に、犯人引渡しを要求しました。でも、日本の裁判所は、それを認めず、医師は、アメリカのオハイオ州クリーブランドには、送検されなかったの覚えています。アメリカの主張では、彼が研究していたアルツハイマーの情報を盗んだといい、彼はクリーブランドクリニックでの自分の医学研究した実験のデータを日本に持って帰っただけと言う事でした。
 三浦元社長は、サイパンに行くと言う馬鹿なことをしました。保釈は無いという事です。サイパンとグアムは、州では、ありませんが、アメリカの領土です。ハワイは、州になりましたが、住民投票によるものです。プエルトリコは、州になることには、住民により反対されました。
 ロス疑惑の検証は、また後の記事で改めて書きます。

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「なぜ保釈されない」三浦元社長、法廷で語気強める

2008年02月25日15時06分(asahi.com)
 いわゆる「ロス疑惑」にからんで、米自治領サイパンで身柄を拘束された三浦和義元社長(60)の司法手続きが始まった。現地時間の25日午後1時すぎ(日本時間の正午すぎ)、収容されていた警察施設を出て、サイパン地裁の法廷に姿を現した三浦元社長は、「逮捕は不当だ」との趣旨の主張をした。
 三浦元社長は勾留(こうりゅう)中の人が着る上下明るいオレンジ色の服で手続きが始まる20分以上前に着席した。希望していた公設弁護人の選任について、ワイズマン判事は「資力があるので基準を満たさない」と述べ、認めなかった。
 手続きは主任検事の書面読み上げから始まった。「三浦氏はカリフォルニア州で死刑か終身刑、1年以上の自由刑に服する犯罪で訴追されているものであり、移送されるべきである」と述べた。三浦元社長は険しい表情で聞いていた。
 三浦元社長は「国選弁護士としてアダムさんをお願いしたい」と述べて、隣にいる公設弁護人を見やった。判事は「サイパンに来る費用はどうやって出したのか」などと質問。選任も保釈も認められなかったことから、元社長は「なぜ保釈されないんですか」とたまりかねたように語気を強めた。
 三浦元社長の移送をめぐる司法手続きが行われたサイパン地裁223号法廷は、100席以上の傍聴席がある。この日の手続きは公開で、妻の良枝さんをはじめ、現地の外務省の在サイパン出張駐在官事務所のスタッフや、日本から訪れたメディアが傍聴した。地裁には、傍聴を求める人たちの列ができた。
 日本の刑事裁判で弁護人を務めた弘中惇一郎弁護士によると、三浦元社長は同日朝、東京にいる弘中弁護士に電話をかけてきた。同弁護士が「米警察当局が新証拠を持っているらしい」と説明したところ、元社長は「そんなものがあるはずがない。一体何のことでしょうか」と憤慨した様子だったという。
 弘中弁護士はこれまでの電話での連絡で、三浦元社長が収容施設の環境の悪さを訴えていることも明らかにした。「セメントの箱の中で、ベッドもなく横たわっているしかない状況のようだ」という。

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2008.01.12 16:17 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  研究  |  海外留学  |  DAICHAN  | 推薦数 : 3

子宮頸がん予防はワクチン・定期検診

  今年初めての記事です。遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。ロスで異常な気候(寒さや雨)による、風邪の流行で1月3日より、私の診療所は、毎日いそがしくて記事が書けませんでした。

 m3ブログの記事を書かれているtakachan先生が、”子宮がんになった”という記事を書かれていらしゃいます。この先生の場合は、初期でもう治療もすまされて、よっかたです。日本の女医先生方そしてそのほかのm3ブログを読まれておられる女性の方、どうか毎年子宮頸がんの検査を受けてください。  アメリカでは、わりと定期的に、一般的に行われています。それは、避妊のためのピルの処方を受けるには、6ヶ月から1年置きに、子宮頸がんの検査を受ける必要があるからです。過去30年ぐらいアメリカで、この定期健診のおかげで、子宮頸がんの死亡率が、激減しました。今 下記の読売新聞の記事を見つけました。もうアメリカでは、子宮頸がんのためのHPV(ヒトパピロマウイルス)ワクチンが認可されて子供のときに受けるようになっています。子宮頸がんの検査は恥ずかしいかもしれませんが、医者の不養生にならないために、検査を受けてください。よろしくお願いします。

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子宮頸がん…予防はワクチン・定期検診

 がん検診のシリーズの1回として子宮がん検診(10月26日)を取り上げたところ、「子宮がん予防にワクチンができたと聞きましたが、どのようなものですか?」という質問が多く寄せられた。
 子宮がんには、子宮の入り口の部分(頸(けい)部)にできる子宮頸がんと、奥の袋状の部分(体(たい)部)にできる子宮体がんがある。ワクチンは、このうちの子宮頸がんの発病を防ぐ働きがある。昨年から今年にかけ、米国、欧州連合(EU)、オーストラリア、韓国などで相次いで承認された。日本では今年に入り、グラクソ・スミスクライン社と万有製薬がそれぞれ承認申請を出している。
 なぜ、がんが予防接種で防げるのかというと、子宮頸がんの95%以上は、「ヒトパピロマウイルス」というウイルスの感染で起きるからだ。
 性交渉によって感染するが、エイズウイルスなどとは違い、ごくありふれたウイルスなので、成人女性の半数以上は一生に一度は感染すると言われている。ただ、いったん感染してもほとんどの場合、ウイルスは自然に消えてしまう。
 ところが、ウイルスが消えずに持続感染し、何年もかけてがんになることがある。ワクチンは、このウイルスの感染を防ぐ。
 海外では性交渉が始まる前の若い女性に広く予防接種を打つことが検討されているが、横浜市立大産婦人科准教授の宮城悦子さんは「打つ時点で感染していなければ、何歳でもワクチンの予防効果はある」と説明する。
 ただし、ヒトパピロマウイルスにはいくつもの型があり、ワクチンはがんを引き起こすすべての型に対して効果を発揮するわけではない。宮城さんによると、海外のデータではがんの予防効果は7~8割とされている。最初の臨床試験が始まって5~6年しか経過しておらず、長期的にはいつまで効果が持続するかも未知数だ。このため、米国では、予防接種を受けても定期的に子宮頸がん検診を受けることが推奨されている。
 ヒトパピロマウイルスが持続感染してからがんになるまでは何年もかかる。しかも、将来がんになる危険が高い「前がん病変」も検診で発見可能だ。子宮頸がんは初期(0期)で見つかれば、がんとその周囲を切り取る簡単な治療で、子宮も温存でき、がんもほぼ100%治る。
 このため、欧米の多くの国では7~8割もの女性が子宮頸がんの検診を受けているが、日本の受診率は2~3割。先進国の中では極端に低い。宮城さんは「定期的に検診を受けていればほとんどの子宮頸がんは早期発見できる。まずは検診を受けて」と話している。(館林牧子)
2007年12月28日  読売新聞)

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2007.12.19 21:38 |  開業 / 病院経営  |  研究  |  医療制度 / 行政  |  海外留学  |  DAICHAN  | 推薦数 : 1

アメリカの文系と理系

 ドクトル虎の巻先生の記事にコメントしようとしたら長すぎてできませんでした。記事にさせていただきます。
 アメリカでは,4年制学位が、B.A. (BACHELOR OF ARTS)=文学士,B.S.(BACHELOR OF SCIENCE)=理学士 というように分かれていますが、単に文系と理系というわけ方は、できません。

 化学科では、B.A .IN CHEMISTRY  ,B.S.IN CHEMISTRYの二種類あります。 

 とにかく、その大学が要求する単位数があれば、専攻もB.A.かB.S.もいつでも変更可能です。私は、3年生のときに、生物科から化学科に変更しました。

 アメリカでは、B.A.またはB.S.とってから、4年制医学校に、入学します。医学校の必須の単位を取れば、歴史学、経済学部でもかまいません。


 そしてアメリカでは、外国人医師は、すべて M.D.になります。

 アメリカでは、WHOが認める医学博士は、M.D. とD.O.があり同じ医師として認められています。
 D.O.(DOCTOR OF OSTEOPATHY OR DOCTOR OF OSTEOPATHIC MEDICINE )は全米50州で認められており、州により、同じライセンスボード(MEDICAL LISENSE BOARD)と,D.O.とM.D.の二つのライセンスボードがある州がありますが、医師数で言えば、全体の5-10%です。でも1970代に、全米で5医学校だったのが、今では、30医学校以上存在し、ほとんどが、州立です。その理由は、僻地医療に従事する確立が高いからだそうです。現在一番増加している医師の集団です。その両者を差別するとアメリカでは訴訟され大変なことになります。今、アメリカの陸軍、海軍、空軍の20%近くの軍医が、D.O.です。日本の厚生労働省は、WHOが認める医師で海外で医師免許を持っていれば、アメリカのM.D とD.O.は日本の医師国家試験が受けられます。下記にWikipediaのD.O.
の説明を引用しました。
__________________

オステオパシーOsteopathy)とは1874年にアメリカミズーリ州の医師アンドリュー・テーラー・スティル(Andrew Taylor Still)によって創始された。我が国ではカイロプラクティックスポンディロセラピーと共にアメリカ三大整体術と呼ばれている。しかし、スポンディロセラピーはすでに失われた手法であり、詳細は明らかではない。 また、オステオパシーとは、療法を指す用語ではなく、たとえば、東洋医学の中に鍼療法があるように、オステオパシー医学という医療哲学のひとつの体系のことである。従って、その意味では、オステオパシー「療法」というのは正しくない。

オステオパシーはギリシア語のOsteon(骨)とPathos(病理、治療)の2つを語源とし、日本では整骨療法と呼ばれていたこともあるが、骨のみを調整する手技とは異なり、骨格などの運動器系、動脈・静脈やリンパなどの循環器系、脳脊髄液の循環を含む脳神経系など、解剖学的あるいは生理学的な広範囲の医学知識の元に、手を使って治療を加える。現在ではオステオパシーとそのままで呼ぶ。 しかし、単なる療法ではなく、オステオパシーとは、そのままでひとつの哲学であり、1、身体全体をひとつのユニットとして考える、2,身体の機能と構造は一体のものであると考える、3、自然治癒力を鼓舞することを主眼とするなど、独特の医学体系を持つ。

 歴史

スティルは南北戦争の従軍医師であったが、二人の息子と養子を次々と髄膜炎によって亡くし、自分の無力さに嘆き、それから研究を重ね10年後の1874年にオステオパシーを創始した。

元々、スティルは人体の自然治癒力を阻害している原因は骨にあるとしていたが、後に筋肉やリンパ、内臓、神経、血管等の異常を治せば自然治癒力が高まると提唱した。

当初は西洋医学からは受け入れられなかったが、多くの人に支持され、1892年にアメリカン・スクール・オブ・オステオパシーがミズーリ州に設立され、1910年に医学認可を受ける。

日本にオステオパシーが入ってきた時期は特定できないが、明治から大正にかけて伝わったとされている。日本ではオステオパシーそのものの形ではなく種々あって一つの理論がないといえる整体の一分野に形を変えて行われてきたが、戦後オステオパシー医が来日するようになり、オステオパシーが独自の手技療法として広まるようになった。

 

 基礎理論

オステオパシーでは、次のような基本的理論のもとに治療を行う。

  • 身体はひとつのユニットであり、身体の諸器官や組織は互いに関連して機能している。
  • 身体の機能と構造は相互に関係する。
  • 身体は自己治癒力を備えている。
  • 自己治癒力を上回る何らかの外力または内的変化が生じた時に病気が発生する。
  • そのような機能障害(オステオパシーでは体性機能障害という)を、筋、関節、神経、血液(動脈・静脈)、リンパ、脳脊髄液、諸内臓などを総合的に観察した上で見つけ、矯正することにより、健康に導く。

従って、本来は整骨という意味であるが、現在では骨や関節のみならず、身体全体の器官や組織全てを治療対象としているため、オステオパシーを整骨療法、整骨医学と翻訳するのは適切とは言えない。アメリカオステオパシー学会でも、整骨医学ではなく、オステオパシーという名称として認定している。

また、治療法は、大きくわけて次の2つに分類される。

  1. 直接法
    ある部位の機能障害を起こした時、その動きには一定の制限(バリア)が生じる。すなわち生理学的な限界点が異常に変化し、センターポイント(中心点)から近い状態になる。直接法はそのような病的限界の先に力学的動作を加えることにより、生理学的限界を正常に近づけようとするものである。
  2. 間接法
    直接法とは逆に、より生理学的限界のセンターポイントより遠い方、すなわち、その部位が動きやすい方向に力を加え、誇張する。生理学的な限界が遠い方向は、オステオパシーでは機能障害という。例えば、骨が右に異常弯曲している状態では、骨は右に動きやすいが、左には動きにくい。動きやすい方は病的な方向であるので、右側機能障害という。間接法はその機能障害の方向にあえて動作を加えることにより、脳に異常な様態を認識させ、正常に戻す治癒力を発揮させて治そうとするものである。

各々の方法にはさまざまな手法があり、両者を兼ね備えたものもある。何れにせよ治療を行うのには、詳細な解剖学的知識、生理学的知識が必要であり、またその知識を触診をもって正確に判断し、その結果をもとに適切な治療を加える繊細な技量が必要である。従って当然、短い時間での習得は困難であり、少なくとも数千時間以上に及ぶ医学的教育と技術の習得、研鑽を持たないと、正しいオステオパシーにおける治療を行うことは困難であるのは言うまでもない。

そのためか日本においては、乏しい知識と貧弱な技術、時には誤ったり誤解に基づいた理論に従いつつもオステオパシーと標榜したり、或いは短期で習得できるようなことを宣伝するような学校も少なくない。しかし、それでは決してオステオパシーにおける治療を行うことはできない。

主要な手法

  1. 直接法
    制限に対して直接外力を加えることにより、可動性を正常に回復する方法である。そのように制限に対して直接アプローチすることから直接法と呼ばれる。てこの原理を応用して行う方法(力点と作用点間の長さにより短てこ法と長てこ法に分類)、瞬間に圧力を入れて行う高速低振幅法(スラスト法)、我が国では故・古賀正秀氏が始めたので古賀技法とも呼ばれている、メンネルM.Dが始めた短い振幅を連続的に与える方法などがある。短時間で効果を現すが、解剖学的な要素や生理学的限界を感知せずに行うと、過誤を起こしやすい。
  2. 間接法
    制限のない方法、すなわちオステオパシーで言う機能障害の方向に動かしていく。この手法では、機能障害を誇張させることによって脳神経にその状態を把握させ正常な状態に戻す信号を出すようにさせる。緩やかな手技が多く人体に過剰な刺激を与えないが、正確な手技を行わないと効果を得にくい。
  3. ストレイン&カウンターストレイン
    緊張した筋と拮抗的な位置にある筋との間にアンバランスが生じると、痛みが生じる。ストレイン&カウンターストレインは、緊張した筋肉を見つけるために圧痛点Tender Point(発痛点Trigger Pointではない)を探し、その点をモニターしながら緊張部位を最大限にゆるめた位置で90秒程度維持し、緊張した筋肉と拮抗的な筋肉のバランスを取ることにより、痛みから解放させるもの。アメリカのジョーンズD.Oが開発した手法で大変普及している手法ではあるが、Tender Pointを捜すために優れた触診力が必要であり、また、最も筋が緊張をゆるめる位置を捜す触診力と解剖学的知識が必要である。この手法は名称がアメリカ・日本などで商標登録されているため、理学療法ではポジショナルリリースセラピーという名称で行われることがある。
  4. 筋・筋膜リリース
    筋膜の緊張に対して、引き延ばすように直接法を行ったり、あるいは収縮させるように間接法的に行ったりしてバランスを整える手法であり、本来はマッサージの技法のひとつ。
  5. 筋エネルギー法
    患者の力を利用しその力に抵抗しながら筋肉を収縮させ、筋や関節の動きを改善する方法。患者の体力にあわせて行えるため危険性の少ない手法である。
  6. スティルテクニック
    ヴァン・バスカーフD.Oが、種々の資料を基にオステオパシー創始者であるスティル博士のテクニックを再現したテクニック。関節の解剖学的構造を考え、直接法と間接法の両方を特徴を持つ技法である。
  7. 頭蓋オステオパシー
    硬膜に緊張があったり頭蓋骨に動きの制限があると脳脊髄液の流れに不調が現れ、その結果全身の神経機能に影響を及ぼし、身体機能が不調に陥る。また硬膜は大孔、第2頚椎、第2仙椎と連続性が見られ、頭蓋の動きの不調すなわち硬膜の緊張は、脊柱全体に影響を及ぼす。頭蓋オステオパシーでは、頭蓋・硬膜の変調を触診で見いだし調整することにより全身状態を改善させる。技術のない人が行うと効果がないばかりか、めまいや吐き気、頭痛、倦怠感、集中力欠如、うつ、様々な痛みなどをおこす可能性もある。この頭蓋オステオパシーを簡略化し家庭でも行えるようにしたのが、アプレジャー博士の頭蓋仙骨療法であるし、また、カイロプラクティック等にも影響を与えた。
  8. 靱帯性関節ストレイン法
    頭蓋オステオパシーを開発したサザーランド博士、創始者のスティル博士に緒を発するといわれている。呼吸を応用する手法や間接法を主に直接法も含まれている。
  9. 内臓マニピュレーション
    フランスのジャン ピエール バラルD.O.、MRO(F)が始めた手法。内臓には呼吸に伴う動きと自発的な動きがあるが、それらを調整することにより内臓を円滑な機能にさせる。
  10. 誇張法
    我が国の斉藤巳乗MRO(J)が創始した手法できわめて弱い力で機能障害を誇張し改善させる。時には、特に四肢においては直接法的にも行う。
  11. クラシカルオステオパシー
    アメリカにおいては、オステオパシーの歴史の中でさまざまな手法が開発されていったのに対し、イギリスでは、スティルに学んだリトルジョンが持ち帰った古典的な手法をほぼ今に伝えている。スティルが徹底して解剖学を重視したのに対し、リトルジョンは生理学的な考えのもとでの治療も必要であることを主張した。このイギリスで行われるオステオパシーの手法を、古典的手法を現代に伝えたものとして、一般的にクラシカルオステオパシーと呼ぶ。

 医療・医業等との関連

アメリカではオステオパシー医はDoctor of Osteopathy(D.O.)の学位・称号を有し、西洋医学医師(M.D.)と同様に正規の医師である。D.O.はすべての州で「医師免許」を認可されており、西洋医学医師(M.D.)と全く同等に「診断・外科手術・処方・投薬」等の全ての「医行為」が認められている。オステオパシー医学を学ぶ医学校も、西洋医学医師(M.D.)を輩出する医学校と同様に、大学院レベルに設置されており、通常は4年制である。しかしながら現在では専門の手技療法を医学教育の最終段階で多少学ぶ程度の様である。また、D.O.は臨床研修(レジデンシー)を経た後は、類似する分野である整形外科医のみならず、救急救命医・一般内科医等の専門を選ぶ事もできる。アメリカ軍の軍医の中にはD.O.の医師も多数存在している。因みに、カイロプラクターは、アメリカではDoctor of Chiropractic(D.C)などと称されるが、認可していない州もあり、また、M.D、D.Oと違い医学博士ではない。

日本ではカイロプラクティックと同様に法制化されていない。スティルに学んだリトルジョンが広めたイギリスでは、オステオパシーの専門家は4年制のカレッジを卒業することが必要で療法士(セラピスト)として開業できる。多くの先進国では、米国オステオパシー協会の認定基準に従った一定以上の技術と医学知識を有するものを認定するものとしてMRO(Member of the Register of Osteopaths)という資格がある(前述のイギリスでは法に基づいた独自の資格がある)。我が国では、日本オステオパシー学会、全日本オステオパシー協会、関西オステオパシー協会が加盟する日本オステオパシー連合(JOF)が、民間資格であるが世界共通の技術、知識を有することを認めるものとして試験を行い、合格したものをMRO(J)(JはJapanの略)として認定している。

日本オステオパシー学会では、長く創設者が会長を務めていたが、その手法に反対するグループが主導権を握り会長が交代。しかしその後、法的な経緯でもともとの会長が再度就任し、一時主導権を握っていた人たちが会を割る形で独立。それにより日本オステオパシーメディスン協会、日本オステオパシープロフェッショナル協会が設立された。

2006年イギリスのクラシカルオステオパシーに特化したオステオパシー団体、日本クラシカルオステオパシー協会が設立。同年7月ジョンワーナムクラシカルオステオパシー大学と国際提携契約を交わし認定団体となった。

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2007.12.17 00:12 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  研究  |  海外留学  |  DAICHAN  | 推薦数 : 2

米国留学の不安と助言

 M3の人気ブロガーのアンフェタミン先生が3ヶ月のショ-トアメリカ留学を予定されています。私も米国留学前に不安と期待で、いっぱいでした。下に私の彼への助言を記事にしました。今、インフルエンザと、それに伴う細菌性二次感染で、気管支炎、肺炎で、ロスの医師は、多忙で、大変です。それと開業医は、患者さんが病気で苦しんでいて助けを求めてくる時、患者さんのためにすべてを何よりも優先し、働き続けるのが義務であり、第一の事と考えます。DR TAKECHAN先生も、睡眠不足と過労で、疲れておられます。すみません、アンフェタミン先生、先生への私のコメントを記事にさせていただきました。ほかのアメリカ留学希望者の参考になると思いますので、お許しください。

______________________

アンフェタミン先生
 英会話は、アメリカに来て勉強できますし、日本での駅前留学の先生方は、ゆっくり話してくれますので、あまり役に立ちません。リスニングは、3-6ヶ月でアメリカにいれば上達します。留学経験のある先生で、最初からできる人はいません。私を含めて。
 患者さんとの会話は、ジェスチャーなどや、絵など使えば、問題はありません。大変なのは、電話での他の医師との会話や、薬剤師とのやりとりです。同じ病院の医師とは、電話より相手の所に行くか、FAXする事です。 日本人は、相手が聞き返すと、自信がなくなり、声が小さくなります。それと、文法を気にせず、大きな声で話す事だと思います。
 英語で考える事は、一番大切です。つまり、これは机だから、THIS IS A DESK.と頭の中で考える事はダメです。頭の中で、翻訳していると、会話についていけません。英語で夢を見れば、本物です。
 それと、いつも暇さえあれば、24時間の英語のラジオ放送を聴くことです。そして、日本人と、ルームメイトにならない事です。後は、発音ですが、これは、ネイテイブの方に教わる事です。アメリカでも、地方の方言があります。それは時間とともに慣れます。リスニングは、3-6ヶ月でかなり聞きとれるようになります。以上は、私の経験からのお話です。
 携帯は、KDDI USAで アメリカで買われたほうが良いと思います。日本語対応の機種で日本語のメイルの受信と送信ができます。そうでないと、アメリカ国内での通話が、国際電話料金に、なります。KDDI USAは、日本に帰ったときは、日本の携帯を貸してくれます。
 http://www.kddimobile.com/ で詳しいことが分かります。また何か質問があれば、私のブログにコメントしてください。以上のことが少しでもお役に立てば幸いです。あまり頑張り過ぎないで下さい。何とかなります。

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あかがま先生、遊佐先生、マイレージドクター先生

皆さん、厳しくはなってきましたが、書き方によっては、つずけることは、可能ではないですか。アメリカでは、必ず利用規定は、あります。たとえば、新聞に投稿した場合、このコメントをされたかたの個人的な意見で,必ずしも、わが新聞社の意見では無いとか、ラジオ局の場合、コメントの後に、必ずアナウンサーが同じことを、いいます。訴訟大国アメリカと思って聞いています。まだ削除ということはされてないので、是非、つずけてください。私からお願いします。このブログが、どんどん寂しくなってなってしまいます。

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