2007.11.09 17:07 |  診療  |  海外留学  |  生活 / くらし  |  恋愛 / 結婚  |  DAICHAN  | 推薦数 : 3

米国サンタモニカ親子心中事件

 32歳の中村幸子(仮名)さんは、まだ6ヶ月の香織ちゃんを抱っこして、4歳の太一君の手をとり、冷たいサンタモニカの冬の海を、どんどん沖に向かって歩いていきました。そして、三人の姿は、海の中に消えてしまいました。それを見ていた近くのサーファーたちが、助けようと海に潜りました。岸に着いたときは、三人とも、意識がありませんでした。海岸にいた人たちが、必死になってCPRをはじめ、救急車で近くの病院のERに搬送されました。でも香織ちゃんと太一君は、意識が戻らず病院で亡くなりました。でも幸子さんだけ助かりました。彼女は、3年にもなる、ご主人の不倫が原因で母子心中をしたのでした。でも子供たちだけが死に自分だけ生き残ってしまいました。アメリカでは、親子心中というものが無く、幸子さんは、殺人罪で逮捕され、ロス郡の留置所に入れられました。刑事裁判になり、何千人もの日本人、日系人により情状酌量の署名運動が始まり、8千人以上の署名が裁判所に提出されました。日本人弁護士により、日本での親子心中の習慣、カルチュアの違いについて説名されました。そのおかげで、1年6ヶ月の禁固刑という、アメリカでは前例の無い、軽い処罰が確定しました。その後の幸子さんのことは、誰も知りません。風のうわさで、離婚して、日本に帰り、こどもたちの冥福を祈っていると、聞きました。

 アメリカであった本当の話です。

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