皆さんの応援と夢見先生の紹介で、松山俊彦さん(仮名)が京都大学医学部付属病院で真砂勝泰先生を中心に肺がん治療を受けています。真砂勝泰先生と国際電話で先ほどお話ができました。京大呼吸器内科助教の真砂勝泰先生がわざわざ説明していただきました。感謝です。
会話を再現します。
私「お忙しいのに、電話に出ていただいてありがとうございます。私の患者さんのステージと治療法を教えていただけませんか?」
真砂勝泰先生「松山さんは、非小細胞肺がんのステージIIIb- T4N2M0 です。今放射線治療30回と抗がん剤のシスプラスチン(CISPLATIN)とビノレルボン(VINORELBINE)を受けておられます。7月15日に一応治療は終わります。そして 京大外科内科放射線科のがん治療カンファレンスがあり、それからの治療を再検討します。その後にアメリカの先生に報告します。」
私「先生ありがとうございました。松山さんのことをよろしくお願いします。」
真砂勝泰先生「わかりました、ベストを尽くします。」
その後松山さんとアメリカにいる奥様とお話しました。
松山さんは、血圧が下がり、ふらふらしたということでした。抗がん剤の副作用です。
少し安心しました。でも食事は無制限なので、病院にあるローソンで買っているようです。ではまた近況を報告します。
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ⅢB期ー非小細胞肺癌
注釈:この章のいくつかの引用には証拠のレベルがついています.PDQ (Physican Data Query:医師情報質問)編集委員会は、読者が治療戦略の報告された結果の信憑性を判断するために、公式順位分類を使用します.(詳細については、証拠水準のPDQ要約を参照してください)
ⅢB期ー非小細胞肺癌は次の臨床病期集団として定義されています
全てのT,N3,M0 あるいは
T4,全てのN,M0
治療の選択肢
放射線療法を併用した化学療法.
放射線療法単独.
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臨床試験結果:報道価値のある臨床試験結果の要約
外科手術後の化学療法は、初期の肺癌の生存期間を延長します
記入:2004年6月5日
要約:初期の非小細胞肺癌では、外科手術後の化学療法が外科手術単独と比較して、総合生存期間を延長することが2つの大規模な無作為化された研究により示されました。この研究結果は、初期の肺癌に対する外科手術後の化学療法の有効性に関する論争を解決する助けとなり、標準治療を変えるでしょう。
出典:米国臨床腫瘍学協会 (ASCO:American Society of Clinical Oncology)年次会議、ニューオーリンズ、2004年6月5日.
背景:初期の非小細胞肺癌の患者が外科手術後に化学療法を受けるべきかどうかに関して、論争がありました。これらの患者の再発の危険は高いです。しかし、これまでの外科手術後の化学療法の研究では,否定する結果かわずかの利益を示しただけでした。しかしながら、これらの2つの大規模な無作為化された試験の研究結果は,外科手術後の化学療法が総合生存期間を有意に改善することを決定的に示しました。
研究1―癌と白血病班B:
この研究の344人の患者は,癌を完全に切除されたており,外科手術の後に化学療法を受けない群と,あるいはパクリタキセル(paclitaxel)(タキソールR(TaxolR))とカルボプラチン(carboplatin)による化学療法受ける群のいずれかに無作為に振り分けられました.化学療法群が有意によりよい生存期間を示すことが明らかになった時点で、研究は計画より早く中止されました。
研究はロードアイランド州病院,ブラウン医学校の医師ゲーリー・エム・.シュトラウス(Gary M. Strauss)によって率いられました.また国立癌研究所の協同臨床試験集団の1つの,癌と白血病班Bによって調整されました。
研究1―結果:
外科手術後に化学療法を受けた患者の総合生存期間は,化学療法を受けない外科手術の人々よりも,有意に良好でした。4年後に、外科手術を単独で受けた患者の生存は59パーセントだったのと比較して、外科手術の後に化学療法を受けた患者の71パーセントは生きていました。このことはすべての死亡の危険を38パーセント減少させたことになると,研究者は報告しました。肺癌による死の危険は、化学療法を受ける人では49パーセント減少しました.
研究者によると化学療法の副作用は許容範囲です。最も重要な副作用は好中球(感染と戦う白血球の1種) 減少症でした。治療に関連する死亡はありませんでした。
研究2―カナダ国立癌研究所の臨床試験集団ー:
この研究での482人の患者は、やはり初期の非小細胞肺癌で、2つの群に無作為に振り分けられました。1つの群は外科手術後に化学療法を受けない,他方の群はシスプラチン(cisplatin)とビノレルボン(vinorelbine)を投与されました.
研究は、カナダ国立癌研究所の臨床試験集団の医師ティモシー・ウィントンTimothy Winton)によって率いられ、米国国立癌研究所に支援された臨床試験集団と協力して行なわれました。
研究2―結果:
化学療法群の参加者は5年で約69パーセントは生きており,外科手術を単独で受けた群では54パーセントでした.化学療法を受けた患者の総合生存期間は94か月で,他方の群は73か月でした。治療中の副作用は好中球減少症、疲労、吐き気,その他です.治療後まで続いた副作用は難聴、しびれ,パラステジア;parasthesias(手や足の燃えるかうずく感覚)でした。治療に関連した死亡が2人ありました。
論評:これらの2つの研究からの決定的な結果が、初期の非小細胞肺癌中の外科手術の後の化学療法の意義に関する不明確性を解決すると予想されます。
2004.6版 2004.6:翻訳:秋葉 直志
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