京都大学医学部付属病院に行かれた肺がんの松山俊彦さん(仮名)が入院治療されます。患者さんと話しました。だいたいの会話を再現します。
伊達洋至教授 「松山さん、あなたのがんは血管の多いところにあり、手術はできません。でも化学療法と放射線治療を始めます。」
松山俊彦さん「先生、その治療は延命治療ですか、それともがんを治す治療ですか?」
伊達教授 「あなたの場合、ぎりぎりセーフです。がん治療は可能です。でも1ヶ月半の治療は、とても苦しい副作用があり、そのことは覚悟してください。そしてアメリカに帰られても再発の可能性が数年後にあります。その時はまた京都に帰ってきてください。」
松山さん「先生、いつ入院できますか?」
伊達教授「今、開いているベッドがありませんが、アメリカからの紹介なので、最優先して6月3日に入院してもらいます。でもPET(放射性同位元素のついたぶとう糖を血管から入れて体中のがん転移を検査する方法)をもう一度してもらいます。もう埼玉で受けていますが、数週間たっているので、もう一度外来でしていただきます。そしてこの数日外来で検査してもらいます。入院は金曜日なので、実際の治療は6月6日の月曜日からです。」
松山さん「先生、ありがとうございます。近くの旅館にそれまで宿泊して外来検査を受けます。」
日本の医療は、本当にすごいです。アメリカで保険が無くても、また国民健康保険の加入できるすばらしい制度です。
そして、私のブログ仲間の医師と一般人の方に感謝です。実際に紹介をしていただいた夢見先生や影ながら祈っていてくれた方々に、私から感謝します。本当にありがとうございました。
アメリカに帰ってこられたら、今度は、アメリカの保険に入ってもらいます。オバマ大統領の健康保険改革で、既存症があっても保険に入れるようになりました。
ほうとうにうれしいです。
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以前の肺がんの患者さんが今、京都に埼玉から向かっています。
京都大学医学部付属病院胸部呼吸器外科の予約担当者と看護師の方と電話で話しました。伊達洋至教授の予約は1ヶ月先まで無いということでした。でも5月30日の月曜日の朝8時半から11時までの外来に特攻作戦を提案されました。 ファクスで患者紹介を英語で書き、胸部レントゲンとCTの結果を全部送りました。
私の診療所の受付が確認すると、「DAICHAN先生のアメリカからの患者さんですね!状況は理解しています。患者さんには、今までの資料を持って朝一番に来られるように言ってください。」と言われたということでした。早速埼玉にいる患者さんと話しました。そして京都に行くように説得しました。もう関東で3病院、関西で3病院に行って、少し落ち込んでいるようでした。もう3週間何も治療されていないということでした。小細胞がんなら、ステージ1まで、非小細胞がんなら、ステージ3まで手術可能です。今までの検査の結果、肝臓や近くの臓器には転移していないそうです。すぐにいつも私がお世話になっている京都の旅館 聖護院荘に電話をして予約をとってあげました。5月29日に行き、一晩宿泊して、次の朝に行くようです。7CMもあるので手術可能かどうかは判りません。また報告します。遠いアメリカから私は祈るだけです。伊達先生を教えていただいた「ブルース IN 東京 」の夢見先生に感謝しています。
伊達先生は、2010年の10月のNHKのプロフェショナルという番組に出ていた医師です。
http://www.nhk.or.jp/professional/2010/1018/index.html
http://channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ref=em_over&ch_userid=whasn&prgid=39753602&categid=all&page=1
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外科は、自分の腕次第で患者さんの命を直接左右する医療です。その責任は重く、一流の外科医になるためには、厳しい修練が必要です。しかしながら、“先生 に手術していただきたい”“先生に手術していただいて本当によかった”という患者さんの言葉を聴くとき、外科医になって本当によかったと感じます。患者さ んに信頼される呼吸器外科をめざしています。
- 日本胸部外科学会理事
- 日本外科学会外科専門医
- 日本外科学会指導医
- 日本胸部外科学会指導医
- 呼吸器外科専門医
- 日本呼吸器学会指導医
- 日本呼吸器学会呼吸器専門医
- 日本呼吸器内視鏡学会指導医
- ECFMG
卒業年:1984年岡山大学医学部
略歴
- 1984年
- 岡山大学医学部第2外科大学院入学
- 1988年
- 同上卒業
- 1989年
- ワシントン大学胸部外科肺移植研究生
- 1993年
- 岡山大学医学部附属病院第2外科助手
- 1993年
- クリーブランドクリニック胸部外科フェロー
- 1994年
- ワシントン大学胸部外科肺移植フェロー
- 2002年
- 岡山大学医学部附属病院第2外科講師
- 2004年
- 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科腫瘍・胸部外科助教授
- 2006年
- 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科腫瘍・胸部外科教授
- 2007年
- 京都大学大学院医学研究科器官外科学講座呼吸器外科学教授
現在に至る
専門分野
- 専門は呼吸器外科全般(肺癌などの悪性腫瘍、肺移植など)
- 約2,600例の肺癌などの呼吸器外科手術を経験
- 日本で初めての生体肺移植を執刀し、日米通算104例の肺移植を経験
- 200を越える英語論文(筆頭32)
趣味・特技
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以前お話した肺がんの患者さんが関東圏の医師に相談したところ、血管に近く手術できないと言われたり、研究費を出せと言われたり、紹介医が無いと診れないと言われたり、先に保険で支払われない薬代を要求され治療はできませんでした。今、関西の奥さんの実家に移動中です。兵庫県芦屋市です。資金援助もしてくれるようです。
以前日本の番組(たぶんNHK)で、 日本全国から肺がんの手術ができないと言われた患者さんを京都大学医学部付属病院の胸部呼吸器外科の先生が助ける番組を見ました。
どなたか、その医師の名前と連絡先または紹介できる先生または医療関係者、一般人がおられたら、コメントください。M3会員でしたら、メイル先は判りますので後日連絡します。
大切な一人の患者さんの命がかかっています。60歳で国民健康保険はお持ちです。7X7X6CMの肺がんが左肺上部にあります。
最悪の場合、大阪の和泉市で個人開業している循環器内科の私の弟に紹介できます。でも専門外なので、どのぐらいできるか判りません。
皆さんの御協力を感謝します。よろしくお願いします。
P.S.もし京大の先生以外でも、良い肺がんの先生がおられたら、日本のどこでもかまいません。
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東京23区放射能汚染に関して、コメントをいただきました。
まちがった事を書いてしまい、この場を借りてお詫びします。
ほんとうにすみませんでした。
noa様からコメントを掲載します。
210ベクレルというのは、1L中の放射能量です。ヨウ素I-131の変換係数は大人で 0.016ですから、210Bx1Lx0.016x1=2.4マイクロシーベルト。1年間毎日飲み続けても、1ミリシーベルトにも届きません。仮に1Lで 10マイクロシーベルトを被爆するのだとしても、1万リットルを一度に飲んで、100ミリシーベルト以上を急性被爆することは、不可能です。この記事は、 釣りですか?
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「先生、咳が1ヶ月以上止まらず、時々痰に血が混ざっています。今では、熱もあり夜も咳で寝れません。」と新患の60歳の松山俊彦さん(仮名)が来られたのは、2週間前でした。
アメリカでは、65歳からメディケアに入れます。でも、今保険料が高すぎて無保険の自営業の人が多くいます。松山さんもアメリカ長期在住者で、レストランのオーナーシェフです。
ヘビースモーカーで1日3パックを40年続けています。急性気管支炎と初期の肺炎また肺がんの疑いがあり、胸部レントゲンを撮ったら、7x7x6cmの腫瘍が左肺上部に見られました。
病院に頼み、安くしてもらって450ドルで、胸部CTを造影剤なしとありでして貰いました。結果は99.9%がんだということで、日本に帰るように患者さんに言いました。無保険でも家や財産がある人は、公立病院でも有料です。
残念ながら、私も何もできません。秋田県出身で、おねえさんがいらしゃるということで、5月8日にがん治療のため帰国されます。9歳と11歳のふたりの子供さんがおられ、長生きをしたいと懇願されましたが、まだ精密検査がされていませんので、肺がんの種類も、他の臓器やリンパ腺への転移もわかりません。ほんとうにお気の毒です。無事に生きてかえって来られるのをせつに願うものです。
オバマ大統領の健康保険改革で、保険料が上がりまた多くの無保険者の中級家族が増加しています。
家族4人で月に1000ドルぐらいかかります。
アメリカの悲しい現実です。
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written by noa / 2011.03.29 15:31