2011.05.30 15:57 |  開業 / 病院経営  |  海外留学  |  旅行 / 宿  |  DAICHAN  | 推薦数 : 3

感謝!京大病院入院治療決定!

京都大学医学部付属病院に行かれた肺がんの松山俊彦さん(仮名)が入院治療されます。患者さんと話しました。だいたいの会話を再現します。

伊達洋至教授 「松山さん、あなたのがんは血管の多いところにあり、手術はできません。でも化学療法と放射線治療を始めます。」

松山俊彦さん「先生、その治療は延命治療ですか、それともがんを治す治療ですか?」

伊達教授 「あなたの場合、ぎりぎりセーフです。がん治療は可能です。でも1ヶ月半の治療は、とても苦しい副作用があり、そのことは覚悟してください。そしてアメリカに帰られても再発の可能性が数年後にあります。その時はまた京都に帰ってきてください。」

 

松山さん「先生、いつ入院できますか?」

 

伊達教授「今、開いているベッドがありませんが、アメリカからの紹介なので、最優先して6月3日に入院してもらいます。でもPET(放射性同位元素のついたぶとう糖を血管から入れて体中のがん転移を検査する方法)をもう一度してもらいます。もう埼玉で受けていますが、数週間たっているので、もう一度外来でしていただきます。そしてこの数日外来で検査してもらいます。入院は金曜日なので、実際の治療は6月6日の月曜日からです。」

 

松山さん「先生、ありがとうございます。近くの旅館にそれまで宿泊して外来検査を受けます。」

 

日本の医療は、本当にすごいです。アメリカで保険が無くても、また国民健康保険の加入できるすばらしい制度です。

そして、私のブログ仲間の医師と一般人の方に感謝です。実際に紹介をしていただいた夢見先生や影ながら祈っていてくれた方々に、私から感謝します。本当にありがとうございました。

アメリカに帰ってこられたら、今度は、アメリカの保険に入ってもらいます。オバマ大統領の健康保険改革で、既存症があっても保険に入れるようになりました。

ほうとうにうれしいです。

 

固定リンク | コメント (15) | トラックバック (0)

2011.05.29 06:45 |  開業 / 病院経営  |  海外留学  |  旅行 / 宿  |  DAICHAN  | 推薦数 : 2

無保険肺がん患者日本治療作戦

以前の肺がんの患者さんが今、京都に埼玉から向かっています。

京都大学医学部付属病院胸部呼吸器外科の予約担当者と看護師の方と電話で話しました。伊達洋至教授の予約は1ヶ月先まで無いということでした。でも5月30日の月曜日の朝8時半から11時までの外来に特攻作戦を提案されました。 ファクスで患者紹介を英語で書き、胸部レントゲンとCTの結果を全部送りました。

私の診療所の受付が確認すると、「DAICHAN先生のアメリカからの患者さんですね!状況は理解しています。患者さんには、今までの資料を持って朝一番に来られるように言ってください。」と言われたということでした。早速埼玉にいる患者さんと話しました。そして京都に行くように説得しました。もう関東で3病院、関西で3病院に行って、少し落ち込んでいるようでした。もう3週間何も治療されていないということでした。小細胞がんなら、ステージ1まで、非小細胞がんなら、ステージ3まで手術可能です。今までの検査の結果、肝臓や近くの臓器には転移していないそうです。すぐにいつも私がお世話になっている京都の旅館 聖護院荘に電話をして予約をとってあげました。5月29日に行き、一晩宿泊して、次の朝に行くようです。7CMもあるので手術可能かどうかは判りません。また報告します。遠いアメリカから私は祈るだけです。伊達先生を教えていただいた「ブルース IN 東京 」の夢見先生に感謝しています。

伊達先生は、2010年の10月のNHKのプロフェショナルという番組に出ていた医師です。 

 http://www.nhk.or.jp/professional/2010/1018/index.html

 

http://channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ref=em_over&ch_userid=whasn&prgid=39753602&categid=all&page=1

_____________________

 

京都大学医学部附属病院呼吸器外科教授 伊達 洋至

外科は、自分の腕次第で患者さんの命を直接左右する医療です。その責任は重く、一流の外科医になるためには、厳しい修練が必要です。しかしながら、“先生 に手術していただきたい”“先生に手術していただいて本当によかった”という患者さんの言葉を聴くとき、外科医になって本当によかったと感じます。患者さ んに信頼される呼吸器外科をめざしています。

  • 日本胸部外科学会理事
  • 日本外科学会外科専門医
  • 日本外科学会指導医
  • 日本胸部外科学会指導医
  • 呼吸器外科専門医
  • 日本呼吸器学会指導医
  • 日本呼吸器学会呼吸器専門医
  • 日本呼吸器内視鏡学会指導医
  • ECFMG

卒業年:1984年岡山大学医学部


略歴

1984年
岡山大学医学部第2外科大学院入学
1988年
同上卒業
1989年
ワシントン大学胸部外科肺移植研究生
1993年
岡山大学医学部附属病院第2外科助手
1993年
クリーブランドクリニック胸部外科フェロー
1994年
ワシントン大学胸部外科肺移植フェロー
2002年
岡山大学医学部附属病院第2外科講師
2004年
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科腫瘍・胸部外科助教授
2006年
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科腫瘍・胸部外科教授
2007年
京都大学大学院医学研究科器官外科学講座呼吸器外科学教授

現在に至る

専門分野

  • 専門は呼吸器外科全般(肺癌などの悪性腫瘍、肺移植など)
  • 約2,600例の肺癌などの呼吸器外科手術を経験
  • 日本で初めての生体肺移植を執刀し、日米通算104例の肺移植を経験
  • 200を越える英語論文(筆頭32)

趣味・特技

  • フルマラソン17回完走。3時間以内5回。最高記録2時間48分

  • 2009年京都シティーハーフマラソン完走。記録1時間21分46秒

 

 

 

 

 

固定リンク | コメント (2) | トラックバック (3)

以前お話した肺がんの患者さんが関東圏の医師に相談したところ、血管に近く手術できないと言われたり、研究費を出せと言われたり、紹介医が無いと診れないと言われたり、先に保険で支払われない薬代を要求され治療はできませんでした。今、関西の奥さんの実家に移動中です。兵庫県芦屋市です。資金援助もしてくれるようです。

以前日本の番組(たぶんNHK)で、 日本全国から肺がんの手術ができないと言われた患者さんを京都大学医学部付属病院の胸部呼吸器外科の先生が助ける番組を見ました。

どなたか、その医師の名前と連絡先または紹介できる先生または医療関係者、一般人がおられたら、コメントください。M3会員でしたら、メイル先は判りますので後日連絡します。

大切な一人の患者さんの命がかかっています。60歳で国民健康保険はお持ちです。7X7X6CMの肺がんが左肺上部にあります。

最悪の場合、大阪の和泉市で個人開業している循環器内科の私の弟に紹介できます。でも専門外なので、どのぐらいできるか判りません。

皆さんの御協力を感謝します。よろしくお願いします。

P.S.もし京大の先生以外でも、良い肺がんの先生がおられたら、日本のどこでもかまいません。

固定リンク | コメント (5) | トラックバック (3)

東京23区放射能汚染に関して、コメントをいただきました。

まちがった事を書いてしまい、この場を借りてお詫びします。

ほんとうにすみませんでした。

 

noa様からコメントを掲載します。

210ベクレルというのは、1L中の放射能量です。ヨウ素I-131の変換係数は大人で 0.016ですから、210Bx1Lx0.016x1=2.4マイクロシーベルト。1年間毎日飲み続けても、1ミリシーベルトにも届きません。仮に1Lで 10マイクロシーベルトを被爆するのだとしても、1万リットルを一度に飲んで、100ミリシーベルト以上を急性被爆することは、不可能です。この記事は、 釣りですか?

written by noa / 2011.03.29 15:31


noa様

私は、一般の方に恐怖心を与える気持ちはありません。長い期間に放射能 を水や野菜から受けると子供たちが、甲状腺がんになることを書いただけです。私はスリーマイルアイランドの事故から5年後に研修医としてその近くの病院で 産婦人科をしていました。その時に放射能汚染によるいろいろな不可思議な経験をしました。あえて書きません。
乳児の場合100ccから200cc を3-4時間おきにミルクとしてのみます。水をいれて、たぶん1日1リットルですね。東京23区のその後のベクレルの数値もさがりました。でもロシア(旧 ソ連)の場合、放射能に汚染された水や野菜やその他の食量を何年もとり続けました。そして多くの子供たちが数年後に甲状腺がんになりました。水を1万リッ トルのむには1日1リットルで115年かかります。でも210ベクレルがもっと高くなったり、そのほかの環境汚染や食物汚染を心配して書いた記事です。
 
こ の記事は、アクセス数を増やすための釣りではありません。これ以上ひどくなることを心配して書いたものです。実際に私にとってアクセス数増加でお金をも らったり、患者が増加することもありません。アクセス数は、私にとって関係ありませんし興味もありません。ただ日本のことを心配して書いたものです。2号 機のタービン建屋の水は1000ミリシーベルト/1時間以上の放射線が出ています。作業員が1時間短時間に働くと1000ミリシーベルト以上の被爆をしま す。
でも誤解をお与えしたことをお詫びします。もし許してもらえないのでしたら、もうこのブログは閉鎖します。もう一度コメントでその旨を書いていただければ閉鎖します。すみませんでした。
written by DAICHAN / 2011.04.01 16:39

 

心配する気持ちは同じです。子供たちへの被爆影響については、私も憂いていますが、科学的でない 数値を、医師という肩書きを持つ方が公に発表することは、誤った知識を広めることになりませんか?2号機タービンの水についても、”1000mSv/hの 放射線量だから作業員は1時間で1000mSv被爆する”を明記されている。作業員は、防護服も着ずにその水に触れて作業するわけではありませんし、作業 上限被爆量もきちんと制限されています。直接その水を全身に浴びて、全被爆するのと、大気経由で皮膚に被爆するのとでも、被爆数値は大きく違います。長靴 をはかずに数Svを直接被爆した作業員が、健康被害を受けなかったのがその例です。

私はブログを閉鎖してほしいわけではありません。動機が良心からにせよ、医師の立場で、悪い方にも良い方にも、誤った情報を書かれるのは、どうかと思うのです。

written by noa / 2011.05.17 15:37


noa様

>2号機タービンの水についても、”1000mSv/hの放射線量だから作業員は1時間で1000mSv被爆する”を明記されている。

もし防護服を着ないと、1時間で1000msvを被爆する計算ですね。でも作業員は、作業着を着ているので、そんなには被爆しません。コメントで間違った書き方をしました。おわびします。

私は診療所で、xーrayを使うときは、自分がどのぐらい被爆したかをバッチをつけて計測しています。
鉛の入ったエプロンをつけて、撮ります。

> 作業員は、防護服も着ずにその水に触れて作業するわけではありませんし、作業上限被爆量もきちんと制限されています。直接その水を全身に浴びて、全被爆す るのと、大気経由で皮膚に被爆するのとでも、被爆数値は大きく違います。長靴をはかずに数Svを直接被爆した作業員が、健康被害を受けなかったのがその例 です。

同感です。防護服の下にあるバッチで測定できます。実際は二人の被爆量は173−180msvでした。そして仕事から解放されました。

>医師の立場で、悪い方にも良い方にも、誤った情報を書かれるのは、どうかと思うのです。

私はアメリカにおり、正確な情報を得ていないのは事実です。
そして日本のマスコミ、東電、保安院や政府が、事実を隠蔽していました。
もし私が誤解をひきおこす事を書いたのあれば、謝罪します。本当にすみませんでした。
でも日本の方が、内部被曝をされるとその結果がでるのは、5年後、10年後のことと思います。医師かパイロットかまたは原子力発電所の職員でないとバッチをつけていません。一般人の正確な被爆量は判りません。
放射能は、目に見えません、そして被爆をしても判りません。とても怖く、老婆心で書いた記事です。以前の東海村の事故でお二人が亡くなりました。

物理も原子力の事もよく判らない馬鹿な医師をお許しください。

しばらく、ブログで放射能汚染の記事は書きません。


written by DAICHAN / 2011.05.19 17:47

固定リンク | コメント (1) | トラックバック (4)

2011.05.02 18:20 |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  海外留学  |  DAICHAN  | 推薦数 : 6

米国在留無保険者の悲劇

「先生、咳が1ヶ月以上止まらず、時々痰に血が混ざっています。今では、熱もあり夜も咳で寝れません。」と新患の60歳の松山俊彦さん(仮名)が来られたのは、2週間前でした。

アメリカでは、65歳からメディケアに入れます。でも、今保険料が高すぎて無保険の自営業の人が多くいます。松山さんもアメリカ長期在住者で、レストランのオーナーシェフです。

ヘビースモーカーで1日3パックを40年続けています。急性気管支炎と初期の肺炎また肺がんの疑いがあり、胸部レントゲンを撮ったら、7x7x6cmの腫瘍が左肺上部に見られました。

病院に頼み、安くしてもらって450ドルで、胸部CTを造影剤なしとありでして貰いました。結果は99.9%がんだということで、日本に帰るように患者さんに言いました。無保険でも家や財産がある人は、公立病院でも有料です。

 残念ながら、私も何もできません。秋田県出身で、おねえさんがいらしゃるということで、5月8日にがん治療のため帰国されます。9歳と11歳のふたりの子供さんがおられ、長生きをしたいと懇願されましたが、まだ精密検査がされていませんので、肺がんの種類も、他の臓器やリンパ腺への転移もわかりません。ほんとうにお気の毒です。無事に生きてかえって来られるのをせつに願うものです。

 オバマ大統領の健康保険改革で、保険料が上がりまた多くの無保険者の中級家族が増加しています。

家族4人で月に1000ドルぐらいかかります。 

アメリカの悲しい現実です。

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

DAICHAN
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2011/05 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

新着トラックバック