今アメリカでは、中流層の無保険が多くなり、4,600万人もの人が無保険です。連日アメリカのテレビ、ラジオはこの問題を報道しています。オバマ案では、増加する医療費の負担を年収三千万円以上の高額所得者の増税でまかなうというものです。アメリカの失業率が9.5%の今、彼の政策は非現実的です。共和党の反対と一部の民主党の反対で、まだ可決にいたっていません。オバマ大統領は、今年中に医療改革法案を可決させると公言しています。でも私は、現実的に難しいと思います。日本の国民皆保険制と政治家による医療崩壊。アメリカの医療改革は必要ですが、オバマ案では医療費はもっと増加します。日本も与野党の政権交代の可能性が高いようです。8月30日が日本の決戦日ですね。さあどうなる事やら。日本の医師もアメリカの医師も政治に翻弄される今日この頃です。NewsWeek日本版で面白い記事をみつけたのでコピーしました。

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アメリカ政治

オバマ医療改革はずっこけるかも

Endless Summe

オバマが懸命に議会に売り込む医療保険改革法案は、「改革」とは程遠い代物だ

2009年07月21日(火)19時17分ー NewsWeek日本版

ハワード・ファインマン(ワシントン支局)


  バラク・オバマ米大統領は政治の波に乗るコツを心得ている。サーフィン大国のハワイで育ったせいだろう。彼は自分の手で歴史をつくることを切望してもい る。学生時代ハーバード・ロー・レビュー誌の編集長を務めたせいだろう。この経験のおかげで、ケニアとカンザス州出身の両親の息子が大統領になって新たな 歴史をつくれることに気付いたからだ。

 オバマは今、この2つの能力を同時に試されている。絶好のタイミングで波に乗って歴史をつくれるのか。

 実のところ、オバマはサーフボードから今にも落っこちそうだ。原因は医療保険改革。タイミングがよくないうえ、少なくともこれまで公開された彼の計画を見る限り「改革」と呼べる代物ではないからだ。

 機運を逃すのを恐れるオバマとその側近は、8月の議会休会前に上院が1000ページ以上の法案を通さざるを得ないように切迫感をあおっている。私はこの件に深く首を突っ込んでいる民主党議員に、上院は法案を通すだろうかと尋ねてみた。

「その確率はますます小さくなっている」と彼は言う。医療改革が死んだということではない。ただ、これだけは言える。今秋には医療改革をめぐる激しい国民的議論が起こり、その結果がどうなるかはまったく分からないのだ。

 タイミングが悪い理由は、この不況。おかげで連邦予算にはより大きな負荷がかかり、注目が集まる。数十年先には財政赤字を解消する(いわゆる「上昇曲線を折り曲げる」)はずの医療改革も困難になっている。

 オバマは医療保険改革を道徳面と財政面の両方から売り込む必要があることを分かっている。つまり国家破綻に陥って再起不能になるのを回避するには、医療費を制御するしかないということだ。

保険会社をもうけさせる法案

 だが、これまで議会に提出された3つの法案は、いずれも財政赤字を解消するどころか増大させる。無党派層を中心に長期の財政赤字に対する不安が深まっているため、最良の状況下でも実現困難な医療改革がさらに難しくなっている。

 ロバート・ギブス大統領報道官は、3法案には「上昇曲線を折り曲げる」条項が散りばめられているが、機能させるためには1つの法案に統合させる必 要があると私に語った。だが別の政治的問題がある。「上昇曲線を折り曲げる」方策は、さらなる歳出削減ではなく、増税による歳入増なのだ。

 オバマは自らの最終案に予算がつくようにすると誓っている。つまり長期的な財政赤字を増やさないというのだが、これはオバマ自身やピーター・オル スザグ行政管理予算局長が当初目指していたものからは程遠い。少なくとも「下降曲線」ではない。もしオバマが医療改革が財政的に不可欠だと主張するつもり なら、医療費削減によって節約できる額を示すべきだ。これまでのところ、そんな数字は出されていない。

 医療保険改革の波が衰えつつある2つ目の理由は、これまでに出された3法案が本来の意味での「改革」とは言えないことだ。

 当初の狙いは、過度に複雑なシステム全体を再考し、医療改善と支出削減を同時に達成するため、国民の医療に対する考え方を抜本的に変えようという ものだった。実現の道はあるはずだ。だが3法案はめちゃくちゃなシステムを見直すというよりも、関係業界の買収を狙っているようにしか見えない。

 保険会社がそのいい例だ。確かに、保険会社は既往疾患のある人にも保険を売るように義務付けられるだろう。だが業界はより厳しい規制と引き換えに 莫大な見返りを手にする。政府がすべての国民に保険商品を買えと命じるからだ。保険業界が議会の動きを賞賛する広告を出しているのもうなずける。

トルーマン大統領の夢に近づくか

 確かに、病院や医師や介護要員はより厳しく規制されるし、メディケア(高齢者医療保険制度)やメディケイド(低所得者医療保険制度)予算もカットされるだろう。だが今後も現在と同じ構造と機能が保たれる。

 確かに、多くの人々が税金による補助で保障を受けられるようになるだろう。だが誰もが機能不全で持続不可能だと認めているシステムに人々を放り込むことになる。

 オバマはなぜ勢いを失いつつある波の上でサーフボードに乗っているのか。1つは、彼が民主党議員らの妥協案をまとめることができると信じているか ら。民主党の議席数からすると、そうすれば理論上は法案を通せる。オバマは自分の説得力と細部に関する辛抱強さが勝つと信じている。そして、すべての人々 が医療保険に加入できるような制度を自分が作った、と宣言したがっている。

 だが厳密に言えば、3法案がオバマの狙いを実現することはできない。これらの法案には、すべての国民が医療保険に加入できるとは直接書かれていな い。だが国民に加入を義務付け、保険会社にも保険を売ることを義務付けて、そして保険に加入する経済力を持たない人々に補助金を出すことで、半世紀以上前 にハリー・S・トルーマン大統領が提唱した国民皆保険制度にこれまでで最も近づくことができるのだ。

 オバマはこう言いたいのかもしれない──「私はトルーマンの約束を果たした」と。言い換えれば、「私が歴史をつくった」と。だが波乗りオバマは今、ビーチから程遠い場所にいる。そして潮流がどちらに向いているのかは誰にも分からない。

 

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最近、海外留学斡旋業者の詐欺が増加している気がします。ハンガリー医科大学やアメリカ留学斡旋業者の一部です。浪人するより、アメリカの大学に行きましょうという事をキャチフレーズにしています。アメリカの大学は入学は意外と簡単ですが、4年制大学を卒業する人は、25%から33%ぐらいです。アメリカの大学では、絶えず小論文や小テストがあります。そして中間テストと期末テストがあり、とても難しいものです。これはアメリカ生まれのアメリカ人を入れたものです。日本人の場合、もっと低い卒業率になります。2年の短期大学を5年も6年もかけている留学生が多くいます。中には卒業できず、留学経験ありという日本人も多くいます。気をつけてください。多くの留学斡旋業者は、お金儲けを目的としていて、その留学生が卒業できるかどうかは関係がありません。

そういえば以前、アメリカのロスの4年制大学を卒業したと嘘をつき、国会議員になり、あとで辞任した方がいましたね。アメリカの留学は、ちゃんとした計画をしてちゃんとした目的をもって来ない限り、時間とお金の無駄になります。そんなに簡単で甘いものではありません。

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