最近やたらと医師のセクハラ事件が多い。以前に痴漢冤罪について書いたことがあるが、セクハラも女性が不愉快な思いをしてセクハラ(性的嫌がらせ)と抗議すれば、その行為をした当事者がそういう自覚が無くても、それなりの処分をうける。主にセクハラ被害者は女性だが、男性の少数の被害者もいる。

 このセクハラというものは、1970年代に、アメリカの女性雑誌”Ms”の編集主幹でフェミニストのグロリア スタイネムらが作り出した造語らしい。(ウィキペデイア参照)

 

 医師も(特に男性医師)、どういうことがセクハラなのかという事を、はっきり理解しておくべきである。そうしないと、明日はわが身である。m3の掲示板や2チャンネルを見てみると、意外と医師の方でも、女性に触れること自体がセクハラだという意識がないのには驚き、カラオケや飲み会に無理に連れて行くこと、お酌をさせることが、セクハラだということも知らない人が、多すぎる。ただダンスをしただけだとか、肩や足を触っただけだとか。もし相手の女性が、不快または不愉快と思えば、セクハラは成立します。

 皆さん、気をつけましょう。そうしないと、この二人の教授や故大阪府知事のように、人生を棒に振ってしまいます。

 ご用心、ご用心!

_________________ 

医学部教授を解雇 「女子学生に不適切な行為をした」

2007.12.4 20:37(MSN-産経News)

このニュースのトピックス:女性

 和歌山県立医科大(和歌山市)は4日、女子学生の体を無理やり触ったなどとして医学部の教授(43)を同日付で懲戒解雇処分にした、と発表した。

 同医科大によると、元教授は今年5月中旬の夜、指導している女子学生と食事をしたあと自宅に誘い、数時間にわたって女子学生の体を触ったという。

 女子学生は9月に大学側に相談。元教授を聴取したところ、「不適切な行為をした」と事実を認めたため、学内で組織する教育研究審議会で処分を決定した。

 医学部の宮下和久学部長は「今回の件は学生と教員の信頼関係を失墜させた。またセクハラ行為などへの注意を喚起しているなかで起きてしまい、大学側としてもしっかりとした対応をとった」としている

________________________________________________________________________________

セクハラ疑惑で聴取へ 先月減給処分の群大医教授
■東京読売新聞(2007/11/23)  セクハラ行為などで先月、減給処分を受けた群馬大医学部付属病院の50歳代の教授が、別の女子学生にも飲み会で5分ほど足を触るセクハラ行為をした疑いがあるとして、同大が近く、調査委員会を設置することが22日、わかった。同大は事実関係が確認された場合、再処分も含めて検討するという。
 同大によると、訴えの内容は、今年5月17日、教授の診療科が飲食店で研修医の歓迎会を開いた際、教授がこの学生の隣に座り込み、密着した状態で「将来、うちの科に来ないか」などと勧誘しながら、ズボンの上から太ももを5分ほど断続的に触ったというもの。
 学生は今年9月、学内の相談員にセクハラの被害を訴えた。当時、学内ではこの教授らの別のセクハラ行為について調査委が開かれていたが、このケースは調査の対象にはならなかった。
 同大は22日、取材に対し、「この件を含めると、早急に調査結果を出すのが困難になるため、切り離すことにした」と説明しているが、この件については教授に対する事情聴取をまだしていないという。調査委を設置後、女子学生を含め当事者から事情を聞く方針。相談の中で女子学生は「非常に不愉快だった」などと話しているという。
 この教授は先月29日、カラオケ店で実習中の女子学生とダンスをし、部下の助教2人のセクハラ行為も見逃したとして、減給処分を受けている。この時の記者会見では、今回のケースについて同大からの説明はなかった。
 

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.06 01:41 |  診療  |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  海外留学  |  DAICHAN  | 推薦数 : 11

日米医師の給料格差

 舛添厚労大臣の外国人医師を、日本の医療現場に取り入れる考え。アメリカからの助っ人は一人も行きません。というのは、日米での医師の給与格差です。では実際の例を書きます

 アメリカでは、研修医の1年目で、年収500万円から600万円、3年の研修終了時に、グループや病院勤務で、初年給1千500万円から、2千万円は最低です。これは、家庭医、内科医、小児科医です。外科医は、その1.5倍から2倍です。アメリカでは、より高い年収を、求めて世界中から医師が国家試験を受けに来ています。カナダやメキシコからも毎年、アメリカで働きたくて、医師が来ようとしています。

 それなのに、日本で医学部を卒業して、医学博士になった人を、僻地医療にまわす。医学研究で、博士論文を書き、医学博士になった外国人医師は、漢字を読むことも、患者さんとの日本語での、問診もできないと思います。舛添大臣は、政治学者なので、現場の状態は、分からないと思います。

 もっと日本の医師の給料を上げて、医師の刑事罰を無くさなければ、もし無条件でアメリカ医師免許を持っていれば、日本で働けると言われても、アメリカの医師からも、”おととい来やがれ”と言われます。それこそアメリカのメジャーリーグの現役野球選手を日本の二軍選手の給料で、雇うようなものです。そしてイギリスでも、アメリカ映画のSichoで、外国人家庭医が年間に2千2百万円もらっているというのを観ました。

 日本での医療水準は,WHOによれば世界一ですが、医師の年収と労働条件は、世界で最悪だと思います。

 Tai-chan先生も以前コメントで書かれていましたが、アメリカ大統領の年収は 40万ドルです。日本円で(1$=110円)4千400万円です。多くの外科医、麻酔科医、産婦人科医などが、それ以上の年収があります。

 それで、財務省が3%以上日本の医療報酬をさげる事を、かんがえていましたが、何とか医師の反対で、それは無くなったようですが、勤務医の先生方は、自給にすると、300円しかもらっていない方が、日本でいるようです。

 今頃コンビニで、働いても自給600円以上です。それでも、自分の子供に医学部を、目指せとは言えないと思います。確かに、失業は無いでしょうが、毎年、医師歯科医師の過労死、過労自殺、病死は、増加しているような気がします。日本の政治家は、いったい何を考えているのでしょうか。

 ではまた。

固定リンク | コメント (20) | トラックバック (1)

DAICHAN
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2007/12 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

新着トラックバック