医龍2の第6話(11月15日放映)を見た。外山誠二(高橋一生)は東都大学医学部心臓外科教授の末っ子で、腕はよいが、他の医師や医療関係者と、性格的にうまくいかず、先輩の講師を殴り、天才心臓外科医の浅田龍太郎(坂口憲二)がいる北洋病院に左遷される。いつも優秀な兄たちと、比較され劣等感のかたまりであった。いつも勉強勉強で、90点でも、父親に叱られた。台風でも塾に行かされた。そんな外山を、浅田は、自分の心臓移植を目指す、チームメデイカルドラゴンに入れない。 ”お前には、医者として決定的に足りないものがある”といわれる。外山には、周りとの協調性が無く、患者に対する思いやりを欠き、いかに早く手術をして浅田に対して自分を、アピールするかしか頭に無い。あるとき、大動脈弁置換術を、30分も浅田より早い、2時間30分で、終わらせる。そんなとき、外山は、自分の手術をしたおばあさんと、いろいろ今まで自分のことを話す。そして、その患者さんに、誰でも自分ひとりでは、何もできないと教えられる。
そんな時、ICUでその患者さんが心停止を起こす。すぐに緊急再手術をする。その時、自分の手術ミスを発見して、手術中、台風による停電で、懐中電灯と、みんなの協力で、何とか、再手術を無事終わらせる。そして、患者さんのご主人になぜ再手術をする必要があったかと詰め寄られ自分の手術ミスを認めて、土下座をして謝罪する。そして許してもらう。外山は浅田にまた頼む。”外科医は術野を見るだけでなく、患者を診ることが必要なのがわかった。第二、第三助手でもいいから、チームに入れてくれ、またみんなとオペをしたいから”と。浅田は承諾する。
そんな時、北洋病院をコントロールする外資系ハゲタカファンドは、病院をつぶして、入会金一千万円の富裕層を診る人間ドックを、中心にした自由診療の病院を作ろうとする。
以上が第6話の概要である。でも現実的でないことが多いが、ドラマとして感動した。最近は、涙もろくなって思わず泣いてしまった。
でもアメリカでは、絶対に謝罪はしない。そして簡単にすべきでない。数年前、ある日本人のタイヤ会社社長が、アメリカで記者会見中に謝罪した。
それは、アメリカフォード社の一番人気のあったSUV車のエクスプロラーが、タイヤ破裂を起こして、横転して死亡者を何人も出したからだった。ものすごい数のタイヤ(その車につけてあったタイヤ)を、無料で交換した。でもその謝罪が、裏目に出た。
米国フォード社は、死亡事故の責任をそのタイヤ会社に、押し付けて謝罪はしなかった。そして、タイヤの無料交換費と賠償金を、その日本タイヤメイカーがすべて支払うことになり、アメリカでのその日本タイヤの信頼が無くなった。謝罪をした日本人現地社長は辞めて、アメリカ人副社長がかわりに社長になった。莫大な赤字を出し、信用を失った。実際は、フォードのその車のマ二ュアルの空気圧が低く過ぎたためだったのと、車の車高が高く、幅が狭かったのである。
残念ながら、アメリカでは、謝罪や土下座はやはりできない。とんでもないことになってしまう。
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