< SiCKOの大罪とうそ2 | メイン | 医龍2と医師の土下座ー1 >
2007.11.24 15:37 |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  海外留学  |  医療事故  |  DAICHAN  | 推薦数 : 5

医龍2と医師過誤裁判

 医龍2で、心臓手術でガーゼを、8年も置き忘れて、患者が胸の痛みを何度も訴え、主治医、病院に再検査を要請して、教授のミスが分かるが公開しない。セコンドオピニオンを求めて、他の医師による再手術、そして謝罪を受け入れて無事退院。ハッピーエンドですね。

 アメリカでは、このようなケースでは、確実に民事裁判で、医師と病院は何億円も取られて、裁判にお金はかからない。でも患者さんが、勝てば、33.3%から、40%の成功報酬を弁護士が取る。日本での訴訟や裁判は、年間1000件ぐらいですね。うらやましーい!!!アメリカでは、ほぼ100%の確立で、、民事裁判になります。まあテレビドラマですから、このような結末でしょう。

 でもこれから、日本で弁護士の数が、二倍になり、裁判員制度が、アメリカのように日常茶飯事になると、福島県のことや、奈良県のようなことが、多くなるのは火を見るより明らかです。そして医療過誤裁判や訴訟は、確実に、今の100倍から1000倍以上つまり、年間1000件から、十万件から百万件以上に成るでしょう。これは、ドラマでは無く日本の現実です。日本の医師は、ますますストレスが増え、バーンアウトが起こり、医師の早期引退、自殺が増加します。医師を増加せず、弁護士だけを増やすようなアメリカのミステイクが、日本で起こらないことを望みます。

固定リンク | コメント (2) | トラックバック (1)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/AKH/20071124/1/trackback

トラックバック一覧

対策を出せ
Excite エキサイト : 政治ニュース <自治体病院>累積赤字1兆8585億円 財政圧迫を露呈 [ 11月24日 02時33分 ] 少子高齢化の社会保障政策で、一番目立った現象とな... [続きを読む]
posted from 少子高齢化の溜め息 2007.11.24 17:32

コメント

コメント一覧

米国の医療保険を研究している研究者です。時々、読ませていただいています。米国の医療保険を研究している理由は、今後の日本の医療制度の、いい意味、悪い意味、ある程度の将来が見えるからです。今年は3回ほど、ワシントンDCの医療保険団体やCAのサンクレメント、サンフラン、ロスの保険庁に資料調べに行きました。
来年は大学の先生方と訪米するつもりです。
おっしゃるとおり、米国の一番ダメなところを日本は真似しています。今後も頑張ってください。
written by ケンタロウ / 2007.11.24 17:42
ケンタロウ先生
 私の記事を、読んでいただいて、コメントまでいただいてありがとうございます。先生は、医療保険を研究されておられるのですね。
 先生の言われるように、日本では、アメリカ医療の悪いところばかりまねをして、リスクマネイジメントをするのが、遅れています。先生も日本医療のためにも、がんばってください。応援します。
written by DAICHAN / 2007.11.26 04:19

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。
DAICHAN
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2009/01 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

  • 死にかけましたー医者の不養生
    • 夢見る掃除人 (01.07 21:20)
    • takachan (01.06 21:22)
    • 夢見る掃除人 (01.03 12:08)
    • たぶんいし? (12.28 18:25)
    • nino (12.25 13:10)
    • DAICHAN (12.25 09:28)
    • 夢見る掃除人 (12.24 12:43)
    • DAICHAN (12.23 02:46)
    • nomad (12.22 18:23)
  • 不景気なアメリカ
    • たぶんいし? (12.28 18:45)

新着トラックバック