それでもボクはやっていない。という映画を、ロスから成田の飛行機の中で観た。もう観られた方もいると思うが、この映画は痴漢冤罪の話だ。無罪なのに有罪になった若いフーリターの話だ。私の弟が勤務医だった時、満員電車では、痴漢と間違えらないように、いつも手を上げて乗っていたと言う。日本では司法崩壊も起こっている。司法試験合格率が、3%ぐらいだと聞いている。人口に対する弁護士数が極端に少なく、裁判官、判事、検事、弁護士たちが、それぞれ多くのケースを、抱えている。そのため裁判は、時間と費用がかかり、有罪率が99.9%。弁護士過剰のアメリカでは考えられないことだ。法科大学院のあるアメリカでは、司法試験合格率は、80%以上だと思う。陪審制は確立され、一般の民間人が参加することが、義務ずけられている。この国は何でもすぐ訴訟を起こし、示談、裁判数がとてつもなく多い。それは、成功報酬制が関係している。民事裁判では、示談の場合は33.3%、裁判の時は40.0%を 弁護士が取ることになっている。敗訴の時は、何も払わなくてもいいというものだ。当然弁護士は勝てるケースと被告が支払い能力があるケースしか扱わない。今日本では、弁護士不足のために、アメリカと同じ法科大学院を作り、裁判員制度を作り、十年後には弁護士数が今の二倍になるという。当然医師に対する民事訴訟も増加するだろう。でも政治家の大半が、元弁護士、または、法学部卒業の日本では、医師を守る法改正は、困難だと思う。アメリカのような状態にならないことを望む者である。
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