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4~5年前なら、徹夜当直明けでも翌日普通に仕事をして飲みに行けていた。
昨夜久しぶりの当たり日で、ほぼオールナイト当直。
翌日の今日は午前の外来の合間に1時間仮眠。普段なら少数の予約患者と予約外患者を診るのが私の仕事だが、予約外患者は他のDrが診てくれた。ありがたやー。
朝食は気持ち悪くて食べられず。昼食はがんばって食べたらvomit。夕食は普段の3分の1くらいで満腹。
夕方4時から外勤日だった。外勤先で夕食を17時に食べ、夕方17時半から21時前まで爆睡、目覚ましで起きる。お酒なんて一滴も欲しくない。代わりに(?)ガスター。
夜の回診を済ませて、このブログ書いて、今からもう一度再入眠。
お風呂は明日だな、こりゃ。
徹夜当直になったが、体制としてはオンコールだから、無給なところが悲しい。おまけに、駐車場に車を泊めたから、いつも100円の駐車場代に駐車場代1100円とられた。身体に鞭打って働いてさらに1000円の赤字かあ。
『人生あきらめが肝心』
こんなもんだと受け入れてもう寝よ。
優先順位がおかしなアスペルガー上司=Dr.As
私が外勤中に私の患者が暴れ出した。その日、フリーだったDr.Asに連絡がいった。
不穏時指示としてあらかじめ処方していたリスパダールを服用させてくれたのはいいが、まだ暴れている患者を置いて立ち去ってしまったという。
10分くらいして、私が外勤から戻り、連絡を受けて病棟に駆け付けた時には、まだ興奮し続けている患者が保護室でもない普通の部屋に鍵をかけて閉じ込められ、中からドアを壊そうと蹴ったり叩いたりして暴れている。部屋のすぐ外には患者の母親と看護師が数名いて、鍵はささったままという異様な状態。Dr.Asの姿はどこにもない。
体重40kg、広汎性発達障害の中学生の女の子。彼女の力ではおんぼろドアでも蹴ったりするだけで外すことはできないだろうが、保護室でもない部屋にはガラス窓もあり、ドアにも通常のガラスがはまっている。室内には椅子などあり、ガラスを割ろうとしたらできてしまうような危険な状態。窓からも離院の危険もある。入れる保護室もない。
しかたないので、彼女が怪我をしないように自分で押さえることにした。推奨される方法ではないが、相手は小さな女の子で、差し迫ったリスクを回避するのには一番手っとり早かった。それに看護師が入ってきたら、ますます興奮が激しくなるだろうし、ジムやダンベルで鍛えている私には、彼女をガラスから引き離すのは容易であった。
1時間半ほど私の腕の中で暴れ、疲れた様子で落ち着いた。
詰所で様子を聞くと、アスペルガーの看護師にしょうもないことでねちねちキーキー言われて、かんしゃくを起こしたんだろうな、ということが推測できた。(その看護師はしょっちゅうトラブルの元となる)
彼女が暴れている間、Dr.Asから病棟に電話あり、てっきり暴れている患者がどうなったのかの問い合わせかと思った看護師に、「僕の印鑑そこにあるかな。置いといてね。」
まだ暴れていることを報告した看護師に「ふーん。じゃ、印鑑置いておいてね。」
出ました!口癖の「ふーん。」
暴れている患者には興味ゼロ。印鑑にMAX。そりゃ私の患者だから私が対応しますよ。でも病棟医長なんだからちょっとは気に掛けてもいいような。
それに印鑑って100均のシャチハタ、誰も盗みません。
人当たりはいいんだけどな。悪気はないのはわかるんだけど、毎日毎日ネタ提供してくれなくてもいいのにな。
本日、診断書類を書くための医療事務を雇ってくれと頼みに院長室にノーマル上司と行ってきた。わざわざ診療報酬がいくらつくからという資料まで持って。
以前に書類のことは地域連携室に直接言ってくれと院長が言ったから頼んだが、年金書類はPC入力ができないからと断られていた経緯がある。PC入力は諦めて、手書きするために医療事務を雇ってほしいという要望をすることにした。
それに対する院長の答え⇒「地域連携から仕事が増えて大変だと泣きついてきた。あんまり言わないでやってくれ。」
はあ??
地域連携に書類を頼めと言ったのは院長でしょ。本来地域連携の仕事ではないと思うから、こうやって書類用の医療事務を雇ってくれと頼みに来ているんですが。
⇒「こちらから地域連携に言っておくから。」
意味がわかりません。
直接言ってくれ、言わないでくれ、こちらから言っておく??
どういう三段論法ですか、それ。
アスペルガー院長には視覚的にわかりやすくしてあげようという配慮からレセプト資料をわざわざ持参したんですけど。
発達障害を比較的たくさん診ているノーマル上司と私ですが、さすがに院長クラスともなると、我々の予測範囲を超えた反応を示してくれます。
さぁ、お次はどう攻めていきましょうか。こんなことで年金シーズンの7月に間に合うのでしょうか。
しかし、地域連携室の下二人はいつも働いているのを見るけど、奥のほうにいるお局さん2人は、一日の半分は居眠りして、3割くらいはティータイムしているんだけどな。どこが大変なんだろうか。今度、証拠写真でも撮ってこようか。
管理課にいる事務員たちも以前、部屋に入ったら9割の人が居眠りをしていた。この人たちに書かせたらいいんじゃないかとも思うが。。
先週は院長に対して怒りを伝えた。その後、地域連携室の師長にも怒りが。
数多くある診断書類をすべて手書きしているうちの病院。この一年間に私が書いた書類数は市町村・県・国に提出する公的な診断書だけでも100枚超。精神科医3人あわせて200枚くらいだろうか。一枚あたりの記載量も多く、そんなに内容が変わることもなく、1~3年毎に前回のを写しながら書くことがほとんどだから、パソコンでの記載にしたら楽になる。
うちの病院ではそれは地域連携室の仕事なので、パソコンでできるようにしてくれと頼みに行ったら、師長は「数が多いのでできません。」と嫌そうに断ってくる。
「数が多いからパソコンで入力できるようにしたいんです」と言い、「院長にも話をつけているから、やってください。」と言い放って帰ってきた。
その後、「院長に確認したらやってとのことだったので、できる限りでやりますが、書式を役場に電話したらもらえないとのことだったので、最初の枠を作ってもらえませんか。地域連携にそういうパソコン技術を持った人はいませんので。」
はあ?まず、院長にわざわざ確認したんかい。こっちが院長に話を通してなかったらやらない気だったわけ?それに書式を作れだ?私、精神科医であって、パソコン担当じゃないんですけど。しかも、本当に役場に頼んだのか?
断るための口実だと疑いが強かったので、福祉課etcに電話をかけまわってみたら、普通に書式テンプレートをメールで送ってくれるとのこと。地域連携室長、いつもきれいなティーカップでお茶しているだけだとは聞いていたけど、ここまでとは。
金曜日の夕方。時間がなかったため、5種類の診断書のうちの2種類の書式しかまだ手に入っていないが、全部集まった時には首を洗って待っていろ。
今の病院での私の任期はこのままいけば9月末までことになっているけど、立ち去り型サボタージュなんてのはする気ない。辞めることが唯一の主張ではいけない。AD/HDの特徴をせっかく持って生まれたんだから、私はそれを大いに使おうと思う。主張して改善する。後任に「いいところだからおいでよ」と心から勧められる環境づくりを目指して改善していきたい。
年度末が近づいている。
うちの病院は全体ではたいてい黒字がでているようだ。
しかし、毎年この時期には院長の機嫌は最悪とのことで、今年も例年によらず機嫌が悪い。
今週は精神科単独での採算うんぬんをDr.Noに言ってきたらしい。また、非常勤で週一回なら他大学医局から精神科医を派遣してもいいと言ってくれているのに、大した給料も払わないくせに採用を渋っている。そんなに単独採算が重要なら、医教連携だの、育児相談だの、児相との連携だの、講義だの、そんなお金にならない事業から撤退させてくれたらいい。学校の先生と長時間話をしても、診察料もとれないし、こちらの時間と気力ばかり奪われる。被虐待児への対応には、時間も人手もたくさんかかるのに、費用はとれない。意味のある仕事ではあると思うが、コストがとれず、ボランティア活動にしかならないのが現状だ。
今年度から精神科医が5人から3人に減り、心理士数も2人から1人に減った。新患数はわずかに減ったが、これは心理士がいなくて検査予約が入らないから。これだって、新患検査が入らないから心理士を雇ってくれるように何度も言っているのに、今いる心理士が働いていないのか?というとんちんかんな返答。同時に何人もの心理検査を行えるはずがないことくらいわからないのだろうか。精神科以外からも心理検査オーダーは多いので、昼休み返上で検査をしてもらっていることが多いのに、どんだけ失礼なことを言うつもりなのかと思う。再診数は医者の数が減る前の年度までと変わらない。外来日は決めているが、それだけでは収まるはずもなく毎日毎日外来をしている合間に、数々のボランティア活動をこなしている。Dr.Noも私も、かなりがんばっていると思う。
誰がお金にならない仕事を持ってきたのか?⇒もちろん院長である。院長が理想を掲げた。自分でやればいいのに精神科にやれと押し付けてきた。それなのに、単独で利益をあげろだ!?かなり腹がたったため、院長宛にプロブレムリストを作って今週中に提出することにした。簡潔に7つの問題点を挙げ、最後に、今年10月以降に当院を希望する医者は現時点で我々の所属する医局内にはいない、という事実を書いた。嘘でも誇張でもなく、それが現実だ。私がこの病院に異動するときには、他の医局員に同情されながら送り込まれた。こんな僻地に来たい医者がいると思っているんだろうか?まず目をあけて現実を見ることをお勧めしたい。そして、この病院の精神科が廃止になっても、働いているDr.Noも私も、次の就職先には全く困らない。大事にされないのにしがみつく必要はない。Dr.Noには恩を感じているが、院長にどう思われようが知ったこっちゃあない。たとえ院長と喧嘩をしようが、「伝説になったらちょっと嫌だなー」くらいにしか思わない。方針が時期によって変化して、下っ端に八つ当たりするような院長なんて、そのくらいの権威しかない。
・・・ま、科単独ではほんとに赤字なのか、どんだけ赤字なのか、今も知らずにいられるのが、勤務医のお気楽なところだとも思う。
5年ほど前の大学病院医師の給料明細を見せてもらったことがある。月給10万数百円。日給でも週給でもなく月給。当時、その医師は月に350時間くらい大学病院で働いていたという。新人医師ではなく働き盛りの中堅医師。外来・病棟・教育まで携わっていた。もちろん非常勤の扱いで、残業代は一円もでていない。
単純に時給換算したら、300円を切っている。5年前に、今と物価がそう違うはずもなく(むしろ今の物価より高かったかも)、最低賃金を大きく下回っている。そう指摘すると、「まあそうだな。」と見せてくれた医師は苦笑いしていた。
2年前に私が大学病院に勤めていたときは、時給としてはファーストフード店で高校生がアルバイトをするのと大差ないくらいの給料をもらえた。超過勤務表は渡されたことも見たこともなく、残業はすべてサービスではあったが、同期が多かったので、残業時間は少なくてすんだ。月給自体の若干の値上がりもあった。
高校生のバイト代とかわらないことは釈然としなかったが、時給300円の給料明細を見せられると、大幅アップに感謝するっきゃない。
近所の公立病院では、看護師がたびたびストライキを起こすらしい。
外来途中でも、救急病棟でも、「今からストに入りますので。」といなくなるとのこと。その間は、医師が外来で患者を呼び入れ、血圧を測り、採血をし、コピーをする。病棟の点滴管理までもすべて医師がやるしかない。
当然外来も停滞し、病棟でもいろいろ問題が起こるだろう。看護師のストライキという名目の怠業によって起こった問題でも、責任者は医師。看護師による殺人未遂として警察が介入しても不思議でないような気がするが、医師が走り回ってなんとかしちゃうから、『労働者の権利としてのストライキ』で済んでいるんだろうな。
医師は「やってられない。」そうでしょうね。
今年春に内科医4人が撤退するらしい。
しかし、人間万事塞翁が馬。
内科医4人撤退したらその公立病院の存続はわからないが、以前に『病院崩壊』というタイトルで書いた病院は、内科医を1人確保できることになり、首の皮一枚でつながる見込みができてきたとのこと。
まあ、そこまで医師に負担を強いて病院を存続させるのがいいのか、それとも解散するのがいいのかは、立場によって意見が分かれるところでしょうが。
以前に勤めていた大学病院でそんな言葉があった。
看護師に休日の緊急MRIを撮りに連れて行ってと頼むが、「休日は人手が足りないから無理です。」と断られる。仕方なしに医師が自分で患者のストレッチャーを押してMRI室まで連れていく。
CVカテの挿入?「2日前までに何時に入れるか予約してください。急に言われても無理です。」仕方なしに、医師が介助に入る。
同意書?「私たちは触りませんので、どこにあるのかも知りません。そこらにいる医者を捕まえて聞いてください。」普段と違う病棟に行くと、なにがどこにあるのか探すだけで長時間をとられる。
採血は前日15時までにオーダーすればしてくれるが、それ以降のオーダーは通らない。点滴はいつオーダーしようが、医師の仕事。 平日日勤帯以外に処方箋を書いたら、薬局まで医師が取りに行かないといけない。
極めつけは、患者さんの話を聞いてと頼んだら、「(検温表などPC上の)入力で忙しいんです。」と断られた。
医者である私は、看護師から“看護サイド”という言葉を聞くたびに、なんでどちらかのサイドに分かれて敵対しようとしているのか?と疑問に思った。
しかし“看護サイド”は“医師サイド”が一方的に無茶な要求をすると心底思っているらしい。
コメディカルという考え方は大学病院では普及していなかったようだ。
看護サイドと医師サイドに分かれている病院って、他にもあるのかな?
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以前に田舎の総合病院の内科医からこんな話を聞いた。
地域の医院から90代後半の誤嚥性肺炎、もともと寝たきりの患者が紹介されてきて、その病院の若い内科医師が診ることになった。回復の見込みはない状態。地域で唯一の総合病院に、そんな患者を入院目的に紹介ということ自体がその開業医のおかしなところではある。
が、しょうがないので、亡くなるまでの数日間を入院させたらしい。
亡くなった後、こともあろうにその開業医、「亡くなったのにこちらに電話がなかった。知ったのが遅くて葬式にも行けなかった。地域との関係を大事にしているのに。」と、怒って主治医に電話してきて、挙句に院長まで文句を言いに行った。
葬式は、家族が呼ぶものだ。呼ばれなかったといって、病院に逆恨みされても困る。
亡くなったら連絡してほしいなら、「代々懇意にしている患者だから、もしなにかあれば夜中でもかまいませんのでご連絡いただけませんか」とお願いすればいい。それもせずに、「連絡がなかった」と怒られても、という話だ。
そもそも、もともとなんで看取らなかったの?とも思う。患者家族が入院を強く希望したのかと思えば、「先生にこちらに紹介するからと言われた」と。
文句を言われた院長は、仕方なく事務長とともにその開業医に謝罪に行った。
その話を聞いた誰もが、その開業医の方がおかしいと分かっている。当然院長だって分かっている。
オトナの対応なんだろうけど、釈然としない。
「そこまでおっしゃるなら、当院に紹介していただかなくてけっこうです。当院からも紹介はいたしません。」私なら言うだろうな。
救急車がバンバンくる病院で月5回も当直して、翌日も通常勤務という過酷な勤務状況で、しかも少ない給料。
「大事にされているから、感謝されているから、自分が辞めたら地域住民が困るのが分かっているから、なんとか頑張ろうと思っていた。」と話す。
話をしてくれた内科医は今年の秋に病院を移ることにした。
後任はいないだろう。労働条件が悪すぎる。
ただでさえ月5回の当直がさらに増えたら、さすがに他の医師も続けられないだろう。
その総合病院の崩壊は近い。
その開業医のせいとは言わないが、その内科医のせいでもない。
状況をわかっていない患者から「救急外来に行ったら、医者の愛想がよくなかった」などの投書があったという。疲れ切っていたところに少しずつモチベーションを削がれていたのは想像に難くない。
もちろん、総合病院を残そうという住民の方が多かっただろう。夜中にフラフラと疲れ切った医師が官舎に戻る姿を見て、せめてと官舎の掃除をしてくれていた、申し訳ないという。
しかたない。
潰れる運命であった。すでにずいぶんたくさんのヒビが入っていた。壊れるのが早まっただけだ。
の貼り紙が必要だったのかな。
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