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物持ちのいい私の母。
鉄製のフライパンはもう35年以上愛用中。
フライパンといっても、底が平たいやつではなく、中華鍋の片手鍋バージョンのようなもの。炒め物や焼き物はもちろん、揚げ物も煮物も、薫製まですべてこなす万能調理器。
もともとは鉄の色がそのままで、すぐに油を塗らないと錆びがでてきたとのことだが、現在は黒々とした立派なフライパンに育っている。
ダッチオーブンは黒々と育てるのが目標という人もいるのだが、実家のフライパンは毎日の料理にただ使っていたらそうなっただけ。いつも短時間でとても美味しい料理が出てくる。
ルクルーゼだ、ストウブだ、野田琺瑯だ、と、私はついつい高級だが高価なものに頼ってしまうんだけど、元々3000円弱のフライパンを、どんな高価な鍋よりも高級なものにしてしまう母を見習いたいなと思う。
私の片付けられないところは母譲りなんだけど。そこは見習いたくなかったな。
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